翌朝起きると、どんよりとしていた。
釣りやカヤックでお世話になったトシオさんに挨拶しにいき、船乗り場に。
昨日の夜飲んだ仲間も見送りにきてくれた。
すると、港で大雨が降り出した。
どしゃ降り。
船に乗り、大雨で荒波の中を石垣へ向かった。
乗った船の次の便は欠航していた。
今回の旅の起点は石垣島だった。
島に行く時は石垣島に一回戻って、また目的の島まで船で移動した。
そして、石垣へ。
石垣について、伊原間を目指す。
伊原間の宿で小さな音楽会があるためだ。
と、その前に焼き肉。
石垣牛はなかなか有名なのだ。
牧場の前の焼き肉屋さんへ。
うまい。うまい。
久しぶりに沖縄料理以外のものを食べたことに気づく。
それから伊原間へ向かう。
すでに舞台はできていた。
沖縄民謡とブラジル音楽。
夕暮れとともに音楽祭は始まった。
沖縄民謡は実にいい。
三線と宿のにぃにぃの伸びのよい声。
おじぃの落ち着いた少し枯れた沖縄の歌。
こんな歌に包まれると、沖縄っていいなとつくづく思う。
そして、ブラジルのボサノバやサンバのノリ。
この時はみんなステージの前に行き踊った。
声を張り上げ歌を歌い、踊る。
自分の体を使うと自分も参加している気分になって楽しい。
それから、腹の出たおじぃが面白い芸を繰り広げ、宿の孫の女の子がオリオンビールの歌で踊る。
何とも、ほのぼのした幸せな音楽会。
歌い踊り疲れ、眠りについた。
翌朝、バスで石垣市街へ向かう予定だったが、バスを待ってもこない。
沖縄の時間だからと思っていたが、行く待ってもこない。
聞いてみると、今日はバスが来ないという。。。
宿のおじぃに石垣の市街まで送ってもらった。
旅日記の続きはコチラ「ふらっと行った(竹富島)」