日別アーカイブ: 2008/6/25 水曜日

最も気に入った島(西表島) その3

前回の旅日記はコチラ「最も気に入った島(西表島) その2」

この日記には適した写真がない。
あるのは記憶だけ。

どんどん長く続く、この沖縄日記。
写真がなくて、文字ばかり。
読みづらいと思うけど、写真はなし。

なぜなら、水にドボンとしそうなことばかりした日だったから、カメラを持ち歩いていなかった。

船浮から宿のおじぃに船と車で上原につれてきてもらった。
上原に着くと、宿に荷物を置き三拝云のとしおさんのところへ。
甘い甘いパイナップルを食べながら、いろいろと話す。
アスファルトの上で話していると、もう7時だというのにまだ日射しを感じる。

近くの食堂で夕食をとってから、蛍を見に山の方へ行く。
蛍は成虫がそこそこ飛んでいたが、この場所では時期が終わりかけていた。
暗くなるにつれて、蛍は光を灯し始め、緩やかに光っては消えた。
ただ、蛍は人があまりいない所で見るもんだなと実感する。

それから、海釣りへ。
海釣りの経験は中学の野外学習だけ。
船酔いして、針を手に刺す、吐く。いい思い出がなかった。
今回は全く酔わず、餌(サンマ)に食いついた時の針のタイミングもつかみ、2匹をつり上げた。
そして、静かな闇に包まれた海の上にぷかぷか。
見上げれば満天の星空。
たまらない。
ここは海に浮かぶ別世界。

遠くからは鳩間島 音楽祭の音が聞こえてきた。
翌日はシーカヤックをすることに決めて、眠りについた。

今日は一日シーカヤックだ。
最初は海を、それから川(仲良川)を上る。そして滝(名もなき滝)に行き着くというコース。
シーカヤックは屋久島でやって以来。ひさしぶりだ。

カヤック日和の晴天。
日焼けして真っ黒になること間違い無し。

行きは二人乗りのシーカヤック。
潮の満ち引きに対して行きも帰りも逆に進む。
なかなか手が疲れる。
マングローブ林が続く。
ただ、海水が混じる場所と真水の場所では植生が異なっていた。

太陽を、風を感じながら、青い空と鮮やかな緑のマングローブを見ながら、ゆっくりとカヤックを漕いだ。
カヤックを降りて、山をしばらく登る。
すると、突如表れた。滝だ。

落差があるので、水しぶきが飛んでくる。
滝壺もかなり大きい。
「せーのっ」ドボン。
「冷てーー」。
夏だ。夏だ。やった。夏がきた。
まさに、そんな気持ちになった。

滝に打たれてみたり、滝壺を泳いだり。
ちょっと疲れたので、石の上で昼寝。
昼飯を食べて、また来た山道を降りた。

帰りのカヤックは一人。
また、潮の流れに逆流。
さらに、ラダーがおりていなかった。
ラダートは、カヤックの後ろに付いている舵のようなもの。
しばらくして、ラダーの威力を知ることになる。
単なる一枚の板なのに、こんなにも偉大なものだとは。。。
ラダーがないと、方向が定まらない。
潮に流される。
まっすぐ進まない。
川底が浅い所はヒヤヒヤ。
流されて、長い距離を漕がないといけない。
力づくでなんとか進む。
気合いだ。気合い。
うわー、進まない。
みんなが先を行ってしまう。
進め。こっちだ。潮に流されるな。
ブレーキをかけて方向を変えねばならず、せっかく進む勢いを殺してしまう。
もったいない。
本当に力づくで、なんとか港に着いた。
汗だくだった。

後で知ったのだが、カヤックに乗りながらラダーを簡単におろせるらしい。。。
とほほ。

それから、ビールとシャコ貝で乾杯。
うんまい。このシャコ貝の潮の香りがたまらない。
真っ黒に焼けた体とビールとシャコ貝。なかなかの取り合わせだ。笑

それから、カンピラ荘に泊まっている人とロビーで飲み、それから飲み屋へ。
ああ、もうお腹いっぱいだ。ふー。

泊まっていたマリンペンションたいらに戻って寝た。


旅の続きはコチラ(良く立ち寄った島(石垣島))


沖縄(八重山/西表島)旅の写真はコチラ

http://teratown.com/OKINAWA2008.html

久しぶりに言い放ってやる

旅がしたい。
沖縄、八重山の波照間の、西表の青い晴れた海にいたい。

俺は青い空が好きなんだ。
俺は青い海が好きなんだ。

広漠たる大地が好きなんだ。
草一本はえない砂漠にいたいんだ。

また、ウユニに、もちろん雨期に行きたいんだ。
アラスカにだって行く。
もちろんナミブ砂漠だって。

常に冷静になんていられない。
俺は行きたいんだ。
そこに。

以上。