旅仲間が何人かいる。
今も世界のどこかを旅している仲間が何人もいる。
1年以上旅を続けている奴もいるし、2週間ぐらいの奴も。
アフリカ、アジア、中東、中南米、ヨーロッパ。日本をひたすら歩いている友達も。
いろいろな仲間がいるけれど、基本的にみんなほとんど連絡を取らない。
ブログとかそういったものもほとんどつけない。
そういった類のものが嫌いな仲間が多い。
不器用なのかもしれない。
だから、どこにいるか全くわからない。
しかし、だからこそつながっている感覚になる。
あまり連絡を取らないからこそ、お互いを信じあえる関係がある。
星野さん流に言えば「離れていることが、人と人を近づけるんだ。」という感じだろう。
どこで何をして、どんな出会いをしているのだろう。
みんな楽しんでいるのだけは確かなんだろう。
元気に日本に戻ったら、また語り合いたい。
こんなことを思ったのは、星野さんの言葉に触れたからだろう。
「遠い昔に出会った誰かが、自分を懐かしがっていてくれる。
それは何と幸福なことだろう。」
「ぼくが暮らしているここだけが世界ではない。
さまざまな人々が、
それぞれの価値観をもち、
遠い異国で自分と同じ一生を生きている。 」
「あわただしい、人間の日々の営みと並行して、
もうひとつの時間が流れていることを、
いつも心のどこかで感じていたい。 」