2008/7/1 火曜日

感動をつくれますか? 久石譲

Filed under: diary, art, 写真, — takeshi @ 1:25:09

「努力して美しきものを生み出せる人々っていう」昔のエントリーでは久石さんのことを思って書いた。

久石さんの曲では菊二郎の夏の「summer」やあの夏、いちばん静かな海「Silent Love」キッズリターン「KIDS RETURN」や「MEET AGAIN」そしてAsian Dream Songなど最高に好きな曲がいくつもある。特にsummerなんかは最高だ。自分のプロフィールの好きな音楽にも「久石譲」と書いてあるぐらいだ。

他にも好きな曲はある。久石さんの作る曲は本当に素晴らしい曲ばかりだと思う。そんな風に常に継続して素晴らしい、美しい曲を作り続けている。

そんな久石さんを見ていると、努力して音楽を作り出しているような気がする。久石さんに会ったこともなければ、話したこともない。本も読んだことがない。ただ、少しテレビで見たことがあるだけ。久石さんのことを何でイメージしたと言えば、数回のテレビと様々な映画音楽やCM音楽を作っているという事実から。

特に、映画音楽などを作っているその数やクオリティなどを勝手に自分で解釈して、久石さん像を作り上げていた。そんな風に勝手に僕が想像した彼は、努力して美しいものを作り続けられる人。ビジネスの世界でもベストな音楽を作り続けられる人。すごい人だと思っていた。そんな久石さんは、どんなことを考えて、普段どんな行動を取っているのか知りたいと考えていた。

先日、本屋でうろついていた。時間がある週末は本屋をうろつく。これが欲しいと思って本屋に行く時もあれば、何となく行くこともある。本屋が好きだから、理由もなく行く。
だいたい毎日本は読むが、毎日本を買っている訳ではないので、たまに本を大量に買うことがある。先日も10冊ぐらいまとめて買った。これで、しばらく買いにいく時間がなくてもダイジョウブなのだ。

そう、そんな目的もなくふらっと行った本屋で、いろいろと本を眺めていた。すると、久石譲「感動をつくれますか?」という文字が目に入った。僕は即買いだった。タイトルで買う時もあれば、著者名で買うことも、本文を少し読んで買うこともあるが、今回は著者名「久石譲」をみてすぐに買うことを決めた。

この本を読んで、彼はビジネスの世界で美しい音楽を作り続けることを自分の領域として割り切っていると感じた。その姿勢を尊敬した。その前の30歳ぐらいまではミニマル・ミュージックという前衛音楽を突き詰めていいたらしい。自分が完璧だと思う芸術的としての音楽を追求していた。現在の方向性とは大きく異なる。僕としては、どちらの姿勢も覚悟の決まった途轍もないことだと感じる。自分の体の奥底から湧き出てくるものを表現することも本当にすごいと思うし、何らかのオーダーがあり期日があっても美しいものを作り上げる、これもまた本当にすごいと思う。意識的に美しいものをつくり続けられる人ってすごいと思う。

本自体は文章ごとにつながりがあまりなく、分断されている感じがするし、文章もあまりうまいとも思えない。さらに、もう少しこの内容について突っ込んだ考えを読みたいと思う箇所が多いのも事実。ただ、そんなことはどうでもいい。彼は文章書きではないのだし。ただ、取り上げていることやその考えは、僕にひとつひとつが突き刺さってくる。自分もそうしたいと思っているのに、目を覆っているような自分の価値観やこうしたいという気持ち。それがいくつもいくつも書かれている。そして、それらを久石さんは実行している。圧倒的にすごい。

自分の情けなさを気づかせてくれるし、取り上げられている考えや価値観、そして行動指針のようなものを自分なりに深く考えるきっかけをくれる。僕の考えている(憧れている)価値観のかなり多くに触れられている。自分の価値観や姿勢について、ちょっと横に置いてあったことを再び考えるきっかけをくれる一冊。

一部引用

仕事は”点”ではなく”線”だ。集中して物事を考え、創作する作業を、次へまた次へとコンスタントに続けられるかどうか。 ー中略ー 優れたプロとは、継続して自分の表現をしていける人のことである。

自分の曲の最初の聴衆は自分だ。だから、自分が興奮できないようなものではダメだ。 ー中略ー 最初にして最高の聴き手は、自分自身なのである。 

理論が肥大すると、実質は瘦せる。

どうやって音を節約するか、無駄な音を省くかをひたすら考えることになった。

譜面を書かなくなったことで、逆に感覚的なものが磨かれた。譜面を書くことが作曲家の仕事ではなくて、音楽をつくる一プロセスとして譜面があるというだけ。

理念には限界がないが、現実には限りがある。

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2008/6/30 月曜日

外部接触のない部族の集落

Filed under: diary, , 写真 — takeshi @ 1:12:34

リオデジャネイロ──南米ブラジルのアマゾンで、外部社会との接触がまったくない部族の集落を撮影することに、ブラジル国立インディアン・ファンデーションが成功、写真を5月29日にウェブサイトで公開した。

部族の集落が見つかったのは、ブラジル西部のペルー国境に近い、エンビラ川沿いの熱帯雨林地域。小型機で4月28日から5月2日にかけ、同地域を20時間飛行した際に撮影した。写真には、住居や飛行機に向けて矢を構える先住民の姿が写っている。

写真の人々は戦士のようで、健康で力強い様子だった。

世界には現在、外部社会と接触を持たない部族が、100以上あると考えられている。その半数以上が、ブラジルとペルーのアマゾン地域で暮らしているとされる。

http://www.cnn.co.jp/science/CNN200805300041.html

このニュースを聞いてホッとした。
この現代社会の人々が知らない世界があることに。
どんなに世界が発展したとしても、どんなに科学技術というものが発達したとしても、未知の部分があってほしい。

全てをわかりっこない。
そのことを本当に理解するために。
そうすることによって、自分が世界を支配しているとか、自分が全て知っているとか、そういった感情を抱かないようになると思う。

でも、もっといえば、この事実すら気づかなくても良かった。と思う。
知らないところで、現代社会はまったく知らない人が生きているということ。
それだけで、十分だと思う。

外部接触のない部族

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2008/6/29 日曜日

八重山諸島の旅 まとめ

Filed under: diary, , 写真 — takeshi @ 0:10:39

長々と八重山諸島の旅日記を書いた。
今までも長い旅日記は何度も書いたことがある。
それらはどんなに長くても1日で一気に書き終えた。
でも、今回は長いにもかかわらず何回にも分けて書いた。

自分でも途中で書くことをやめるんじゃないかと思っていた。
そんな意に反してというのか、最後まで書いた。
嫌々とか無理矢理という感じではなく、すんなりと楽しく書けた。
それだけ、僕にとって楽しく、意味深い旅立ったんだろうと改めて思う。

また、こんな旅ができたらいいな。

第1話「そろそろ沖縄について書こうと思う(はじまり)
第2話「響きにつられ、この島に行く(波照間島)その1
第3話「響きにつられ、この島に行く(波照間島)その2
第4話「何もない島 黒島
第5話「多くは語れない新城島(パナリ島) その1
第6話「多くは語れない新城島(パナリ島)その2
第7話「最も気に入った島(西表島)その1
第8話「最も気に入った島(西表島)その2
第9話「最も気に入った島(西表島)その3
第10話「良く立ち寄った島(石垣島)
第11話「ふらっと行った(竹富島)
第12話「ちょっとだけ本島(那覇)

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2008/6/28 土曜日

ちょっとだけ本島(那覇) おわり

Filed under: diary, , 写真 — takeshi @ 0:19:57

前の旅日記はコチラ「ふらっと行った(竹富島)」

竹富島を後にして、石垣島に戻った。
そして、空港へバスで向かった。

ああ、巻き戻し。
しばらく前に来た道を、戻っていく。

来た時は、これからくる未知なる旅に胸を躍らせ、
戻る時は、旅の思い出を胸に。

旅路にはいつも「気持ち」がついてくる。

ほとんどの旅では旅を終え家路に着く。
行きと同じ道を遡る帰路もあれば、
行きとは違う道で帰路につくこともある。

行きと同じ道を帰る。
すると、今まで旅した時の流れがあっという間だったように感じる。

飛行機で那覇へと飛んだ。
那覇と言えば、国際通り。
何かしらないけど、とりあえず向かった。
うーん近代的。
もっと、細い道路に古びた薄暗い商店街だと勝手な想像を膨らましていた。

国際通りをすり抜け、公設市場へ。
噂で聞いたように、色とりどりの魚や今までに見たことのない食べ物が売っていた。
しかし、市場は想像したよりも小さく、驚くほどではなかった。

グルクンの唐揚げ定食を市場の上で食べ、壷屋町のあたりをふらついた。
相変わらず、お土産を買わない人間なので、こういった所では町をぶらぶらするしかない。

本当は、農連市場に行きたかった。
公設市場よりも、ディープな市場だと聞いていた。
ディープというと安っぽいが、地元の人が昔から買い物をしてきた市場。
そんな市場だという。ただ、朝しかやっていない。。。

町を歩き、お店をのぞき、最後の沖縄の空気を吸った。
大都市の那覇と言っても、少し裏路地を歩けばゆったりとした時間が流れていた。
そんな光景に、ほっとさせられた。

夜の闇の中を轟音とともに飛行機は離陸して、旅を終えた。
そして僕の記憶の中で、この旅が永遠にはじまった。


沖縄(八重山/那覇)旅の写真はコチラ

http://teratown.com/OKINAWA2008.html

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2008/6/27 金曜日

ふらっと行った(竹富島)

Filed under: diary, , 写真 — takeshi @ 0:08:31

前の旅日記はコチラ「良く立ち寄った島(石垣島)」

石垣で時間があったし、お土産を買う人間でもないので、竹富島へ行った。
竹富島は石垣から10分もかからない所にある。
船もたくさん出ているので、ふらっと行ってみることにした。

いわゆる沖縄のイメージが存在する島。
沖縄のイメージとは、石垣がありその奥に平屋の家。道には牛車がいる。
そんな世界だ。

僕が行った時は人も少なく、落ち着いた島だった。
港から集落まで歩き、また集落の中も行ったり来たりしながら歩いた。

特に何もしていない。
ただ、集落をぶらぶらと歩いた。
僕は旅先でよくぶらぶらする。
なんの当てもなく、ただ町を歩く。
地図も持ちやしないし、目的もなく。

すると、些細なことが目に入ってくる。
石垣の上にある小さなシーサー。
ふてくされて座り込んだ牛。
草っぱらの中で虫を捕まえる女の子。

のんきだな。おれ。
のどかだな。しま。
曇ってるな。今日。
昨日と明日。人生。
さあたびは。続く。

旅日記の続きはコチラ「ちょっとだけ本島(那覇)」


沖縄(八重山/竹富島)旅の写真はコチラ

http://teratown.com/OKINAWA2008.html

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