2008/9/25 木曜日

落語の話

Filed under: diary, art — teratown @ 0:05:04

落語に行きたいと思ってはや数年。
上野へ落語を聞きに行こうなどと、盛り上がっても結局流れていた。
行くきっかけがなかった。
一人で行っても良かったのだが、ちょっと敷居の高さも感じていた。

というのは、落語って面白そうだけど難しいのではないか。
そんな不安がどこかあった。

ゆうすけさんが土曜の深夜寄席に行くというので、便乗させてもらった。
深夜寄席といっても、21時から23時だから、そんなにも遅い訳ではない。

末廣亭の横にある店で宮崎地鶏とビールを楽しむ。
湯引きも焼き物もうまかった。白ホルモンだったかな、この串もうまかった。
7時に集まって、飲み始めた。
8時20分ぐらいから人が並び始めたので、じゃんけんをして負けた人が交代で並んだ。
20時50分ぐらいに、〆のぶっかけうどんを味わい、みんなで並び始めた。
すんごい人である。
2,300人ぐらい並んでいたと思う。
今日は真打ちに昇進する前の最後の深夜寄席ということで、お客さんがたくさん来ていたのだ。

500円を払い、3列目の席に5人で陣取る。
トイレにも行き準備万端。
ビールの飲み過ぎで寝てしまうのではないかという心配をしつつ、太鼓の音とともに始まった。
そんな心配は必要なかった。

昔の言い回しが多くて分からないのではないかとか、昔の文化の前提知識がないと笑えないかと思ったが、全くそんなことはなかった。
我々が普段使っている言葉で、現代人の笑いのつぼを押さえた落語。
新作落語ではなくても、分かりやすい内容だった。
そして、面白い。

目の前で噺家が話していて、臨場感がある。
顔の表情や息づかいも分かる。
雰囲気が空気が伝わってきて、笑ってしまう。

面白すぎる。
具体的な話の内容を書くのは難しいので、行ってみるのが一番だと思う。

この5人の噺家

三遊亭歌彦
古今亭志ん太
春風亭栄助
古今亭菊可

春風亭栄助は新作落語。風貌などの雰囲気が良かった。それだけで笑えてきた。もちろん面白かった。
三遊亭あし歌も話が上手かった。
古今亭菊可は勢いと顔の表情が豊かだった。

真打ちにあがる人ばかりなので、当たり前だが本当に話が上手い。リズムがある。
落語には無駄な言葉がない。分かりやすい。
伝えたい内容を表現するのに、最もシンプルで伝わりやすい言葉を選んでいる。
かつ面白さが伝わる表現になっている。
これは、すごいなと思う。

人それぞれ、しゃべり口調も違えば、顔の表情も違う。
勢いとか雰囲気も違う。
人それぞれ独特の面白さがあり、同じ話でも人によって全く違い楽しめると言われる理由が分かった気がする。

また、行こうと思う。

送信者 座間味島'08

[人それぞれ楽しみ方は違う。表現者もそれぞれ違う@那覇 大道芸を見る子供たち](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 400 露出: 1/100 sec 絞り: f/5.0 焦点距離: 45mm)

「つながる旅の記憶〜寺町健 写真展〜」
期間:9月30日(火)〜10月5日(日)
   12:00〜20:30(Fri 〜22:00、Sun 〜20:00)
場所:ウナカメラリーベラ
   中野区中野2−12−5 メゾンリラ101
   最寄り駅は中野駅になります。
   お茶やランチもできます。
   詳細はこちら

潟若菴遵潟del.icio.us菴遵

2008/9/16 火曜日

《お知らせ》「つながる旅の記憶 〜寺町健 写真展〜」

Filed under: diary, , art, お知らせ, 写真 — teratown @ 0:02:43

「つながる旅の記憶 〜寺町健 写真展〜」

9月30日(火)から10月5日(日)まで中野で写真展をすることになりました。
今までの旅で撮りためた写真を30枚ぐらい展示する予定です。
お時間ある方は、気軽にいらしてください。

旅の写真を展示する予定です。
今までちょこちょこと旅をしてきましたが、想像をできないような「つながり」の連続でした。
それは旅をしている最中も、旅が終わってからも続きました。

人とのつながりが最も印象的ですが、自然のつながり、生命のつながり、また自分の思考のつながりなど。
海が繋がっている、空が繋がっている、大地が繋がっている、人が繋がっている、自分がつながっている。
そんなつながりを肌で感じてきました。
何もかもが独立している訳ではなくて、つながって影響を与え合ってるんだな。
そんなことを思います。

今回の写真展も色々なことがつながって機会をもらいました。
こういった、パブリックな場所を持てるのはうれしいものです。
普段会うきっかけがない友だちとも会えるチャンスがあるから。
こういった機会をもらって、本当に感謝しています。

DMが欲しいという方がいらっしゃいましたら、こちらに住所とお名前をメールいただければと思います。
mail

詳細はコチラ。

「つながる旅の記憶〜寺町健 写真展〜」
期間:9月30日(火)〜10月5日(日)
   12:00〜20:30(Fri 〜22:00、Sun 〜20:00)
場所:ウナカメラリーベラ
   中野区中野2−12−5 メゾンリラ101
   最寄り駅は中野駅になります。
   お茶やランチもできます。

   http://www.unacame.com/access.html

金曜の夜と10月4、5日(土、日)の午後以降は会場にいるようにします。
電話やメールなどくだされば、確実にいますので、お気軽にお越し下さい。


大きな地図で見る

送信者 いろいろ

[準備をしております。けっこう大変。](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 800 露出: 1/15 sec 絞り: f/8.0 焦点距離: 28mm)
DM URL:
http://teratown.com/DM1.jpg
http://teratown.com/DM2.jpg

潟若菴遵潟del.icio.us菴遵

2008/9/10 水曜日

君の身体を変換してみよう

Filed under: diary, art, IT, テクノロジー — teratown @ 2:13:58

「君の身体を変換してみよう展」へ行ってきた。
オペラシティにあるICCにて。

友だちに誘われて、とりあえずオペラシティに着いた。
展示のタイトルを見た瞬間に「佐藤雅彦っぽい」と思った。

そうしたら、本当にそうだった。

一番思ったのは、体を動かして遊ぶのは楽しい。
自分が動くことによって反応して何かが起こる。

力の強弱をつけてみる。
違った動きをしてみる。
そして、反応を見る。
それの繰り返し。

何に対して反応するか分かると、仕組みが分かり満足する。
自分が動いて反応はするが、どんな動きに反応しているのか分からないと、理由を突き詰めたくなる。

逆に作り手からしたら、遊び手のアクションに対する反応の面白さを作り出しつつ、反応の法則が分からないものを作り上げる。
これがポイントだなと思う。
そうすると、気になって、気になって熱中し始める。
何とか、解明してやろうと。

子供にまじって、色々な展示を体感してきた。
子供たちも楽しそうに色々と遊んでいた。

大人を童心にかえさせれるモノってのはいいもんだな。
こういった展示にしろ、作品にしろ、遊びにしろ、運動にしろ。
自分でもそんなものを作り出したいと思う。

そういえば、TENORI-ON楽しかった。
欲しいと思って調べたら、高すぎた。。。

送信者 いろいろ

[自分を変身させてみた]( PENTAX K10D DA18-55mm ISO: 100 露出: 1/200 sec 絞り: f/9.0 焦点距離: 18mm)

潟若菴遵潟del.icio.us菴遵

2008/8/31 日曜日

イントゥ・ザ・ワイルド 荒野へ

Filed under: diary, , 思うこと, art, 人生 — teratown @ 0:06:16

イントゥ・ザ・ワイルドの試写会の券をもらったので、新宿へ見に行ってきた。
「荒野へ」というタイトルで、日本語訳の本も出ている。
この本は色々な人から聞いたり、雑誌などでも見かけていて、ずっと前から読みたいと思っていた。
それで、何ヶ月か前に買ってぱらぱらと読んだ。
映画化されることも知っていたので、ぜひ見てみたいと思っていたのだ。

映画が始まる前に、石川直樹さんが、イントゥ・ザ・ワイルドについて話した。
こういった系統の映画にしろ、本にしろ、雑誌の企画にしろ最近はとりあえず石川直樹さんという感じ。
石川さんがどうのこうのと言うより、このイベントを企画した担当者に突っ込みを入れたいところ。

・この映画は生ぬるいロハスとかエコとかいった話ではない。
・生の体験をすることの大切さ。
などについて話した、そして荒野の孤独感に関しては、こんな話をしていた。

クリスが発見されたのは、町から数マイルの所。
すごい人里離れた場所ではない。
でも、クリスに取っては完全なる荒野の中にひとりぼっちだった。
トウキョウで孤独を感じるように。

石川さんの話を聞いた後に、映画を見た。

この映画を通して思ったのは、生き物として都会という環境で生きていくことの違和感。
そして、野性的であること、社会に縛られない自由、そう生きていくことへの憧れめいた感情。
一方で、社会化した人間がそのままの野生で生きることの難しさ。
最後に何と言っても、大切な人への思い。

クリスほどではないが、無人島で暮らしてみたり、東京から実家の岐阜を目指して歩いてみたりする俺だから、ちょっとばかり、クリスの気持ちがわかる。

クリスは複雑な家計に育ったことも、荒野へと進んでいった大きな理由のひとつだろう。
クリスが旅に出て、しばらくして親がクリスを心配し、親の心の変化がおこる。
妹は、同じ境遇に置かれていた兄だけは心を自分に許してくれていると信じ続ける。
そして、クリスにも心の変化が起こる。
家族のこと、旅で親切にしてもらった人のこと、愛する人のこと、そして子供がいたら、その子を大切にしたいと。
ロンという元軍人で革職人、小麦農園の仲間、歌っていた少女、キャンピングカーで旅をしていたヒッピーの夫婦。

出会った人の中でも、ロンは自分の憧れをクリスに見ていたような気がする。
やるかやらないかは別として、男のロマン。夢を見る世界。

映画の最後に、本人の写真が映し出される。
クリスが発見されたバスに寄りかかって座っている、笑顔の写真。
自分にまとわりついていた、仕事やら、名前やら、年齢やら、肩書きやら、レッテルを振り落として、心が軽くなったような笑顔だった。
なんとも澄み切った笑顔なのである。

これは現実にあった話。

幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合ったときだ。

イントゥザワイルドHP


[荒野に刻まれた一本の線@ペルー ナスカ](OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD ISO: 80 露出: 1/250 sec 絞り: f/8.0)

潟若菴遵潟del.icio.us菴遵

2008/8/23 土曜日

聞こえない音が聞こえる

Filed under: diary, 思うこと, art, , 音楽 — teratown @ 1:13:00

聞こえない音が聞こえる時がある。

静まり返った時、普段は聞こえないような、ささやかな音に気づくことがある。
その時、なにやら時間の流れがゆっくりとなった気になる。
その音に集中する。その音に意識が向かっていく。
自分だけが聞こえる音のような気がして、なんかうれしかったりする。

一方で、そういった音ではない音に気づくこともある。
机の上に外付けハードディスクを置いてある。
その音だ。
普段もハードディスクから音は聞こえている。

でも、普段聞いているハードディスクの音ではない音が聞こえた。
ひじを机に突き、手を両耳に当てた。
すると、今までは聞こえなかった低い音が手を伝って強く響いてきた。
なにやら、聞こえる世界が変わった。
視点の変化ではないが、「聴点」が変わったとでも言うのか。

まあ、たいしたことなくて骨伝導とやらなんだろうけど。
視点が変化すると言うが、それ以外にも「聴点」など五感は全てそういった変化をもっている。
同じものでも異なる見え方があったり、異なる聞こえ方があったりする。
それら五感の点の変化を感じて生きたい。

五感の記憶に関するエントリー
http://teratown.com/blog/2008/07/18/aadhaeu/


[バスの行き先はアメリカ(USA)ではなく宇佐(USA)なのだ@大分空港](PENTAX K10D DA16-45mm ISO: 100 露出: 1/15 sec 絞り: f/11.0 焦点距離: 45mm)

潟若菴遵潟del.icio.us菴遵
« 前のページ次のページ »

HTML convert time: 1.211 sec. Powered by WordPress ME