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パプアニューギニア 旅の概要

パプアニューギニアに行った旅の概要です。

パプアニューギニアへ個人旅行で行く人がかなり少ないらしく、行く前にネットで調べてもほとんど情報が出てきませんでした。

聞いてみると日本人は年間2000~3000人程度で、ほぼツアー旅行者のようです。
その内訳は半分ぐらいが戦争の慰霊で、残りはダイビングツアーが多いとのこと。

町中を歩いていて日本人含め外国人旅行者に会うことはありませんでした。そりゃ、ネットに情報を残す人が少ないなーと。

一方で、パプアニューギニア(PNG)は文化も人も自然(山も海も川も)魅力的なので、行く価値はかなり高いです。
そこで、使えそうな情報をまとめておきました。
いつか、誰かが行く時の参考になれば。


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◆スケジュール
2011年
8/10 成田発(エアーニューギニの直行便)
8/11 ポートモレスビー着。国内線に乗り換え ポートモレスビー発 マウントハーゲン着 
8/12 Paiya mini show @paiya (パイワ村)
8/13 Mt. Hagen show @Mt. Hagen(マウントハーゲン)
8/14 Enga Festival @Enga(エンガ)
8/15 マウントハーゲン→マダン バス移動15時間ぐらい
8/16 シアー島
8/17 クランゲット島
8/18 ハヤ村
8/19 ダイビング Pig島付近 @マダン
8/20  マダン発 ポートモレスビー着 14:20 PORT MORESBY発 成田着 19:55

◆アクセス

成田→ポートモレスビー
AIR NIUGINI ニューギニア航空(PX 055)
11年08月10日(水)21:25 NARITA INT`L
11年08月11日(木)05:00 PORT MORESBY

ポートモレスビー→マウントハーゲン
AIR NIUGINI ニューギニア航空(PX 180)
Departing at Thu, 11 Aug 2011, 09:10 Port Moresby
Arriving at Thu, 11 Aug 2011, 10:10 Mount Hagen
エアーニューギニのサイトで購入

マダン→ポートモレスビー
AIR NIUGINI ニューギニア航空(PX125 )
From:Madang Sat,20 Aug 2011, 07:20
To:Port Moresby Sat,20 Aug 2011, 08:30

ポートモレスビー→成田
AIR NIUGINI (PX 054)
11年08月20日(土)14:20 PORT MORESBY
11年08月20日(土)19:55 NARITA INT`L

◆国内交通
長距離は主に飛行機。(飛行機料金は日本と同じぐらい)
ハイランド地方は道路があるためPMVとよばれる乗合バスがある。
旅慣れている人であれば、気をつければPMVでも移動可能。
道は凸凹なので、それなりの覚悟は必要。
奥地には小型飛行機を利用するのが一般的。

◆予算
合計 27万円程度
日本パプアニューギニア往復チケット 14万5千円ぐらい(航空券 108,000、サーチャージ27780 など)
ポートモレスビー→マウントハーゲン航空券 1万7千円ぐらい(ニューギニア航空のサイトで購入)
マダン→ポートモレスビー航空券 2万円ぐらい(現地のニューギニア航空のオフィスで購入)
滞在費:8万円(宿泊費、食費、バスの移動費、ダイビング、現地ツアー参加費など含む。)

◆レート
1キナ=38円
(両替のコストとか考えて、1キナ=40円)

◆両替
ポートモレスビーの空港で両替可能。日本円も問題ない。
しかし、町中では円は無理。かつ両替にかなりの時間がかかったり断られることも。

◆物価
日本とほぼ同じ。
例:コーラ120円(3キナ)
  メシ 600円(15キナ チキン、ポテトフライ、ジュース)
  宿泊2000~4000円/泊(ゲストハウス)
  露天のカウカウ(さつまいも)40円(1キナ)
  バス(マウントハーゲン→マダン)2000円(50キナ)
  ポートモレスビー→マウントハーゲン国内飛行機 1万7千円

◆旅行者
かなり少ない。日本人は年間2000~3000人程度
ほぼツアー旅行者。
半分は戦争の慰霊で、残りはダイビングツアーが多いとのこと。
街中で日本人含め外国人旅行者に会うことはない。

◆治安
スリなどは多く、大きな町は気をつける必要がある。
彼らのような窃盗集団はラスカルと呼ばれている。
方法としては、複数人でボコボコにするか、PNGの人が持っているナタみたいなので切りつけるみたい。
ただ、それなりの国を旅していて、慣れていれば防げる。
夜は人がほとんどいないので出歩かない方がベター。
まあ、娯楽がないので出る意味もない。
田舎は治安が悪くない。

◆人
スリなどはいるが、ほとんどの人はとてもフレンドリーでとても優しい。
カメラを持っていると、俺を写真に撮ってくれと言ってくる。
かなり大人も子どもも無邪気な印象。

あと、男の体格はほぼ全員マッチョでガタイがいい。
かつ肌が黒く、髪の毛が剛毛。
腰にはナタみたいなナイフを持っている人が多い(ココナッツなどを切るため)
だから、見た目の印象は怖い。が、優しい人が多い。

◆ライフスタイル
仕事は農業が中心。(自給自足)
しかし、働いている人は少ない。
町から少し離れたブッシュの中に家があり、9時ぐらいに町に来る。
町では特に何もせず、ぶらぶらして人と話している。
夕方5時か6時ぐらいにまた家に戻る。
暗くなったら町に人は皆無。
映画、カフェ、ショッピングなど娯楽というものは一切ない。

◆平均年齢
19歳。
町中にも子どもが非常に多い。
義務教育はない。

◆食事
コーラをよく飲む
酒に弱い人が多く、一般的にあまり飲まない
ヤムイモ、タロイモ、カウカウ(さつまいも)などの芋を煮たものが中心。
野菜は人参、キャベツ、ブロッコリーなど。
落花生を生で食べる人が多い。
パパイヤ、ココナッツ、柑橘類などのフルーツも豊富。
鶏肉、豚肉を主に食べる。
海近くの町は魚も食べる。

旅行者が安く食べるのは、KAIBARと呼ばれる店。(街中にある売店?みたいな食事する場所)
ここではフライドポテト、フライドチキン、揚げパン、豚や牛、ラムの煮込み、ライスなどがある。
ポテト、チキン、ジュースのセットで15キナ(600円ぐらい)

飲み物はコーラをよく飲む。ファンタのパイナップル味も。俺は水中心だったけど。

あと、ビートルナッツ(ブアイ)というものを常に噛んでいる。
赤というかオレンジ色っぽくて、町に吐き捨てられている。

◆宿泊
高級ホテルは数万円するみたい(泊まってないから分からないけど、設備はよいらしい)
ある程度の町なら、ゲストハウスがある。
1泊50キナから100キナ程度(2000円~4000円)
設備は宿により異なるが、ベッドのみが多い。トイレ、シャワーがつくと80キナ以上な感覚。

◆天気
ハイランド地方(ハーゲン、ゴロカ)などは8月でも涼しい。
昼間に太陽を浴びると暑いが、朝夕は長袖がマスト。
海岸沿いになると一気に蒸し暑くなり半袖と短パンでOK。

昼間は晴れていることが多いが、夕方から早朝にかけて雨が降ることが多い。

◆祭り
祭りはシンシン(英語のsingがなまった)と呼ばれ、各地で行われる。
結婚や歓迎などの際に歌い踊られる。
太鼓や笛などの楽器を使い、音楽に合わせて踊る部族も。
木の実を染料にして顔にペイントしたり、ココナッツの葉、鳥の羽などを身にまとう部族が多い。
一方で、体を黒く塗ってお面をかぶり、ゆっくりと歩くだけの部族(例:アソロ集落のマッドマンなど)も
各地の部族がそれぞれのスタイルのシンシンを披露するのがマウントハーゲンショーなどのショーになる。

今回の旅ではハイランド地方のパイワ村のショー、マウントハーゲンカルチャーショー、エンガ州のエンガフェスティバルに参加。

◆言葉
国民の4割ぐらいは英語を使える感じがした。旅は困らない。
また、800近い部族が降り、800近くの言語がある。
そこで、ピジン語という共通言語が標準語とされている。
このピジン語は英語と同じ部分も多い。

◆時差
日本より1時間進んでおり、日本が正午の時、午後1時となる

◆郵便
日本までの海外郵便(絵はがき)は7キナ
ちなみに絵はがきは町中に売っていない。
高級ホテル内にお土産屋があり売っている。
あとポートモレスビーの空港にあるので、到着してすぐに買うのはあり。
(お土産は買う店は町中に全くない。)

◆ネット
ネットカフェはほとんどなかった。大きな町に1ヶ所あるかないか。
かつネットカフェがあっても回線が遅い。
1時間15キナ(600円)

◆電気
240ボルト、50ヘルツで、プラグは一般に「Oタイプ」と呼ばれる「ハの字」二股形、3つ穴式でオーストラリアやニュージーランドと同じ。
停電は経験しなかった。
ただ、島などには電気が通っていないところもあり、暗闇ライフ

◆虫
セピック川の周辺に行かなければマラリアのリスクは高くはない。
しかし、虫は多いので虫除けやムヒなどがあるとよい。

念の為に日比谷クリニックでメファキン(マラリア予防薬)とウルトラソンという日本では買えない強い虫除けクリームを購入。
メファキンは週に1回飲む(行く前週から飲み、帰っても4週飲む。6錠)6000円ぐらい。
ウルトラソン'(DEETが30%以上)は2500円ぐらい。

その他、マラリア対策
ハマダラカは黒い色を好み、夕方から夜明けにかけて吸血。夜間や睡眠時に注意。
長袖、長ズボンを着用する。特に夜間は明るい色の衣服。
皮膚の露出部には虫除けスプレーを使用する。
蚊取り線香、虫除けベープも効果的
網戸や蚊帳を使用する

◆服装
半袖、短パン、サンダルが基本
寒いときはTシャツに長袖、長ズボン。ソックス&靴を履いた。

◆保険
いつも通り損保ジャパンの一番高い奴に入っていった。

◆ビザ必要
空港でもビザは取得可能  100キナ=4000円
東京の大使館でも取得可能2000円
http://www.png.or.jp/nihongooct%2022000/visanihon.htm

◆ガイドブック
LonelyPlanetが便利
(パプアニューギニアの地球の歩き方は販売されていない)

送信者 パプアニューギニア2011

◆日記
・現地からのエントリー

【お知らせ】パプアニューギニアに行ってきます

【お知らせ】パプアニューギニアに行ってきます

From Papua new guinea

ただいま from PNG

・旅への思い
どこでもドアは使わない

・写真
主だった写真

・旅日記はこちらから
【PNG紀行1】未知の国パプアニューギニアへと舵を切る

【PNG紀行2】日常から非日常の扉をあける日

【PNG紀行3】祭りの始まり

【持ち物】

・現地に行って何がしたく成るか分からないので、山登り、セピック川下り、海などに対応できるように荷物を持って行った。
パスポート
パスポートコピー×2、
パスポート用の写真×2
航空券(引換券)往復分、Eチケット3部
旅行保険手帳
クレジットカード
クレジットカード番号を控える、紛失連絡先
財布×3(ポーター、バッドボーイ、100円財布)

ドルキャッシュ
長袖(忍野トレイル)
ももひき(タイツ)
長ズボン(ジップオフパンツでハーフパンツにもなる)
短パン
雨具など長袖(薄っぺらいウィンドブレーカー)
帽子
メガネケース
予備の眼鏡
コンタクト(ダイビングなどに便利)
下着(靴下×2)
Tシャツ×2(速乾性のシャツ)
トランクス×2
マスク
薄い軍手
バックパック
安全袋(首から提げる)
安全袋(腰に巻く)
洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉)
綿棒
固形石鹸(洗濯用)
薬(風邪薬)、下痢止め(正露丸)、胃薬、リンデロン、ムヒ、虫除け、マラリア予防薬、高山病の薬
バンドエイド(バイオバンド)
タオル×1
ティッシュ×3
ウェットティッシュ
爪きり
一眼レフカメラ(充電器、変換プラグ、メンテナンスセット)
コンデジ(充電器)
変換プラグ
デジカメSDカード4枚
SDカードケース
ヘッドライト(ジェントスの安い奴)
ヘッドライトの予備電池
小さいノート持ち歩くよう
大学ノート 日記を書くよう
筆記用具(ノート、ボールペン、世界地図1枚、文庫本、英語)
旅行ガイドブック(ロンプラ)
メールアドレス、住所などのメモ(絵はがきを送るため)
南京錠、ワイヤーの鍵100円鍵
ビニール袋×5、
圧縮袋×1
メッシュ袋(洗面具などを入れるため)
腕時計(安い奴)
電卓
旅行に関する注意事項を印刷したもの(外務省の安全情報)
非常食としてキャラメル
切符など入れるクリアファイル
デオドラントボディータオル(使い捨て)、
水着とゴーグル
運動靴(安い奴)
マラリア予防虫除け塗り薬(ULTRATHON DEET34.34% 日比谷クリニックで処方2500円)
マラリア予防薬(メファキン、日比谷クリニックで処方1錠950円)
iPod
薄いブランケット(寒さ対策、ダニ対策。シュラフカバーでもOK)
ペットボトルorプラティパス
トイレットペーパー
ダイビングライセンスカード
虫除け(持ち運びベープ、強力なやつ)
キンカンなど塗り薬協力
小さな三脚(ハーゲンショーの動画を撮影する時に使う)
スリッパ

言い訳しないように宣言しておきます。目標「佐渡島トライアスロンAタイプ」完走

言い訳しないように早めに宣言しておきます。
目標「佐渡島トライアスロンAタイプ」完走。

公言して、自分が怠けないようにする作戦です。
それだけです。

今年のメインレースは3つ。

富士登山競争
 目標:完走
 結果:完走

2佐渡トライアスロンAタイプ(9月4日)
 目標:完走
 結果:?

3信越五岳トレイルラン(9月25日)
 目標:完走(UTMBのエントリー資格をゲット)
 結果:?

7月の富士登山競争を無事にクリアし、夏はパプアへ旅に出て長い間練習をさぼった。
佐渡トライアスロンへのモチベーションが下がった。
もともと、自転車が得意ではなくて、練習量が少ないのに。。。

追い打ちを駆けるように、バイクのボトルホルダーを着けようとしたらネジが壊れる。
自転車屋にもって行くも、メーカー修理と言われ、大会後の修理に。
2つボトルを積んで行く予定が、1つになってしまった。
こまめにエイドステーションに立ち寄って、水を追加しなければならない。時間のロスが増える。

しかし、そんなことを言い訳には出来ない。
初めてのロングのトライアスロンをなんとか完走したい。

ロングは距離が尋常じゃない。
3年前に初めてアイアンマンを知ったときは、いつの日か出られるだろうかと遠い日のことのように思った。
そんな勝負が目の前に来ている。
ぶっちゃけた話し、富士登山競争よりもゴールしたときの喜びは圧倒的に大きいだろう。
長い時間を要する勝負の方が喜びが大きくなる。
それは精神と肉体がより極限だから。

佐渡トライアスロンAタイプ

スイム:3.8キロ
バイク:190キロ
ラン:42.195キロ

鉄人「アイアンマン」になるために。
残り2週間ありませんがやれるだけのことをやります。
そして、完走して来ます。

送信者 sports

まあ、厳密にはアイアンマンではなく、それより若干距離が長いです。
佐渡はアストロマンというらしいですが、アイアンマンの方がかっこいいのでトライアスリート以外の人ではアイアンマンで通します。

【お知らせ】パプアニューギニアに行ってきます

8/10から8/20までパプアニューギニアに行ってきます。

この国はとても魅力的な文化の国です。
800とも言われる部族が住み、20,30年ほど前までは山の中で原始的な生活をしている人も多くいたほど。
現在でも、そのようなスタイルで生活している部族もいる。

そして、とても派手な衣装や特徴的な化粧で行うシンシンという祭りも有名。
仮面をかぶったスタイルは、日本のトカラ列島や甑島、硫黄島、種子島でも見られる。
おそらく、パプアニューギニアから伝わったのではないかと考えられているよう。

さらに、極楽鳥の大半がパプアニューギニアに住むことからも分かるように自然も豊。
とくにセピック川はアマゾンと並ぶと言われるほど。

海もとても美しく、穴場ダイビングスポットだらけ。
山も4500mを越えるウィルヘルム山やココダトレイルがある。

そんな魅力と、今まで自分が行ったことのない文化エリアということで行くことに決めた。

タイミングよくシンシンのひとつであるマウントハーゲンショーやパイワショーの時期と重なる。
現地に着いて、首都のポートモレスビーからマウントハーゲンに飛行機で飛びまずは2,3日祭りを楽しむ予定。

その後は、ウィルヘルム山かセピック川かダイビングか田舎の集落訪問をしたいと思っている。

現地はネット環境が非常に悪いということなので、しばしネットとはお別れ。
ブログの更新やメールも出来なさそうです。

ただ、何か連絡がありましたら、PCのアドレスにお願いします。
ネット環境があればチェックしたいと思っています。

メールはこちら。
http://teratown.com/Mail.html

では。

食中毒にご注意

今までの人生で食中毒はテレビの中の出来事だった。
自分や家族、友達もなった話しを聞いたことがなかったから。

しかし、近所の友達が食中毒になったのだ。
それもかなりひどい状況で2週間経った今も完全復活できていない。

今回は他人事ではなかった。
7/14の夜、友達と水泳をした後に、ご飯を食べた。
初めて入った店で、ハンバーグ屋さん。

生でも食べられると言うので、1口だけ半生で食べた。
しかし、たいしてうまい訳でもなかったし、野沢温泉トレイル、富士登山競争とレースが続くのでその後は焼いて食べた。
一方で友達は何口か半生で食べた。

友達は翌日から体調が悪くなり、下痢、腹痛で救急車で運ばれるほど。
何も食べられずスポーツドリンクやジェルを飲むだけで、寝たきりが続いていた。
その結果5キロぐらいやせ細ったのだ。

びっくりした。
食中毒はこれほどまでに大変なことなのかと。

僕は大丈夫だったけれど、自分のことのように感じた。
保健所からアンケートと検便の依頼が来ていた。
原因がはっきりと分かることを願うのみ。

みなさんも、夏は食中毒に充分お気をつけ下さい。

送信者 ドロップ ボックス

石巻ボランティアセンター2011年5月2日時点の情報

東日本大震災以降2回目のお手伝いで石巻に行って来ました。行きたいと思っているけれど、行動に移すには情報がないと思っている人も多いと思うので、ここに記しておきます。日記はのちほど書きます。

ただ、ここに書かれている情報は2011/05/02時点の石巻のものになります。時期や場所によっても異なるのでご注意ください。ただ、基本的な心構えや装備などは参考になると思います。

◆時期
活動期間4日間:2011/04/29-05/02
移動も含める:2011/04/28-05/03

◆活動場所
石巻市内各地
登録したボランティアセンター:石巻ボランティアセンター(石巻専修大学内)
宿泊:石巻専修大学内のテントサイト(テント持参)

【活動場所の選定方法】
・前提条件
 個人のボランティアを受け入れている
 公共交通機関でアクセスできる

以上の条件を元に東京ボランティア・市民活動センターのサイトにあるボランティアセンターの設置と受け入れ情報を参考に、活動場所を絞り込んだ。連休直前の各ボランティアセンターの受け入れ情報を見ていたら、個人を受け入れている場所が少なかった。宮城県石巻、岩沼、亘理町あたりだった。そこで、この3つに絞り込み。

かつ、石巻は前回自分でも行っているのと、友達の石田ゆうすけさんが石巻ボランティアセンターでボランティアをして詳しい話しを聞いて、受け入れ態勢がしっかりできていると聞いていたので、第一候補を石巻、第二候補を岩沼、第三候補を亘理町にした。それぞれのボランティアセンターの場所とアクセス方法を調べ、印刷していった。現地に着いてNGだった場合に、別のボランティアセンターに移動できる準備をして行った。

(※石巻ボランティアセンターは連休2日前ぐらいに個人の受け入れは中止とアナウンスされた。しかし、実際に行ってみると新規のボランティアの登録をしていた。おそらく新規中止とアナウンスしても、いくらかの人は来るのでその人数でちょうど良いと判断したと思われる。)

◆アクセス
・東京→石巻専修大学
4月28日(木)新宿23:45発 仙台6:30着 4500円
4月29日(金)仙台6:47発 石巻駅8:48着 800円
石巻駅 タクシー20分 石巻専修大学1500円

石巻専修大学→東京
5月2日()石巻専修大学 タクシー 20分 石巻駅 1500円
石巻駅17:00発 仙台駅19:00着 800円
仙台駅 22:50発 新宿6:00着 4000円

◆渋滞
東北道は夜中に走ったためか、渋滞はなく流れていた。
マスコミで報道される様に石巻市内は渋滞が一部で起こっていた。
一方でボランティアセンターから作業現場には車かマイクロバスで行く必要があり、汚れても問題ない車が非常に大切になった。

◆保険
事前に飯田橋にある東京ボランティアセンターでボランティア保険に加入

◆持ち物
・テント一式
・テント用のグランドシート
・銀マット
・エアマット
・バックパック
・ヘッドライト
・バックパックカバー
・方位磁針(シルバ)
・カラビナ
・携帯電話×2
・ペンとノート
・コンパクトデジカメ(Panasonic Ft2)
・財布
・コッヘル(snowpeak)
・バーナー(Iwataniプリムス)
・キッチンペーパー
・スプーンとフォークのセット
・割り箸
・多機能ナイフ(ビクトリノックス)
・コップ
・歯ブラシセット
・眼鏡ケース
・ウェットティッシュ たくさん
・薄いタオル 3枚
・トイレットペーパー(芯を抜く)
・常備薬(風邪薬、軟膏、整腸剤)
・圧縮袋
・ビニル袋(たくさん)
・大きなゴミ袋(たくさん)
・保険証
・腕時計
・文庫本
・音楽プレーイヤー
・ガムテープ
・携帯が使えなくなった時のために、全てのマップやボランティアセンターの連絡先などはプリントアウトして持って行った。

持ち物などで参考になるリンク
http://rsy-nagoya.com/rsy/common/pdf/suigai-manual.pdf

◆作業用服装
・タオル
・ヘルメット
・ゴーグル
・マスク(2枚重ねて)
・軍手(全面ゴム付き)
・ビニル手袋(長めがいい)
・雨具の上着
・シャツ
・Tシャツ
・ズボン
・靴下
・長靴
・名札
・一輪車や土のう袋などの共有できる道具の貸し出しがあった。個人装備はもちろん個人で準備

◆持って行った服装
・靴下(3足)
・Tシャツ
・トレーナー
・長袖シャツ
・パンツ2枚
・ダウン
・ヘルメット
・軍手
・ビニール手袋
・雨具の上下
・作業用長ズボン
・マスク(5枚)
・ゴーグル
・長靴
・帰る時の着替え一式

◆作業現場に持って行って小さなカバンの中身
・軍手
・タオル
・財布
・携帯
・ビニル袋
・ウインブレ(雨具)
・ウェットティッシュ
・消毒液
・水
・菓子
・昼ごはん(おにぎり、パン)
・ヘッドライト
・歯ブラシ
・眼鏡ケース
・地図

◆食
・水4リットル
・おにぎり4つ
・スティックパン2袋
・袋ラーメン5袋
・チョコレート系の菓子2パッック
・せんべい2袋
・柿の種
・巨大ソーセージ2本
・チーズ
・ワカメスープ
・みそ汁
・梅干し
・ワイン1.8リットル
・カロリーメイト
・パワージェル
・クッキー
・缶詰

石巻専修大学から歩いて30分ぐらいの所には飲食店があります。ラーメン屋、ファミレスなど。ドラッグストアなどもあり、水やお菓子なども買うことが可能です。

◆宿泊

石巻専修大学内にテントを張っていい場所があります。そこにテントを張って寝泊まり。
仙台に宿をとって、毎日専修大学までボランティアのマッチングに来ている方もいましたが、けっこう大変そうでした。

◆トイレ
仮設トイレがありました

◆作業内容
一日目:民家の1階のヘドロだしと家財道具の撤去
二日目:民家の庭のヘドロ撤去。近くに米の倉庫があり大量の米が堆積。カビや発酵していました。
三日目;海岸から200メートルの自動車工場&民家のがれき撤去。海岸から近くヘドロはほぼない。
四日目:お寺の墓地のヘドロ除去。

1日の流れはこんな感じ。
http://teratown.com/blog/2011/05/03/adhciaeuoieaa/

◆作業上の注意
・釘やガラスの踏み抜きに注意
・他のボランティアが担いだものにぶつからないように注意
・手洗い&消毒(ヘドロは雑菌が多い)
・粉塵(風が強く粉塵が舞うのでマスクは必須)
・崩れかけた建物が多いので、常に頭上などを確認して行動
・こまめに休憩&水分補給

◆必要な能力
・体力
・テント生活慣れ
・多少の不衛生を気にしない
※テントの登山をしていたり、海外をテントなどで貧乏旅行していた人は比較的、いろいろなコトが苦にならず活動できると思います。

参考になる記事
http://www.bousai.go.jp/minna/bousai-volunteer/kihan/051106osahou.pdf

http://hobo.air-nifty.com/hobodays/files/volunteer2011.pdf