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Rwenzori14 再びカンパラへ

朝起きて朝食。
ジェム男が朝の宿に来て、スマホの充電池を売ってくれという。昨日も言っていたが冗談だと思ったら、本当だった。アンペアなどを比較してほしいというからびっくり。しっかりしている。タクジさんが本当に売っていた。

朝食を取り、ホテルに車がやってきた。カンパラ行きのチャータータクシーはトヨタの比較的新しい車だった。ラッキー。すぐにガソリンスタンドに行き、ガソリンを入れる。支払いはもちろんキャッシュが足りないので、一部タクシー代金を前払いし、ガソリン代を支払っていた。

車に揺られて、カンパラへと戻る。途中のジャンクション的なところに露天があつまる。バスが止まれば売りに来る、時間もあるので降りて焼きバナナ、鶏肉の焼いたやつなんかを買って食べる。コスパ最強。そして、活気がある。

カンパラに着くと、再びあのカオスが待っていた。人と車であふれかえる。全く車は進まない。この国に来たときと同じホテルに到着すると、部屋があったが、ネットでの金額のほうが安い。ネット安いから同じ金額にしてと言ってもNGだったので、フロントでネットで予約。booking.comが儲かるだけで、ホテルはなんのメリットもないのに、ルールとは悩ましいものだ。

お土産を見に行ったり、露天マーケットでマンゴーなどの果物を買う。夕方にはスコールのような大雨で、ホテルの部屋が一部水没w

ビールを飲み、部屋でこの旅の思い出を語りながら、時間を過ごした。あ、相変わらず、3部屋のホテルだったのでタクジさんと2人で同室。あと、エレベーターがいきなり乗ってるのに止まった。恐怖でしかなくて、それからは階段にした。日本に慣れきっていてエレベーターは安全と思いがちだが、こういう国では気をつけねばと改めて思った。

Rwenzori13 サファリの目覚め

夜中には動物の鳴き声や足音が部屋のすぐ横を通り過ぎる。ああ、夢の中でサファリの中にポツンと放り出されたような意識になったり、鳴き声にビクッとしたが、すぐに冷静になり、ああ、今サファリのど真ん中にいるんだと気づく。

クイーンエリザベス国立公園の中で目を覚ます。夜明けとともにサファリへと車で。すぐ、角が立派な水牛やライオンなどを目にした。が、昨日見たので、盛り上がりはそこまででもない。それよりも、朝のひんやりとして静かなサファリの独特な空気感がとても心地よかった。山のように凛とした朝というわけでもないが、動物たちが動き始めるその直前の世界があった。

近くの湖の畔へ行くと、村人が多く集まり、洗濯や魚釣りをし、子供たちははしゃいで遊び回っていた。そんなところに大量のカバが。最強とも言われるカバの真横で子どもたちが遊ぶ光景が微笑ましかった。我々は、干上がった塩湖へと足を運ぶ。かれらはクレーターレイクとよんでいた。ウユニみたいにきれいな白ではなく、ドロドロな感じで、匂いも臭かった。

またまた移動して、小さな小さな集落に連れて行ってもらい、そこでいくつも点在するクレーターレイクを見せてもらいながら散歩。弘樹さんはバナナの木々の間をトレランして撮影したり。お昼は、近くのローカルレストランで食事。観光地でもない小さな村のローカルレストランで、ウガリとゴートシチュー。このゴートシチューが臭かった&ウガリも美味しくなかったけど、これしかないのでみんなで歯を食いしばって食べた笑

それから、コンゴとの国境へ。コンゴは治安が悪くエボラ出血熱が流行っているため国境は越えられない。国境はWHOなんかがいた。治安の良くない発展途上国の国境という感じがビンビン伝わってくる国境だった。いかにも国境らしい国境にきたのは久しぶりだったかもしれない。ガイドのジェム男の友達が国境にいるというので、車から少しだけ降りてちらっと見せてもらったが、特に何もせずすぐに帰った。

カセせに戻り、同じ宿にチェックイン。近くのタクシー乗り場で翌日のカンパラ行きのタクシーチャーターを探し、値段交渉。まあ、すんなりと決まったので、中庭で以前と同じような夕食を食べ、ナイルビールを流し込む。そろそろ旅も終わりに近づく。あとは、カンパラを目指すのみ。

Rwenzori12 ジェム男とSafari

昨日カセセのサントンホテルに到着して、フロントにサファリについて相談すると、ジェームスというガイドを紹介してくれた。一般的にはサファリは事前予約をしていく人が多い。メインのアクティビティだから。でも、我々はおまけみたいなもんなので、前日に探して約束したのだ。まあ、一人旅ならよくやるパターンで、非常に安く頼むことができた。そのガイドがジェームス、我々は彼をジェム男(お)と呼んだ。

朝起きて、ホテルの外を歩くと、あれだけ賑やかった町が、静かで空気もすんでいた。朝食をとる。山小屋から出たはずだが、メニューはほとんど同じだった。ただ、こちらのほうが少しラグジュアリーだった。(テーブルに布とかひいてあるのでw)食べて準備していると、ジェム男がきた。もう、時間だ。

日本の中古車のバンで出発。今回は1泊2日の予定だが、まだホテルは決めていなかった。まあ、なんとかなるだろうと、とりあえずクイーンエリザベス国立公園を目指す。せかくアフリカに来たのであれば、サファリにでかけたかったのでちょうどよかったが、山に登頂できたらサファリはすこしどうでも良くなっていたがw

工事中の土道を車で走っていると、赤道だという。モニュメントでみんなで記念撮影。山を降りて、みんな緊張がほどけ、少しふざけながら写真を撮った。南米のエクアドルでも赤道にきたなと思い出しながら。ふたたび出発すると、道路の脇の草の中から大きな動物が、おお、びっくり。こんなところにもういるとは。

ゲートというものはなかったが、管理事務所に立ち寄って支払いを済ませると、さらに奥へ奥へと。他にもランドクルザーなどで来ている観光客が多かった。ほとんどは西洋人のおじさんおばさんだった。

ウォータバック、水牛、ライオン、イボイノシシ、などなど。ふと、近くを象が歩いていった。やはりでかい。こんなにすぐ、大物に会えるなんてすごい。そして、このエリアは柵で囲われているわけでも何でもないから、象がこのエリアから出てもなんの不思議ではない。が、このエリアにとどまっているのがなぜだか不思議だった。

Mweyaというエリアに宿探しとランチに。ブロックの平屋の安い宿をゲットして、向かいのレストランで食事を。久しぶりにガッツリ肉を食べた。うまい、山のあとの肉はうまい。眼の前に大きな鳥が飛来してきたり、対岸の水辺には象やカバや水牛がたくさんいた。

のんびりビールを飲みながら、贅沢な時間だった。イボイノシシもそこら中にいるのと、虎が来るかもしれないから注意しろと言われたが、注意しようがなかったwクルーズしながら目の前でカバなどを見に行くのが夕方だったので、それまでぶらぶら。

Mweyaの超高級ホテルに潜入してみたり。それから、クルーズへ。すぐ目の間に大量のカバ、首位牛、遠くにスノーレオパードだと言われてみたが、小さくしか見えず何かはわからなかった。現地の人はどんだけ目がいいんだと驚いた。カバに船がぶつかりにいくので、カバが怒って転覆させられないか少しドキドキ。

夕焼け空を眺めながら、アフリカの旅も終わるんだなと物思いにふけっていた。たくさんの鳥が家路につくのか、水辺を飛び立っていった。我々も宿へと帰り、昼と同じ店で夕食。もちろん、野外なんだが、電気の周りの虫の量が多すぎて、多すぎて。。。

食事を終えトラが出てこないかドキドキしながらヘッドライトを頼りに部屋に戻り、すぐに眠りについた。

Rwenzori11 山を降りる

下山まであと1日、そして何よりも登頂というビッグイベントを終え、久しぶりに夜更かしをした。もちろん、大晦日というのもあって。翌朝もいつもどおりに起きる。食事の前に、ガイドやポーターへのチップをどうするかを話して準備した。通常なら下山して渡すようだが、下山日が新年元旦ということで、みんな家族の元へ少しでも早く帰りたいとのことで、少し早めに渡すことになったのだ。

いつもの朝食、これも最後かと思うと、すでに飽きていたのに、寂しさを感じる。準備をして、ダッフルバッグをポーターに預けた。今日は長靴でスタートして、途中でトレランシューズに変えるという工程らしいのと、標高も低くなるので暑くなるとのことで、出しやすいように荷物をまとめた。

出発前に、ポーターとガイドがずらりと並ぶ。今まで全員集合したことがなかったので、こんなに大勢のパーティーだったのかと驚く。一人ひとり感謝の気持ちとチップを手渡していった。トレイルはたまに沼があったが、今までと比べるとかなりましで、乾いたトレイルも時折見られた。行きとは異なるコースなので、景色に飽きることがない。モーゼスが滝だよと教えてくれる。耳を澄ますと、滝のゴォーという音が確かに聞こえる。音の方へと行ってみるとたしかに立派な滝があった。

暫く進むとポーターが座って待っていた。ここから先のトレイルはマッドじゃないよと教えてくれ、ダッフルバッグからトレランシューズを取り出し、雨具などを片付けた。もう暑いので、Tシャツで十分だった。

ゆるやかな下り道、さらに長靴を脱ぎ、乾いたトレイがこんなにも歩きやすいとは、ごく普通の登山道がこんなに心地よく歩けるなんて、と幸せに感じた。見慣れた光景だなと思ったら、行きに通った道に合流した。周りの木々は低山だなと感じるような、木々や草が豊かになってきた、そしてそんな雑草の中からまたカメレオンをモーゼスが見つけたのだ。葉っぱと同じ色のカメレオンをよく見つけるなーとあらためて感心した。

管理等で下山のサインをする。戻ってきた。キレンべの村に。木々の隙間から集落が見える。山の上にある民家がぽつぽつと出始め、子どもたちが遊んでいる。帰ってきた、あー帰ってこれた。ポーターの小さな子供がお父さんに会いに走ってきた。父と手をつないで一緒に歩いている。1週間ぶりにあえて、ふたりとも幸せそうだ。

山道をついに抜け、集落に入る。帰ってきた。子どもたちがたくさんよってきて、じゃれてくる。ガイド会社に到着して、また仲間とガイドの3人と握手をした。1週間本当に良い時間だった、ありがとう。

ビールを頼んでルウェンゾリと一緒に登ったすべての仲間に乾杯。ぬるかったけど、最高にうまいビールだった。ほっと一息ついて、登頂証明書をもらう。ランチを食べ、カセせの町まで移動することにした。ここで泊まっても良かったがすでに行きに2泊しているし、明日以降のサファリを考えると町まで行っておきたかった。バイクを読んでもらい、ダッフルを背をって村を出た。

ダッフルがおもすぎて、背中が引っ張られて腰が痛くつらいニケツだった笑宿に到着してシャワー。気持ちよかった1週間分の汗と泥が落ちていく爽快感。夜はゆっくりしたかったのでホテルの中庭でインドカレーを食べた。これまた、スパイシーで、山の味とは違って地上の飯はうまいって感じたのだった。疲れがどっと出て、すぐに眠りについた。

Rwenzori10 和やかな下り道

ぐっすり寝た。改めて、みんなで一緒に登れてよかったなとしみじみ感じて、スマホの写真をなんども見返す。みんないい顔をしている、振り返って写真をみても喜びが湧き上がる。青空が見え、今日もいい一日になりそうだ、もちろんマッディーなトレイルらしいが笑

朝食を食べ、いつものように準備をして下山を始める。ルートはまた違うので、飽きないのが助かる。それにしても、マッディーというよりも、沼だ。どこまでも足がとられてしまう。ランチタイムは今日もサンドイッチ、こちらも飽きてくるw

トレイルが滝のように水が流れる場所や、巨大な岩に囲まれた谷など、本当に景色の変化はすごく、いったいどんな果ての地に来たのだろうと思う。旅をしていて、いつも思うのが、こうした人里離れた大自然のど真ん中にポツンといるとき。ああ、遠くまで来たんだなと。

それから最後のキャンプ地へ。泥沼も最後の日はだいぶましになるということで、川でオーバーパンツを洗った。しかし、1週間以上泥で汚れたパンツは洗っても、泥がしみついていた。

今日は大晦日。2018年の終わりをルウェンゾリの山の中で迎える。夕食は、豪華にポテトとチキン。さらに、ガイドが白ワインをくれた。

ガイドやポーターへのチップをいくらにするか議論をしたり、山での思い出話、アコンカグアの話などの話に花をさかせながら、new yearをまった。最後の日ということで、残っていたカップラーメンやおしるこなんかをすべて食べ尽くす、豪華なパーティー状態。ああ、この山にいるのもあと1日かという寂しい気持ちと、疲れて山を降りてちょっとゆっくりしたいなと言う気持ちを抱きながら、年越しを迎えてシュラフへと潜り込んだ。