Rwenzori7 高度を上げる

寒かった。高所順応のためにお茶をたくさん飲んでいるので、夜中にトイレに行きたくなる。が、木道だったり、ぬかるみを超えないとトイレに行けなくて躊躇するペットボトルをピーボトルにしようかどうかを悩んだが、トイレに行くことにした。そうすると、夜空に満天の星空。すでに4000メートルを超えていて富士山より高いことに改めて感じた。明日は晴れるかなと期待しながら、またシュラフに潜り込んだ。

朝起きると雨が降っている。登山開始までに止むといいなと願いながら、いつものトーストと卵の朝食をとる。ペットボトルとサーモスに紅茶を入れて、荷物の準備をする。あるき始めるとかろうじて雨はやみ曇り空。どんより。ぬかるみはひどく、膝ぐらいまで足が取られるときもあった。しかし、昨日の教訓を生かして、レインパンツをはいているので雨も泥もラバーブーツには入ってこない。濡れていると濡れていないのではこんなに違うのかと、当たり前ながらあらためてドライであることの大切さを知った。

しばらくく歩くと青空が見えてきた。なかなか拝めれない青空。気分も爽快だし、暖かくなるし、エネルギーを与えてくれた。でも、青空は長く続かず、すぐにガスが空を覆っていった。そして、足元には雪がちらほらと。ゆっくりとゆっくりと高度を上げていく。景色といえば、今までの人生では出会ったことのない岩、植生ばかりで、この地球の大きさと複雑さにただただ驚かされるばかり。森林限界も超えて、大きな木はなくなっていった。

今日のピークであるBAMWANJARA PAS(4450m)を通過する。さすがにここまで上がってくると、高所まで来たなと言う感じで息が切れる。写真をとって本日最高ポイントからの眺めを堪能してから折り始める。スティープだとモーゼスが言っていたが、本当に急斜面の下り。さらにサーフェイスはヌルヌルで踏ん張りが効かない。慎重にストックを使って降りた。

すると、ジャイアントロベリアが鬱蒼と生い茂るエリアに。ここが美しかった。どこか別世界に突如舞い降りたような、今までとは全く違う空間がそこにはあった。よくあるいた、少し遅めのランチを雨を避けられる大きな岩の下で。

そこからも下る下る。そして平原に。もちろん平原と言ってもマッディーなトレイルで、足はとられてラバーブーツは泥だらけ。もちろんレインパンツも泥だらけ。そして、4000m弱のHUNWICK’s CAMPに到着。

もちろん今日も到着して、ベッドじゃんけんをして、濡れたウェアをストーブで乾かしながら、みんなでお茶を飲む。それから、ギアを選んだ。借りる予定だった、ハーネス、ヘルメット、アイスアックス、ユマール、ザイルをフィッティングして借りた。その後、晴れたので山と写真を撮る。

すぐに夕食の時間になり、今夜はミートソース、うまかった。でも、こんな日にかぎってボリュームがあんまりないのは悲しい限り。お茶を飲みながらポーターや小屋番の兄ちゃんと話して、また眠りについた。

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