近くに住む遠くに住む、どんな町に住む

阿佐ヶ谷は、周りに友達がいた。歩いてたらよく友達にあったし、夜な夜な飯を食べていた。
このブログでも阿佐ヶ谷について、何度も書いていて、あんなに楽しい街は今までの人生であの町だけと言ってもいいほど。

ただ、1人じゃなくなると住む場所の意思決定も1人じゃなくなる。済みたいと互いに思える場所となると、自分の理想とは異なる。さらに、子供が保育園に通いはじめると、待機児童の問題でも分かるように、転園が不可能に近いので住む場所が保育園に入れた地域に縛られる。とまあ、なかなか思い通りには行かなかったりするのも現実だ。

先日、葉山に引っ越した友達の家に遊びに行った。うちからは2時間の距離、なかなか遠い。駅からも3キロということで、バスかチャリ。でも、3分で海があり、裏山のトレイルまでも5分ほどという好立地なのだ。さらに、3軒隣に友達ファミリーが住んでいたり、周辺にはたくさん友達が住んでいるようだった。

なぜ今引っ越したのか。それは、子供と遊ぶ時間が限られていて、その時間を自然に近いところでという思いから引っ越したということで、その理由はすごくしっくりくる。俺も、庭付きのマンションか家に引っ越したいなーと思っていたところだった。やはり、土とか芝生の上で遊べるというのは、子供にとっても、大人にとっても良い時間だと思う。(自然が好きなので特に)

葉山という街は、世田谷とは違い、街についた瞬間になんだか空気感が違った。都心のビジネス街と世田谷は空気感が違うように、世田谷の住宅街と葉山の住宅街は全く違った。なんだか、のびのびしている。リラックスしている街の雰囲気が流れていて、心地よいのだ。一方で、仕事モードにはならないなーとも思った。

うん、まあ、型は行動を規定するというのは事実である。だから、どんな地域に住むか、どんな家に住むかは非常に重要だなと、葉山を訪れて思ったのだった。自分は、自分と家族は、どんなところで、どんな家で暮らしたいのか、暮らすのが一番心地よく、幸せなのか、難しい問題だ。

以前から思っているのは、仲の良い友達ファミリーと一緒に住む。もしくは、近くに住む。そうすると、気軽に会って遊べるし、共同で子育てができる。何かと助け合えるし、子供にとっても社会との接点が増えるのが良いと思う。がしかし、仲の良いファミリーと近くに住んでいるという話は、あまり聞かない。それは、やはりお互いの事情があり、引っ越しにはお金もかかるし、職場の距離も違うし、学校の問題もあるし、家賃の負担の大変さも違うしと、いろいろな障壁はあるからなんだろう。

仕事場からの距離、自然との距離、友達との距離、まあ、理想と現実との距離をどう縮めていくか、ちょいちょい考えてみよう。

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