6年目の311

6年目の3月11日に保育園説明会へ行ってきた。4月から入園する保育園に行き、事前にいろいろ聞き手続きをするという会。赤ん坊や子供が一同に会するとカオスだなということも実感できたし、保育園を経営するということは、本当に細かなことまでケアしないといけないから大変だなということも把握できた。あちらこちらで子供は泣くし、遊ぶし、親はその対応で説明会なんて聞いちゃいられない。一方で、子供にムヒを塗っていいかとか、階段を使わせていいか、喧嘩になるからおもちゃは持ってこないでとか、保育時間の延長料金で揉めないためにカードリーダーでタイムスタンプを忘れないでとか、とかとかいろいろと。そこまでケアしないといけない保育園側も大変だな−と。保育園の先生疲れちゃって大変だよなーと。

そんなことありつつ、一番印象に残ったのが、災害時の対応だった。説明会を受けたその日は311だった。理事長かつ園長先生が、6年前の今日のことを話してくれた。その日地震が起きた。鉄筋コンクリートの建物なので、保育園の施設自体は大丈夫だった。一方で火事が起きたらどうしようもないので、その対応を早急に検討した。系列の保育園が2つあるので、どちらかで火事が発生すればもうひとつに移動することが確認されたとか。食料や防寒具は十分に確保してあるから大丈夫だったようだ。そして、強い意志を持って、ご家族がお子さんを迎えに来れるまで、私たちはお子さんを大切に見守りますので、安心してください。そして、ご自身の安全を確保して迎えに来てください。そんな言葉を伺った時に、ああ、この園長先生は信じれる方だなと思ったのだった。

そして、6年前のこの日、自裁に品川のオフィスから歩いて迎えに来たご両親がいたとか。到着したのは夜中の1時過ぎ。無事にお子さんに会うことができて、ホッとして帰宅したという話も聞き、防災対策や事前シミュレーションって本当に大切だなと思って、さっそく防災バックを準備し始めた。

もう3週間後には保育園。まだ、5ヶ月なのになと思う気持ちもあるが、速いタイミングからいろいろな大人と触れ合ったり、同世代の友達と接する方が経験という意味では良いのかなと思ったり。一方で、働きながら子供を育てるという世の中の大半の人がやっていくことを、そんな普通のことをするだけなのに、苦労したり不満が産まれたりするのも変な世の中だなと思いつつ、こうして家族でどんどん新たなステージへと歩を進めていけることに喜びを感じている。

2017年 東京&夜から白馬へスキー
2016年 東京
2015年 東京 数日後からキューバへ行った
2014年 麻布十番で飲んでたっぽい
2013年 伊豆トレイルジャーニーの翌日
2012年 東京
2011年 東京

http://teratown.com/blog/2016/03/12/5%E5%B9%B4%E7%9B%AE%E3%81%AE311/

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