今さらながらやってみて

今さらながらメルカリをやってみた。2年ぐらい前に一度やってはいたんだが、やったというのは出品だけしたという感じで、購入したり落札されたりはしなかった。売るものなんて対してなかったし、作業の時間がめんどくさかった。それよりも、山に行くほうが楽しかったから。最近、家にいる時間が増え、3Dプリンタやってみたり、いろいろ最近のトレンドものは勉強でやっておかねばと思い、メルカリも。

とりあえず、ジャケット、タンブラー、ティーポット、靴、電子辞書、海外で買った雑貨などを出品してみた。写真で撮影して、紹介文を書いて、値付けして終わり。作業はそこまで無いが、タイトルと写真、あとは説明文が重要なんで、それを書くのに3〜5分ぐらいかかる印象。その後は、いいねやコメントが来たら返して、反応なければ値下げして、売れたら梱包。この梱包がめんどくさい。買った人に評価もされるので、丁寧に包む必要があり。その後、コンビニに持っていく。QRコードを出して、ファミマの端末からレシートを出して、レジでダンボールに袋型のシールを貼って、送付状を挟んで終わり。あとは、発送完了のチェックをアプリで。

まあ、そんな感じ。すんごく簡単に送れるという噂だったが、まあ、想像通りの作業が必要だったので、簡単という印象はなかった。一方で、こんなものが売れるのか!という驚きはあった。こんなものも売れるなら、なんでも出してやろうとかなーと思えた。というのも、家の近くにおしゃれなリサイクルショップがある。ここで売るほうが圧倒的に手間がかからない。以前、いろいろと売ったが、そこだと買い取ってくれなさそうなものがある。でも、捨てるのはもったいないモノが家に残っていた。そんなものを出すにはメルカリが適していて、これは売れないと思っていたものがガンガン売れたりして驚く。

一方で、売ってお金を作ろうと思うと、たいしてお金にはならない。送料がけっこうかかるし、梱包作業も出品作業もめんどくさい。売れるなら歩いて1分のリサイクルショップに一気に持っていくほうがいい。売れないものは、捨ててしまうのが一番手っ取り早い。たいしてお金にならないのだから、それが資源の無駄という感じなんで、捨てるよりはメルカリで売るかというレベルなきがする。

買う方が圧倒的にメリットが有ると思っていて、ポチッとクリックして後は待っていれば家に届く。手間はないし、新品より安い。ただ、個人間の取引なんで揉め事とかあったらめんどくさいぐらい。評価が高い人からのみ買えばそれも殆ど無いんだろう。

■スピード感
熱が冷めないうちに、売れる。反応が良い商品は本当にすぐに売れる。そのテンポがよくて、次々と出品して購入してというサイクルが成り立っているんだろうな。打てば響くというかんじで、そのやり取りが交渉ゲームのような感じ。

■送料が不明
送料がいくらかすぐ分かりづらい。らくらくメルカリ便もコンビニで出してみたけれど、自分の送付物がいったいいくらの送料だったかがわからなかった。送料がわかると最初のプライシングにももっと活かせるのにと思った。

■メルカリポイント
現金ではなく、売れるとメルカリポイントが貯まる。現金にすると手数料を取られるので、それよりもメルカリ内で何かを買う。このサイクルで売買が増える。もちろん、このお金がメルカリ上プールされた状態にあるので、メルカリのビジネスの自由度が広がる。

■らくらくメルカリ便
・売買するユーザーはお互いの住所を知りたくない。知られたくない。そのニーズをうまく商品化したのがらくらくメルカリ便。これは、メルカリにとって見れば、メルカリを絶対に通してやり取りすることになるので、こっそり住所をやり取りしてメルカリ以外で売買する不正を防ぐことができ、確実に手数料が取れる。ついでに、どの大きさの配送だったかというデータも取れるので、商品名やカテゴリーデータと送付物の大きさ、値段、郵送元と郵送先などのデータがどんどん蓄積され、分析&マーケなどに活用できる。

■細部のユーザビリティ
例えば、【】を入力すると、カーソルが自動でカッコの間に移動したりとか、タイトルを入れると自動的にカテゴリーのサジェスチョン出してくれたりと、細かなところで作業工数を減らしてくれるのはありがたい。参考価格帯も、データ分析されてる結晶だし、出品者も便利で出品しやすくなるし、買い手も適正価格で買えるのでマーケットの活性化にもつながる。

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