月別アーカイブ: 2016年8月

銛突きは粟島へ

狩猟キャンプ第3回目。毎年恒例になり、去年から銛突きかつファミリーキャンプ化してきたこの夏の島旅。今年は三宅島から新潟県の粟島に行き先を変えたのだった。三宅島のフェリーが山の日が制定されたせいで取れなかったので、かねてから行ってみたかった粟島に。でも、遠かった。

8/11山の日の朝3時にタクジさんが来るまで迎えに来てくれて向かう予定が、ハルくんがまさかの風邪。ということで、始発に乗って新幹線で新潟に向かうことにした。お盆シーズンということで、始発の新潟行きの新幹線は満席かつ長蛇の列だったが、ちょっとした工夫で自由席を2席ゲットした。今回は剛さんも一緒に行くことになったのだ。いつもはスキーで越後湯沢まで行くことがあるが、新潟はそこからまだまだ先。思ったよりも遠いのだ。

さらに、新潟駅から特急に乗り換えて村上駅へ。ここも満席で1時間程度立ちっぱなしだった。さらに、村上駅から岩船港へとタクシーで向かう。と、あっ、忘れた。銛を新幹線の棚に忘れてしまった。やってしまった。銛突きに来たのに銛がない。。。おい、ガーン。急いで忘れ物センターに問い合わせたら、新潟駅の忘れ物センターにあるそうだ。。、今更取りにいけないので、諦めて岩船港へと向かったが、ショックは引きづった。結局、剛さんが一足先に新幹線で帰るので、ピックアップしてもらうことになった。

岩船港に到着すると、想像以上の人がいた。こんなに人気の島だとは。そして、ファミリーが多い。もっと寂れているのかと思ったら、日本海側には小さな島があんまりないので人気なようだった。このフェリーは車を載せれないので、みんなキャンプ道具を担いだり、コロで引っ張ったりという風景が見られるのだ。船が出ると、青い空と青い海。気持ちがいい。寝ていたり海を眺めていたらすぐに粟島に付いた。沢山の人が降りて、キャンプ道具などを下ろす。そして、衣装ケースほどのサイズの箱を3つとか4つゴロゴロ転がしながら、キャンプ場を目指す人が多数。いったい、ここは!?びっくりした。

1時間前の高速船で、シンヤさんファミリー、Qちゃんファミリーが来て場所をとってくれていたので、一番奥のエリアへと。テーブルがあり、水道が横にあるいい場所。もちろん目の前に海があって、すぐとなりにトイレとシャワー。完璧だ。お昼だったので、みんなが食事を作っていたのでそれをちょっともらうことに。テントを張って、とりあえずキャンプの準備をして、休憩。それから、とりあえず海に潜って魚影を確認。あんまり無いけれど、サザエとかはたくさんあった。

海を上がって、スーパーへ。ここでいろいろな食材を買い込み、帰りに酒屋でビールと氷を。剛さんが大きなクーラーバッグを持ってきてくれたので、ビールや冷蔵保存したいものが買えて便利だった。魚はカレイや小さなメゴチしか取れなかったが、それ以外の採れたものを網焼きにするなどして、夕食にした。

パスタも作れば、味噌汁も、刺し身も、浜焼もなんでもありの男の料理をヘッドライトをつけながら食べる。海でこんな風に食べるのはうまい。みんなカセットコンロ持参だったので、火にこまることもなく、快適な料理ライフが送れた。食事をして子どもたちが寝静まったら、ビールを持って港へ。ペルセウス座流星群のピークということで、おっさん4人で星を見に。寝転んで空を見ていると、星が流れる。あっ、流れた。おお。たまに流星痕が残るような大きな流れ星も。このまま寝てしまいたくなるような心地良い時間だったが、テントへと戻ってねることに。

翌朝は、日の出の明るさで目が覚めた。そして、夜は思ったよりも寒かった。三宅島とはだいぶ違う。長袖を着て寝袋で寝たほどだった。起きて、シンヤさんと釜谷まで走ろうということになり、2人で島の南を半周ぐるっと。意外と上り下りがありハードだった。釜谷にもキャンプ場があるのと漁場として最高という噂だったので来てみたのだが、この道程を荷物を持ってくるのは至難の業だと思った、子供がいたらなおさら。暑すぎるなかをなんとか走って、戻ることに。

するとタクジさんが向かっているという。ハルくんの熱は解熱剤で一時的に下がったタイミングで出てきたようだった。カッセさんも同じ高速船で到着するので迎えに。これでまた子供が増えた。みんながテントを張ってそれぞれゆっくり。そして、昼ごはんを食べる。魚をとりあえず突いて、足りないものは商店で炭水化物を購入。御飯のあとは、4人ほどでバスで釜谷集落へ。ここで魚を探すが、意外といない。サザエは無数にあるが、魚があまりいない。魚影が濃いという場所でも、場所がわからないとなかなか見つからないものだ。また、バスで戻り、再び海へ入り魚を調達。

タクジさんが参戦したので、沖まで行くと漁礁がありそこに魚がわんさかと。ここで銛突き開始。さすがは銛突き名人。いろいろな種類の魚をゲット。名前も知らなかったが、うまいと食べてから調べたら超高級魚だったりもした。今夜は全てのメンバーが集って総勢15人ぐらい。男たちばかりで、カレー、やきそば、焼き魚、つぼ焼きなどなど、こんなに食べれるかとおもったがペロッと食べ終わった。夜はテントの前の浜で寝転がりながら、夜空を見上げてみんなでお酒を楽しんだ。

そして、眠くなりいつのまにか寝ていた。翌朝も晴れ。眩しい一日の始まり。朝から銛付きに、するとタクジさんが超大きな石鯛を突いて、シンヤさんが海から上がってくるときに暴れる魚を抱えながら来た。え、サメ?と思ったら巨大なマゴチ。これは、すごい、そして面白い光景だった。沢山の魚を刺し身、煮付け、味噌汁などなどに調理してさっそくいただいた。やはりタイの刺し身はうまい!三宅島よりも魚種が多いので、この点は幸せだ。

剛さんはここで帰るので見送って、島の北側を回るバスに乗って観光。なかなか眺めの良い場所もあって、島を楽しむ。そして、また戻り銛突き。この島はサザエや牡蠣なんかも多い。が、禁漁なので、魚を取って食べる。夜ご飯を終わらせると、島の盆踊りへ。本当にこじんまりとして、ほんわかした祭だった。

さて、最後の日が始まる。最後の漁に出掛けて、3,4匹だけとって朝食として、テントを片付ける。さて、今年の狩猟生活も終わり。昼のフェリーで岩船港に戻って、タクジさんに乗せてもらって東京へ。ハルくんをタクジさんの実家に預けるので、立ち寄って帰還。来年はどこの島でどんなメンバーで銛突きをするのかと考えると、また楽しみだ。


◆装備

登山テントで必要なモノ以外


ウェットスーツ
ミニマスシューズ(ウォーターシューズ)
長いスパッツ
長袖のコンプレッション(日焼け防止)
捨てる靴下(フィンで足がすれる)
手のひらがゴムの手袋
スイムキャップ
水着
シュノーケル
水中メガネ
フィン
ナイフ
包丁
ボール
ざる

まな板
うろこ取り
アームカバー
スキンズのカーフ
耳栓
クッカー一式
GoPro
水中OKなコンデジ
コンタクト
サングラス
日焼け止め
虫除け
キンカン
帽子
サンダル
テントは広くてメッシュがいい(涼しい)
出刃包丁
ウロコ取り
魚を入れて腰につけるメッシュの袋(洗濯ネット、細引き、留め具)
カセットボンベがつけれるコンロ
網焼きできるセット
コッヘル
割り箸
醤油
みそ
わさび

折り畳みイス
レジャーシート

調味料
ニンニク
菜箸
割り箸
虫除け
ムヒ
日焼け止め
帽子
長袖
テント
包丁かナイフ
うろことり
まな板
ザル
ボール
サングラス
つり道具
ウエットスーツ
折り畳み自転車
七輪とセットで網があるか確認
大きくて丈夫なビニール袋
島内移動用の小さなザック
サングラス確認
銛先を研ぐヤスリ
生姜、ネギ、香草、ニンニク、味噌、カレールー、油、片栗粉、

浜比嘉島の民宿で

金曜の午後から沖縄へ。6月の頭にも来たから2ヶ月半ぶり。今回は仕事だったので、泊まりだけ旅行気分を味わえるようにと、島にした。本島からすぐの島はだいたい行ったことあるので、どこでも良かったのだが以前行って景色が良かった記憶のある浜比嘉島へ。そして、事前にネットで海沿いのやすい民宿が取れたのもあってここに。

金曜日の夕方に羽田を出て、那覇に。那覇空港には青木さん(旧ニッチマン)が待っていてくれて、安安へ。ここは東京にもある焼肉屋で、大学時代に安いのでよく通った店。青木さん(旧曲がり豆)と以前、焼き肉の音を収録したBGMのCDを作ろうと、音を取りに行ったのも安安。

久しぶりに来たが、安い。2人で3500円程度だし、タレが甘辛くて美味しいのだ。ジャンキーな味だが、肉を食べるよりタレを食べているなと思いながら満足。そして、当時はヤングカルビという油の多い肉を食べていたけれど、今回は1皿でギブアップ。年をとったせいで、食べるものが変化した証拠。瀬長島へとぶらっと遊びに行って、那覇市内のホテルまで送ってもらい就寝。

翌朝、那覇市内でレンタカーを借りる。前回の沖縄以来のレンタカーで練習にもなる。時間があったので、残波岬へ。その後、宮城島、平安座島、伊計島をドライブし、仕事へと向かった。その後、今夜の宿の浜比嘉島のゆがふの郷へ。場所がわかりづらく、カーナビにもうまく表示されないので迷ったがなんとか到着。夕食を予約してなかったが、頼んだら作ってくれた。老夫婦が営むよい民宿だった。

オリンピックを見ながら、夕飯をいただく。長嶋さんが大好きな親父さんとおしゃべりが大好きなお母さんといろいろと話した。それから、目の前の海へ。東の空に月が輝いている。ビーチでは数組がキャンプをしている声が聞こえてきた。僕は防波堤にひとりで寝転がり空と海を眺めていた。

なにげに1人でこうした民宿に泊まる旅は久しぶりかもしれない。のんびりご飯を食べて、港で寝転がる。一人旅。当分ないのかなとそんなことをぼんやりと思いながら、海を眺めた。そもそも、数年前までみたいにどこへでも1人で旅しまくるというスタイルが、TEAM JAPONのPTLとハラペコ登山隊のアコンカグアで徐々に変わってきたのもあるんだけれど。

何かを得ることは、何かを失うこと。でも、そうしないと変化はないし、それだからこそ新たな世界が広がる。たまには、1人でボーッとする島の時間も良いもんだと思った。

甲斐駒ケ岳黒戸尾根ナイトラン

金曜の夜に、グレゴリー原宿店で石川弘樹さんのTrail talkイベントがあり参加。ファストパッキングについてだったが、荷物とかの軽量化やカサを小さくしたり無駄を省くのがすごいなと。尾西のご飯もパックは一つだけで、あとはラップで包むとか。なんといってもテントが超軽かった。

イベント後に、弘樹さん、奥さん、タクジさん、シンヤさんで中華を食べていろいろと話しで盛り上がる。11時ちょい前に一足先に1人帰る。そして、家でシャワーを浴びて荷物を持って、再び登戸駅へ。今晩から岡野さんと久しぶりにトレラン。数年前はひと夏に何度も一緒にトレランに行っていた。20歳違うのに2人でよくいろいろな山へ。小田急沿いなので、登戸に12時集合で、甲斐駒ケ岳の黒戸尾根を目指す。

夜なのですいていて、黒戸尾根の神社に行く前にコンビニで食料を買い、道の駅で水をもらって、スタート。真っ暗な中2時45分ぐらいにスタート。ガスっている山をひたすら登る。三大急登と呼ばれるが、最初はそんなに急じゃない。数値的には富士山を一番下から登るほうが辛いはずだが、体感的には黒戸尾根の方がだるかった。辛いというよりも、変化がなくてだるさがあった。

山の中はたくさん鹿がいて、ヘッドライトの明かりに目が光っていた。まあ、例のごとく1時間程度で眠たくなる。カフェインジェルなどで目をさましながら。5時過ぎるとぼんやり明るくなる。それにしても暑い。湿度も高く暑い。そして、距離が長くて終わらない。途中から斜度が急になり始めて、森林限界を超えるがガスっていて景色見えず。

頂上に到着したが、ガスで他の山は一切見えない。普通の登山できてこれだったらショックだろうなと。頂上でご飯を食べる。岡野さんが火器を持ってきていたので、じゃがりこのマッシュポテトとパスタをいただく。すると、小雨が。やばいやばい。ということで下山し始めると本降りに。土砂降りに。階段が多かったりもするので、慎重に。スピードがでない。雨も止まない。久しぶりにこんな雨のトレイルだ。最近は雨だと山にでかけないので、雨の山も新鮮だったし、夜の山も。雨の山は独特の空気感があるので、しっとりとした空気を楽しめる。

下りはゆるい下りなので、気持よく走れた。12:30ぐらいに下山。それから、道の駅に併設する温泉に入って白州のサントリー工場の売店へ。工場見学は人気だった。もちろん見てない。シャトレーゼ工場もあってアイス食べ放題なので向かったが、駐車場に入れないほどの車で、こちらも撤退。ラーメンを食べて東京へと戻ったが、渋滞し、そのご事故渋滞と不運が重なったが、久しぶりのナイトランそしてシャワーランが楽し時間だった。

何回目かの原始感覚美術祭

「8月の始まりは、木崎湖へ」というのが定番になってから何年かがたった。
今年もこの旅へ。

朝9時30分に新宿集合。植田さんからチケットを貰う。若いころは遅刻が多かったので出発30分前集合だったが、みんな大人になり時間通り来るので、到着してから出発までだいぶ時間があった。みんな集まり、あずさで松本を目指す。毎年お馴染みのメンバーから、初めて来る大学生まで、そういった若い人もジョインOKとする茂木さんのオープンなスタイルはいつになっても変わらずスゴイなと思う。

いつの間にか松本につき、みんなで蕎麦屋へ。そして、レンタカーを借りてから木崎湖へと向かう。この秋からドイツに招待されて制作活動を1年間行う蓮沼さんと同じ車で。蓮沼さんは、越後つまりトリエンナーレや瀬戸内芸術祭にも招待される売れっ子になっているので、いつもどおりイジってみた笑

ドイツ(フランクフルト)に行ったこと無いし、機会があれば行ってみたいなと思いながら。定宿のあたらしやに到着すると、信濃大町まで買い出しに。巨大なスーパーができていた。そして、宿に戻って、ワンマン列車に乗って、豚のしっぽへと向かう。稲尾駅は絵になる駅なのだ。僕の夏休み感が満点。いつきても、ここの風景は良いなと思う。

サムギョプサルを食べてから再び電車であたらしやに戻って飲み直し。いつものように夜な夜ないろいろなことを語りながら、夜が更けていった。翌朝も快晴。みんなで料理をして、散歩をして。

近くの作品を見に行き、本郷さんや杉原さんにも会って話した。その後、茂木さんと田口ランディさんの白熱した対談。茂木さんが言う「自分語り」を超越しないと、生ぬるいアートで終わるという話し。もちろん自分の中から湧き上がる感情や経験が元になる部分もあるが、そこだけにすがっていると自分語りの自己満足で終わってしまう。その自己満足と一般とのギリギリを常にいくことによってしか生まれえないものを作り続ける、常にそのギリギリで生きられるか。これって、ビジネスマンもアーティストもスポーツ選手もみんな同じ気がしている。

そんなトークを聞いて、久しぶりに色々と考えをめぐらしたら、もう帰る時間。みんなより一足先に日曜の夕方に木崎湖を後にした。来年は原始感覚美術祭がないようだ。北川フラムさんが行う新しい美術歳の一部になるようで、今後は3年に1回お休みとなるらしいけれど、来年の合宿日程はもう決まっている。

apbank fes Reborn art festival2016

音楽番組を作っている友達Rさんに誘ってもらって、apbank fes2016に行ってきた。フェスというものに行くのは数年ぶりだったけれど、実に満喫して帰ってきた。

金曜の20時過ぎに東京駅から新幹線で仙台へ。仙台のスーパーホテルで泊まって、翌朝7時に出発。今回はRさんの友達と僕らで4人。朝、初めて顔を合わせて、レンタカーで出発。中国の広州からこのために来ていたKさんには、驚いたが毎年Rさんと一緒に来ていたという話をきいて納得。さて、出発。仙台を出ると5年前に見た風景がそこにはあった。

ボランティアで何度か来た時はまだデコボコの道路だった。それが、今はきれいな高速道路に変わっていた。ふたたびこうして、この地にくるというのは感慨深い。apbankfesの会場は、泥をかきだした海岸沿いのエリアからすぐそばの場所だった。更地になった港のエリアは大きなライブ会場になっていた。復興事業としていろいろな工事が行われており、乗用車とトラックの数が同じぐらい多く行き交っていた。

早めについて場所取り。炎天下はきついので、テントの下にシートを敷いてベストポジションゲット。ゆるゆると話したり、寝たりしながら時間を過ごしていると、ライブが始まった。Salyuを生で初めて聞く。伸びやかな歌声。これ以上でないと思ったところから、さらに伸びる声が心地よい。

音楽を聞きながら、いろいろな話をする。初めて会う人でも、いろいろな人がつながっている。おお、今宮城にいる、彼と知り合い?とか、あいつが会社作った時にサポートしていたよとか、とか、そんなに繋がるのかというほど。もちろん、音楽も。小さいころに聞いていたミスチルが演奏すれば、過去を思い出す。

そして、この石巻という場所。東日本大震災のあと二回ほどきた。2回めにGWにテントを持って来た時に、泥のかきだしをしていたが、その場所から数百メートルの場所が会場だった。生きているといろいろな物が重なりあっていって、いろいろな感情を味わわせてくれる。

ミスチルが歌い始めると、みんなが一斉に前へ前へと走り始める。そして、歌に合わせて手を振り、合唱する。これが、スターかと思った。他の歌手ではここまでならなかった。そして、その人達の顔を見ながら歩いていると、本当に幸せそうで、そういった人の感情を作り出せるってスゴイことだなと思った。と、同時に50年前とかはもっと娯楽が少なく、情報が少なかった。その次代の美空ひばりさんとかは、もっと多くの人を熱狂させたんだろうと思った。そう思うと、スターって、ヒーローってとっても重要なんだなと、音楽を聞きながら。

ミスチルが歌い終わると、いっきに人が帰っていった。次の歌手が終われば、さらに人は帰る。そして、1日目の夜の人が一気に減ってからの演奏を、木のチップが敷かれた大地に寝転んで聞いていた。七尾旅人さんが、ギター一つでゆるりと歌う声を聞くととても気持ちよかった。このゆったりとした時間が心地よい。1日を終えて、宿へ。石巻のすぐ近くの宿がとれたのでそこに。ホコリっぽかったので、風呂で汗を流し、夜な夜ないろいろなことを語りながら、お酒を飲んで寝た。

翌朝も快晴。宿を出発して、列に並んで昨日と同じテントの下をゲット。今日もここで快適に過ごすことができる。準備は今日も万端で、クーラーボックスに凍らせたスポーツドリンクがあったり、冷えピタ、エアマットや椅子もあって快適すぎる。そして、音楽が流れてくる。

2日目は、佐藤タイジ、ミスチル、ハナレグミ、ミーシャ、イエンタウンバンド、Bank Bandという神がかった流れ。特にハナレグミの心の柔らかい部分をそっと包み込むような歌、からのミーシャの力強い歌声は最高の瞬間だった。本当に満足度の高い時間。ただ、帰らねばならなく、JRというアーティストの大きな写真を撮って、帰ることに。歩きながら、BankBandの歌声が聞こえ、最高の蛍の光となった。渋滞もなく仙台に早く着いたので、ご飯を食べて東京へと戻った。






■持ち物
エアマット
ブルーシート
折りたたみ椅子
凍らせたペットボトル
お菓子
おにぎりなど
クーラーボックス
帽子
マスク
タオル
冷えピタ
日焼け止め
ウェットティッシュ
ボディタオル
レインウェア