日別アーカイブ: 2015/12/19 土曜日

はじめて会う時の立場をいかに演出するか

まあ、ケツの穴が小さい奴が考えることなのだが、けっこう重要だったりもする。と思っている。

営業マンとお客さん
相談相手と相談者
コンサルタントとお客さん
ファンと有名人
先輩と後輩

上と下が作られる構造が最初にあると、最後までそれが尾を引く。すると、対等に話せない。まあ、最終的に対等にならない関係でもいい場合もある。一方で対等になって、同じ立場でガチンコで話したいって時には障壁になる。

そのため、一番最初に会う時の関係性をいかに演出するかが重要だと思う。

1人のファンが有名人にサインを貰う。これだと、有名人からしたら記憶に全く残らない、どこかにいるファンの1人。でも、有名人の友達の紹介で一緒に御飯をする。となると、有名人がファンを見る目が変わる。もちろん、この時にファンなんてことは微塵も出さずに対等にコミュニケーションすれば、もっと関係性はフラットになって、近づきやすい。有名人とファンの関係は遠く、差がある。だから、到達できない関係性がある。ただファンでいつづけたいならそれでも良いんだけど、ファンというよりもこの人の生き方とか公の姿ではない内面をもっと共有したいと思うなら、最初の関係性づくりが重夜釣あ。

営業マンも一緒。営業ゴリゴリでいくとなかなか関係性が構築できないけど、コンサルという感じで、相談に乗って課題を解決しますっていう立場で入ると、結果的に大きな金額が売れたりする。そんなもんだ。

けっこう昔から、これは意識してやってきていて、もともと遠くにいたかっこいい生き方している方々と仲良くなった。だからこそ、腹を割って率直にできる話があると思う。

小学生の同級生が大統領になっても、ノーベル賞取ろうとも、小学生の同級生はアダ名で呼び合う仲だってことが、分かりやすい。

最近、自分にとって師匠のような方、新井さんであり、茂木さんでありと話していて思ったのだった。もともとかっこいいと思っていた人と、こんなに自然にやり取りさせてもらって、ありがたいことだ。