月別アーカイブ: 2015年11月

Now This と認知

主要なメディアが変われば、見せ方も変わる。
Now This
短い動画に、大きな文字が流れるニューススタイル。
タイムライン型のメディアだとVIneとか含めて、短い動画が受け入れられやすい。
Business insiderとかも、似たスタイルでニュースを流してる。

このnow thisは、自社サイトにはニュースがない。
こんなふうに書かれていて、ユーザーがメインで使っているソーシャルメディア上に存在するだけなのだ。

https://nowthisnews.com

HOMEPAGE.
EVEN THE WORD SOUNDS OLD.
TODAY THE NEWS LIVES WHERE YOU LIVE.

そして、思う。
これらのニュースを見ている時、英語を読んでいる。
どんどん表示されるテキストを単語ごと読んでしまっている。
ぱっと見て全体を認知してない。センテンスで把握していない。
だから、読むスピードが遅いのだ。
脳のOSが日本語だから、英語を読んで変換するという作業が必要なんだなと。

もし日本語だったら、文字(単語)をいちいち追いかけて読まなくても、センテンス全体感を把握できる。
これは、脳の思考回路的にもうそうなっちゃってるから、ひたすら慣れるしかないんだろうな。

頭で分かっているのに、行動しない奴は最も無能な人間だ

頭で理解しているのに、行動しない人間は無能な証拠だ。
これは、よく言われることだが、これは、自分への最大の戒めでもある。

無能とは・・・

僕の解釈では、3つ。
1つは、経験から学ばない人(こと)、同じ失敗を2回以上する人
2つめは、物事の仕組み、背景、将来を考えない人(こと)(見聞きしたことを盲目的に信じたり、言われたとおりしか行動できない人)
3つめは、口だけではこれしたい、あれしたいと言いながら、そのために準備や近づくための行動を起こさない人

もちろん、行動しない理由はあるし、気が乗らないこともある。だから行動できないのだし。
論理では理解できても、感情で理解できないってこととか、もちろんある。

でも、行動しないと世界は変わらない。

ただ、気が乗らないのであっても、そこには何かしら理由がある。そんな感情になるには、理由があるはずで問題を分解して感情の原因を突き止めて、それに対する改善策を打つとか。

本当に無能でいたくないなら、無能状態の人の心理を理解することも必要だ。

人間とは忘れる生き物であって、忘れるということができるから、生きやすいという側面も大きい。嫌なことやどうでもいいことを忘れると同時に、大切な価値が有ることも忘れてしまう。そうすると、経験から学べない。ただの一過性の出来事で終わってしまう。人生という流れ(フロー)のある一瞬だけ、これをストック化することによって学べる。それが、記録であったり、振り返りである。このブログもそのひとつ。

誰もが、分かっている真実なのに、そんな風に生きれる人は少ない。
誰もが、無能な人間になる要素を持っている。
ただ何も考えずに、流されていくることは簡単である。
それじゃ、口だけで理想を語る人間で終わるし、脳という素晴らしいものを授かったのに無駄にしてしまうことになる。

でも、誰もが無能ではいたくない。

行動し続けることで、少しずつ少しずつ変わる。
行動したことによってすぐに劇的に変わるなんてことのほうが少ない。

1%の堕落
1%の改善

0.99^365=0.02551796445
1.01^365=37.7834343329

365日続けばこれだけ違う。
日々の変化は小さく、自分がその渦中にいるから変化に気づきにくい。でも、ある期間続けることによって、後ろを振り返ると全く違う世界になっている。これができる人間かどうか。

似た話で、小さいころに父親に教えてもらって、今でも覚えている話がある。

6個のコインがある。
AくんもBくんも3個ずつ持っている。
2人はじゃんけんをして、負けた方が勝った人に1つコインを渡す。Aくんにとっても、Bくんにとっても、たった1個変化するだけだ。
でも、じゃんけんの後、Aくんが勝てば4個に、Bくんは2つになる。
差は2倍になっている。+とーの作用が同時に働くということは、こういうことでもある。

これを聞いた時から、そうかと思い、一定のパイを取り合う勝負には絶対に勝つ。そう決めた。

まずは、行動を始める。
その1歩。

そして、継続する。
世界は変る。

想像もしなかった世界へと到達できる。

まあ、とりあえずやってみる。
はじめて見る。
つべこべ言わずに、考えすぎず、まずやってみる。
人間は、肉体を伴う行動を起こすと、思っていたよりもテンションが上がるなんてことは多々ある。気が乗らなかったことでも、まずやってみる。すると、考えもしなかった面白さに出会いハマることがある。

struggleという言葉。
ネイティブじゃないので分からないが、この言葉が言い得て妙な気がするのだ。
なんとなく発音の響きも含めて。

「もがく,あがく,努力する」
「make forceful or violent efforts to get free of restraint or constriction.」

こちらも母親が祖父から言われたと何度か聞いた言葉。
まさにそうだと思う。生きているうちしか頭使えないんだから、今のうちに使っとけ、自分。

「死んだら頭を使えないから、生きてるうちに使っとけ」

funtrails30k

ということで、30キロで終了。

特に体の不調はないのだが、走っててワクワクがなかった。普通は、辛さも楽しいのだが、苦しさとかあるわけでもなく、景色がきれいなわけでもなく、そんな気分で走っても仕方ないので、さっさと止めてしまった。

やる気ないと集中力低くなってケガのリスクもあるし、夜になると家に帰れないので早めの切り上げ。

信越もそんなやる気なかったけど、友達と一緒だから楽しめた、今回は1人なんで、それもなし。

まあ、トレランブームは完全に終了だな。まあ、山とかは好きなんで、気が向いたときに山にファンランするレベルだな。

事前の練習量と、レースへのワクワク感は比例する。ワクワクしてるから、自然と練習してしまうから、練習してるという意識もないぐらいだが。

信越にしろ、今回にしろ、練習はかなり少ない。今回は山に練習すら行ってないから、最初からモチベーションがなかったのだ。

まあ、トレランもひととおりやったし、これが仕事ならモチベーションを保つ方法考えたり、なんか打ち手をうつのだが、あくまで遊びなんで。

山は好きだし、トレランも本質的には好きだ。だから、楽しくないのに、無理やり走ったら山が嫌いになってしまいそうで、早めに止めた。

山は好きなので、しばらく経てばまた行きたくなるだろう。

ただ、間があくと体力落ちるし、感覚鈍るので、最低限をキープする方法は別途考えて実行しよう。

やっぱり、遊びは本当にワクワクすることだけしないとな~。

FunTrails100K

信越に出て、ロングのレースってやっぱりいいなって思い信越直後にエントリー。
関東近郊で実施される初の100キロのトレイルレース。(まあ、小規模のものは他にもありますが。)

ということで、こんな感じ。11月3連休は秩父の山を楽しんでまいります。
寒そうなので、久しぶりに防寒着とかたっぷり持った。

大会名(Rally) FunTrails100K・FunTrails50K

ナンバー(Number) 1109
氏名(Name) 寺町 健
種目(Event) FTR100
カテゴリー(Category) 男子39歳以下

fun-trails100k
http://118.238.12.74:8000/?id=funtrails2015

「旅立つ理由」新たな世界に出会う、最高のプレゼント

著者が旅人だった
ガルシア=マルケスの本を訳している
みすず書房から本が出ている
書評を池澤夏樹さんが書いている、そして最高の評価をしている。
タイトルにセンスを感じる

直感的に、これは面白そう、そうワクワクした。
読む前から、楽しみになる。
ああ、今まで知らなかった、素敵な人に出会った感覚が、読む前からある。

「旅立つ理由」
旦 敬介

突然、朝イチで友達から1枚の写真が送られてきた。
この本読んだ?と、本の写真だった。
読んでないと言ったら、すぐに郵送して、明日届くと。
このスピード感、そして本を勧めてくれることが一番うれしい。
毎年、forget me notの本の交換も好きだ。
でも、僕の本の趣味というか、どんな人間かを知っていて本を進めてくれることがうれしい。
そういえば、この友達はリクルートを辞めた時も絵本をくれた。

世の中で一番うれしいプレゼントは、旅の誘いかもしれない。
プレゼントと言っても、お金は自分で払うが、旅に誘ってくれることがうれしい。
普通の温泉旅行とか沖縄とか何かよくある旅じゃなくて、魅惑の島とか土着の祭りとか、山のエクスペディションとか。
そういったのに誘ってもらうのが、一番うれしいGIFTだ。最高にドキドキ・ワクワクする。

その次は、今回のような本かもしれない。
ふと、そう思った。

僕は、高級なものとかブランド物とかに全く興味が無い。
どちらかというと、無形のもの、経験とかに一番価値を置く人生だ。
だからかもしれないが。

こうした唐突の連絡が好きだ。
そういえば、以前にも7,8年ぐらい前に別の友だちが、この本読んだと連絡をくれたことがある。僕は偏りがあるけれど、本を読むのは好きな方で、新たな本に出会うきっかけをもらうことがとてもうれしい。

今まで知らなかった、人に出会える。
確実に好きになりそうな作家に、新たに出会えるきっかけをくれる。自分のアンテナでは、出会うことがなかったかもしれない作家。

例えば、星野道夫さんを知らなかったら、自分の人生の幸せの感じ方って違っていたと思う。でも、星野さんを知る前の自分がいたわけで、その時に星野さんを誰かに紹介してもらったら、これほど嬉しいことはない。そういうことなのだ。

自分のアンテナでは知ることができなかった、でも知ったら絶対好きになる人に出会えるきっかけ。
ああ、感謝。

今から、読んで本の世界に浸るのが楽しみだ。

送信者 場を作る@北千住