考え方と行動と年齢と。人生はf(x)=ax+bのa

写真家の操上さんが80近いことに驚く。
ほぼ日で糸井さんと対談されていて、それを読んでいたら糸井さんより10歳ぐらい上という話題が出てきて、えっと驚いてプロフィールを見たら1936年生まれ!
60歳ちょいだと思っていた。

年を重ねると差が大きくなる。
例えば、三浦雄一郎さんも80だし。
80歳のほかの人を見ると、ぜんぜん違う。
正反対な80歳の人もいるし、平均寿命からするとなくなっている人も多い。
もちろん、病気だったりいろいろあるのは承知のうえで。
でも、考え方、生き方(行動)次第な部分も大きいと思う。

5歳の幼稚園児のアウトプットは大差ない。
小学生や中学生になると、能力の差は徐々に出始める。
高校大学になると、能力差が顕著だ。

ビジネスマンとして新卒の22歳は大差がない。
30歳になると明らかに異なってきて、
40歳ぐらいだとビジネスマンとか社会人として能力が決定的に異なる。
60歳で元気な政治家や1部上場企業の社長もたくさんいる、そうではない人もいる。

(※小さな子どもの個性という意味での差はあると思ってます。)

それは、時間が立つに連れて、一人ひとりに差が出てくる。
これって、日々の考え方、行動の積み重ね。
関数で表現すればf(x)=ax+bのaが異なる感じ。

xはもちろん時間(time)でbは生まれ持った先天的な能力だったり環境。
aがその人個人の考え方や価値観、それに伴う行動とか。
逆に言えば、「a」だけが、その人次第で変わるもの。
怠ければ「a」の傾きは低くなる。

結局のところ、この一次関数が表現するように、timeはみんな等しく与えられるので、大きな差がでるのは「a」なのだ。
すなわち、考え方、スタンス、価値観とそれをいかに愚直に実行するかという「a」がポイントかを痛感する。
自分自身で「a」の傾きをいかに上げるか。

信越五岳を走ったばかりだから、こんな例えになるが、xの時間は等しく与えられているが、負荷のかけたトレーニングをするか、家でのんびりするかで「a」は決まり、結果としてのf(x)が決まる。長いスパンでもこの1次関数は成立するし、もっと短期間のレースにおいても、その瞬間を走るか歩くか。それによって「a」が決まる。

高度経済成長期でもないし、仕事や勉強ができることが全てではないと思っているので、f(x)の解は人それぞれ全然違う。ただ、どんな人生を歩むにせよ「a」は個人によって変えられる。

ほぼ日
http://www.1101.com/kazumi_kurigami/2015-09-15.html

年の重ね方
http://teratown.com/blog/2013/01/06/ciaiey/

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