仲間とナイトトレイルの楽しさを味わい、連続2回目は全く面白くないことが示す人間という生き物

闇に包まれた山の中を、
ヘッドライトの明かりを頼りに、ただ走る。

ああ、最高だ。
この心が解き放たれるような、喜び。

疲れないレベルで勝手知ったるトレイルを走る。
ルートの不安も、仲間と一緒で闇の不安もない。

疲れないスピードで夜のトレイルを走っていると、
ああ、山を走るって楽しいなと心の底から思った。

タクジさんの弟のリュウタさんと焼岳も一緒に行ったオカピさんと3人で高尾山口から陣場山の往復ナイトトレラン。信越に出るため、最後の調整として2往復しようと走り始めた。18時ちょい前にスタートしたのもあって、夜の高尾山は人もすくない。高尾山の頂上につき、ヘッドライトを出してナイトトレイルが始まる。

ふくろう、ムササビ、たぬき、サワガニなんかにも出会うトレイルは夜ならでは。陣馬まで3時間程度。湿気がすごくて、汗がダラダラ。水分も1,3リットルぐらい持っていったが、どんどん飲んで帰りはセーブするぐらい。ナイトトレイルを走る人たちが2組ほどいたりした。

高尾山までの戻りは、快適だ。基本的に下り基調だし、どこまででもこのスピードなら走れそうってぐらい心地よい。シングルトラックを走り、少しテクニカルなところで、ジャンプして、ああ、最高って。

高尾山まで戻って、缶ジュースを飲む。冷たくて最高にうまい。3人で話した結果、1往復で終わりに。高尾にあるフロッピーへ。温泉に浸かり、俺だけ仮眠室で寝て、翌朝も走ることに。せっかくここまで来たし、信越前にこの週末は50キロぐらい走っておきたかったから。そういえば、10年弱使っていたiPodを落として、なくしてしまった。残念だが、見つからなかった。

翌朝目を覚まし、一人で高尾山口へ。なんだか、テンションが上がらない。眠たいからか、少しの疲労からか。登っていく。走る気にならず、高尾山まではほぼ歩き。進む気にならず、頂上で睡眠。そして、なんとか動き出したけど、一丁平へ行きおにぎりを食べて戻ってきた。ベスパを飲んで気合入れようとしたけど、これも失敗に終わり下山。

それにしても、なぜ同じことを繰り返すと飽きるのか。全く同じ道を2回走ることのつまらなさ。これが脳なんだろうと思う。届きそうで届かないことにチャレンジする喜びってのが大きいが、できることを分かっているのに、ただ練習のためとなるとテンションが上がらない。

一方で、新しいことにチャレンジすることが好きでない人もいる。同じ所、同じことを繰り返すことを好む人。それのほうが、ハズレがないし、安心だからと。

これらの違いは、思考回路とか、価値観の違い。

前者の人たちは、こんな人達で、俺の周りに多く似たもの同士。

「夢の次は、また新しい夢だった。」

そんなことを、いろいろな表現でいろいろな人が、同じことを言っている。
http://teratown.com/blog/2010/02/19/icaeeei/

これって、同じ人種の人達の証拠。同じ思考回路を持った人々。

一方で、同じリゾートに繰り返し生き続ける人とかは、ハズレくじが嫌いな人で、安全・安心第一。どっちが言い悪いではなく、これはもう性格の問題だ。

まあ、精神修行という意味では2週コースにあえてする理由があるが、型が行動を規定するといつも書いているが、1週50キロのルートを選ぶとすんなり50キロ走りやすい。何が何でも50キロ走るしかないので、自然と気持ちがそうなるから。

送信者 いろいろ

http://teratown.com/blog/2012/02/13/ioaeouaee/
http://teratown.com/blog/2015/05/04/型が行動を規定する%E3%80%82数字が行動を規定する%E3%80%82/

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