日別アーカイブ: 2015/9/2 水曜日

美しいは、素晴らしい

なぜ「美しい」ものは「最高のもの」であるのだろう。
それは、美しいから最高であるわけではなくて、美しく見えた物が結果的に最高であるのだ。
最高という定義も難しいが、例えば、最も効率的で、負荷が少なく、速いとか。

美しいとは何かとか、
美しさが先か、最高が先か、鶏が先か卵が先かのようなトートロジー。

ただ、これだけは事実な気がする。

美しいは、素晴らしい。
リズミカルは、素晴らしい。

スイムやラン、クライミングのフォーム。
美しいと思ったフォームは、無駄がなく効率がよく、安定していて、体への負担が少なくて、かつ速い。

太っている人がドタドタ走るのと、ウサイン・ボルトが走る姿。
この二人を知らない人が見ても、ウサイン・ボルトが美しいという気がする。
まあ、無駄にブレがなく、効率的であるってのは分かるが、それ以上に美しさの理由がないのか。

でも、そもそも、なぜ無駄がなく早いフォームを美しいと直感で感じるのか。なぜ脳はそうプログラムされているのか。

美しいとはバランスがとれていることだと昔に書いた。
じゃあバランスってなんだ。
そもそも、バランスがいいってのが美しいと定義しても、バランスの良さを証明するのが困難である。

リズムが良いってのも、美しいと同じで、無条件に素晴らしく、最高のものだ。
なんだか大学生の時に考えていたことが気になった、久しぶりに残暑の日。

うーん、美しく走ることを意識して、体の負荷を減らし、なんとか信越五岳を完走したいなーというイメトレから、こんなことを考えてた。