好奇心が旺盛な方だと思う。
その好奇心の対象は、特定の領域だけでなく幅広い。
なんでかって考えていくと、この世界が何たるかを知りたい。この一点につきるのだ。
人間の意識や脳に興味があったり、人間の身体性に興味があったり、全く新しい概念を見つけたいとか、学校作りたいとか言ってるのも、いくつくところはこの世界が何たるかを、知る過程。
この世界は不思議なことばかりで、分からないことばかり。
机上で学ぶだけでなく、それを自ら経験したい。
と、前置きが長かった。
キューバのラウル カストロとアメリカのオバマ大統領が4/11に会談するようだ。世界の大きな変化だ。あのキューバ危機。核戦争が起こるかもしれなかった、あれからの変化。
これが噂されていたので、僕はキューバへ行った。自分の目と肌で感じるために。遊びなのだが、たぶん一般の遊びとは違う気もする。
アラブの春が起これば、現地で見てそこにいる人の声を聞きたいと思う。国が変わるとはどういうことなのか、そのエネルギーはなんなのか。
こんなこと書くと、どっかの国で事件を俺が起こしたら叩かれるのだろうが、純粋な気もちだ。ジャーナリストじゃなくても、その現実を自分で見て判断したいと言うのは自然な気もちだと思う。
一方で、日本国民として生きており、社会の枠組みにある程度従う大切さも心得ている。なぜなら、その枠組みから享受してることも多いから従うのも最低限は必要。だから、キューバには行くが今のところシリアとか前のイラクとかには行かない。
この世界というのは、世界の国々というよりも、地球や宇宙、物理法則、そこに生きる人々、人が持つ意識とか文化、政治、科学技術など含めて。すべてを包含する世界ってなんなのさと。それを解き明かしたい。
おそらく、それは解き明かせるものでもなく、解き明かすものでもなく、それぞれがそれぞれの存在としてあるというだけな気もする。
でも、結局分からないとしても、この世に生まれてきて、この世界を知ってしまったからには、この不思議な気持ちを永遠に追い続けてみたくなってしまうのだ。
昔の人たちも、こんな思いがあった気がする。だから、哲学とかだってそうだろう。物理学も、アートもすべてはこの世界が何たるかを解き明かしたいことのあらわれだ。
でも、誰一人解き明かせていない。付きつめて行く間に、学問は細分化してこの世界が何たるかを解き明かしたいって思う人は減ってしまったのかも知れない。
どんな手段が一番なのかは分からないが、自分で体験して、感じ考える、それをこのブログなりにまとめて書き残す。それを反復して、限りある永遠の問いに近づいていきたい。
キューバとアメリカのトップ会談のニュースを見て、先日のキューバで考えていたことをつらつらと。
さて、長い電車旅も終わり千葉の茂原駅についた。バーベキューでもしてきます。