20年先を見て、今の決断をする

少し前に、Soft Bank 2015年3月期 第2四半期 決算説明会の動画を見た。孫さんが1時間30分ぐらい話していた。自社の主要事業の紹介というよりは、社会がどうなるかっていう話しと、そのためにソフトバンクはどんな方針で経営していくか。そんなことが記憶に残っている。

やはり、孫さんの話しは面白い、それは世界をどう捉えていて、どんな方針でやっていくかが明確だからだろう。そして、昔からずっと、社会の目線とか関係なく、世界はこうなると考えているから、自分はこの方針でやる。と言ってきたことを、実践して、結果を出してきたという裏付けがあるからだろう。

アリババに投資した2000年に中国に注目し、投資をした。そして、今年NYSEで最大の上場となった。そんな今は、インドに注目しているという。そこで、一気に有望な企業に資本をいれている。

一貫していたのは、20年先を見て、今の決断をすることの重要性。未来をふまえた上で、どう今どうするか。誰も分からない未来に対して、大筋の世界を思い描き、信念を持ち、そこにアクセルを踏む。

孫さんクラスでないにしても、20年先を考えて、今の決断をするって、非常に大切だと思う。

大きなトレンドとしてどんな世界になるか、そりゃあ人工知能AIの発達×ロボットの発達が起こって単純作業もホワイトカラーの仕事もかなり代替されて人は他の仕事を求められるだろうし、医療の発達で長生きするし、インド、中国が発展を成し遂げて圧倒的なプレゼンスを発揮すると同時に日本は凋落するだろう、ウェアラブルデバイスの発達でだいたいのことは完結する、それはパーソナライズされていて、かつキャッシュレスな社会。どんどん差の拡大は起きて、自分でなんでも使いこなせる人、自分で少しの改善を施せる人とそうでない人の違いは決定的で下克上はさらに厳しくなる。だからこそ、犯罪は増えるかもしれないし、1票の権利とかが変わるかもしれないし、選挙とか政治も様相が変わっていくだろう。そんな世界だと息苦しさを感じ人はリアルの重要性、動かないものへの拠り所、依存も出てくると思う。

まあ、ちょっと思いつきで書いただけなんだけど、こういうのをデータと直感で読み解き、20年先をイメージした上で今、自分がどんな行動をとるかってことが大切なんだよなと。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン

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