仕事相手に気が合わない人が多い理由

仕事相手に気が合わない人が多いから、ムカつくとか、精神的に疲れるとか、やってらんないとか、そんなことを考える人が多い時代のよう。だけど、個人的にはそりゃそうじゃんと思ってる。金を儲けるということは、気が合わない人=能力や性格の異なる人と補完し合って価値を生み出すことに近しいから。

自給自足をしている人を除いて、都市社会で生きる人は何らかの手段でお金というものを手に入れる必要がある。すると、何かの仕事をして、価値を生み出す必要があるのだ。金の授受が発生するためには、相手が知らないことや、相手が持っていない能力を提供することからお金が儲かりる。正確にはお金が移動する。同じ能力を持っている人同士では、価値を提供できないので、お金が移動しない。だから、儲からない。

一般的に人間は同じ趣味や価値観の人と仲がいい。話しが合うから。デザイナーはデザインことに詳しく、好きなデザインについて話しているときは面白いんだと思う。でも、デザイナー同士ではお金が移動しない。ロゴなり、チラシなり、ウェブなりをデザインしたいけどできないという人がいないと仕事にならない。この人たちはデザインができないため、デザインの知識が少ない人が多い。するとデザイナーとこの人の間で知識不足などから、デザイナーにとっては基本的な単語でも説明する必要が発生し、コミュニケーションがめんどくさく感じることがある。すると、相手に対して好印象は抱きにくい。そんなことの積み重ねで、仕事相手とは気が合わないと思う場合が多々ある気がする。

最初にかいたように、金を儲けるということは、気が合わない人と仕事をすることなんだと思うのです。僕の中では当たり前のことだったので、気があわない人がいてもそりゃそうさ。世の中十人十色だなーなんて思いながら楽しんでいた。そもそも、いろんな人がいるから、お金は回るんだと思っていたのだけれど、一般的にはそういった認識がなさそうだったので、書き残しておく。

もちろん、仕事相手でも気が合う人はたくさんいるし、そういう人と仕事をするのは面白い。気が会う人同士でも、結果がでることもたくさんある。でも、それはあくまでラッキーなんだと思えば、さらに幸せになるはず。

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