エントロピーの増大じゃないけれど、1つ物を持つと、そのためにさらに物を持たないと行けない、そうして増えて行く。
別にミニマムなものが全てだと思わないけれど、よりシンプルである方が気楽だなと思う。
大学生時代に物質的にも精神的にもミガルでいたいという境地にいたってから、特に。
例えば、雨が降っていてそんなことを考えていたのだが、傘というものだ。これめんどくさい。持ち運ぶのもだし、傘をさすのもめんどくさい。
で、なんで傘をさすかと言えば、服が濡れるから。なんで濡れたくないかというと、濡れた状態だと乾かない。乾かないと体が冷えるし不快である。なんで濡れた状態が続くかと言えば、繊維の服を着ていて、そこに水がしみるから。
そうしたら、服を着なければ、すぐに水ははじく。プールや風呂の後にタオルだ拭けばすぐに乾く。服を着てなければ、傘もいらない。そう、逆に言えば服を着ているから傘がいる。
ってのは、冬とか服を着なければ寒くて風をひくし、法律的に服を着ていなければ捕まるから、たとえ話なのだが。
なにかを持つと、そのために別のものを持たないといけないという例。
じゃあ、物は少ない方がいいよね。
身軽がいいよね。
これって、物においてもだし、精神においてもそう。嘘を嘘で塗り固めるってのもそう。
何事もシンプルに、素のままで、物質的にも、精神的にもミガルでいることって、いいなと思う次第であります。
送信者 民泊マラソン・鳥取砂丘・投入堂・たみ |
もちろん、いろいろ抱え込まないと味わえない感情とか装備がなければ楽しめない自然の世界とかもあるのは知りつつですが。