雲ノ平と 高天原温泉へ

原始感覚美術祭のあとに登山。せっかく北アルプスのお膝元である信濃大町に行ったのだからというのが理由。去年と同じ流れだが、昨年は扇沢から針ノ木岳→白馬岳までの縦走。今年は、ちょっと移動して新穂高温泉から雲ノ平を目指すことに。

雲ノ平は秘境と呼ばれているけれど、どんな景色か見てみたい。そこにはアラスカ庭園という名前の場所もあるので、アラスカ好きな自分としては興味を持っていた。ただ、アプローチが悪く、かつ日数もかかるので夏休みぐらいしか行く機会がなく、のびのびになっていたのがついに実現。さらに、高天原温泉という日本で一番アクセスが不便な山の中に露天風呂がある。最近は、山を歩いた後に、山深いところで露天風呂に入るのが楽しみのひとつ。阿曽原温泉、白馬鑓温泉、本沢温泉などにつづいて、山の温泉が楽しめるということで、雲ノ平エリアに決定。

送信者 雲ノ平と高天原温泉

みんなは松本経由で東京に戻るので、一足先に稲尾駅から松本へ、そこからバスで新穂高温泉に向かった。松本駅前のコンビニで4日分の食料を買い、バスターミナルからバスで山道を進む。朝出たけれど、着いたのは昼過ぎ。この時間からどこまで行けるかなというのと天気が持つかなというのが気になりつつ、早足で登る。

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どんより曇り空。地図を見ながら、コースタイムと自分の速度を比較しながら、どのテント場までいけるかにらめっこ。わさび平小屋にはテント場があるけれど、全然歩いていない。4日間の行程を考えるともっと先まで歩きたい。でも次の鏡平山荘にはテント場がない。小屋は混んでいて嫌いなので、なんとかテント場まで行きたい。とすると、その先の双六小屋まで行かねばならず、何時に着くか気になるレベル。フラットなところはコースタイムより短縮できない。登りはけっこう短縮できる。高低差を見ながらの、攻防。雨が少しパラついたり、霧はでたが16時45分ぐらいに双六小屋に到着。めでたしめでたし。テントを張ると雨が。夕食のラーメンを食べ、寝た。星も見えるはずなく、朝までぐっすり。

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朝はテントを叩く雨音で目が覚めた。この雨じゃある気にならない。半分以上の登山者はテントを片付けて歩いて行ったが、俺はテントの中で音楽を聴いて、本を読む。飽きると地図を開いて、今後の天気を何パターンか想定して、どんな行程にするかをシミュレーション。やまない雨。何度か小雨になり、止むのだがまた降ってくる。13時過ぎてまた雨がやんだ。今日、この場所を出て次の場所である雲ノ平へ行くにはタイムリミットが近かったし、これ以上雨が降らない気がしたので、小屋に天気を聞きに行き、出発。

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最初はかなり雲が厚く、霧で包まれることもあったが、次第に雲は流れて行った。この時間だけあって、あまり登山客にはすれ違わない。黒部川の源流を過ぎて、渡渉して靴はびしょぬれ。靴が濡れると靴連れとか嫌だし、気持ち悪いがしかたなし。雪渓を見ながら上り詰めると、青空も。おお、いいじゃん。なんだか、明日は晴れそうじゃん。木道が多く、周りには北アルプスの山々が。のんびり歩くのにはいい場所かもしれない。雲ノ平へテントを張り、夕食。

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茜色に染まる夕焼け空は美しかったし、月も星も瞬いていた。明日は晴れるという確信が生まれ、朝から長い距離を歩こうと決めた。朝焼けも美しく、いい一日が始まった。雲ノ平のテント場は沢沿いだったからか、けっこう寒かった。6時頃にスタートして、高天原温泉へと向かう。ザックを全て持って。というのも、一度雲ノ平に戻ってくる予定だったからザックはおいておくのもありだったのだが、途中で時間がかかりコース変更するかもと思い、持って行くことに。

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幸い、コースタイムをかなり縮めるかたちで進んで行った。やっぱり青空の山は気持ちがいい。これがあるから、また山に来てしまう。周囲の山も、足下の花も美しい。沢を渡り、冷たい水を感じながら。8時には高天原温泉に到着。想像よりもかなり速い。露天風呂につかる。ほっ。山の中で汗をかいて、それを流す露天風呂。最高なんだ。ゆるく登山して、山の中の温泉につかるというのが至福の時だ。そんな風に思うようになったのも年のせいだろうか。

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汗を流してさっぱり、さーまた歩くぞ。先ほどの道を戻って行く。向きが違えば見える景色も違う。まずは雲ノ平まで戻り、そこからアラスカ庭園を越えていく。ちなみにアラスカ庭園はたいしたことなかった。雲ノ平のいい場所は山荘の前後ぐらいで、そこを見れば十分かな。それより、アラスカ庭園からの下りが石だらけ、倒木、苔むして滑る。なんだか嫌なトレイルだった。こんなところは嫌いだな。と思っていたら、トレイルランナーの山本健一さんが登ってきた。あの速さはおかしいとおもったし、荷物がトレラン。ここはトレランあんまりしないはず。やっぱり、普通の人じゃなかった。トップランナーだからできること。

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おれは下る下る。無心で下る。薬師沢小屋について、川で足を洗う。靴は泥だらけなので、靴の泥を流して豆防止。そこからは比較的いい道で太郎兵平に。さらに、15分ぐらい離れたテント場に到着。14時30分ぐらいだったが、テントで埋まっていた。お盆がスタートしたからだろう。早めに突いてよかった。そして、よく歩いた日だった。また、本を読みながら過ごす。いい時間。音楽を聴く。いい時間。ただ景色を眺める。いい時間。曇ってきて夕日は見えなかったが、疲れたのだろういつの間にか寝ていた。

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翌朝、目を覚まして朝食を。今日は折立に下山するだけ。バスにあわせて、急ぐことはない一日の始まり。曇っていたが、遠くまで見渡せる山の木道を眺めながらの下山。静かでのんびり。折立に到着し、バスで有峰口駅へ。ここがすんごい古い駅舎でびっくり。富山に出て、越後湯沢に行き東京へ。

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荷物を入れ替えて、三宅島で銛突きに行くために、竹芝桟橋へと向かった。

8/11(月)

稲尾から松本 8:30ぐらい出発 9時30分松本着
松本から新穂高温泉
松本10時 新穂高温泉12時
予約は必要なし

8/14(木)
折立に下山
折立から有峰口駅へ 9:20発のバス
有峰口駅から富山駅へ特急で越後湯沢駅、新幹線で上野駅

1日目 新穂高温泉 - 鏡平小屋 - 双六キャンプ場            .

2日目 双六小屋 - 三俣蓮華岳 - 三俣山荘 -  - 雲ノ平

3日目 雲ノ平(雲ノ平散策)- 高天原山荘 高天原温泉 雲ノ平 薬師峠テント場 

4日目 薬師峠テント場  太郎平 折立                .

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