梅雨明け、新月、山の上、星空を見上げる農鳥岳

梅雨明け

新月

山の上

星を見るのに最高な日

梅雨明けの週末は晴れる。
自分の中でそんな決まりがある。
そこで、いつも山にテントを持って遊びに出かける。

今回は南アルプスの農鳥岳へ。
今まで北岳や間ノ岳は何度か行っているが、2泊3日だったりもしたのに、のんびりすぎて農鳥岳には行かずだった。まあ、農鳥岳は奈良田から行くのだが、バスだと非常に不便なので、行ってなかったのが正しい。今年は土砂崩れで広河原行きの道が閉じているので、甲府から奈良田のバスが出ているのだ。これはチャンスということで、農鳥岳に行き先が決まった。

ついでに、新月なのだ。すなわち星がきれい。金曜日の最終の特急で甲府駅まで。日付が変わった0:40に甲府に到着したけど、バスは3時。駅の待合室で仮眠をして、2時30分ぐらいに、バス停に。

すると、いきなり声をかけられる。富士山やスイスのグリンデルワルトでも偶然会ったジョリーさんにまたも偶然。そして、他にも3、4人ほど知り合いがいた。みんな考えることは同じだ。それにしても、深夜の甲府駅でこんなにも友達に会うとは。ジョリーさんは農鳥岳から塩見岳に抜けるというので、途中まで一緒に行くことにした。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン

バスに揺られ、5時30分ごろに奈良田に到着。車で来ている人もいて、かなりの人数。みんなここからバスに乗って、広河原へ行くようだ。僕らは奈良田からそのまま農鳥岳なので、歩いて登山道へ。大門沢のルートは急なのだ。そして長い。ひたすら登って行く。けっこうつらい。今回は、テント泊にしては荷物を軽くしてきたが、それでもハード。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン

吊り橋を渡り、丸木橋を渡り、沢を越えていく。予想通りの快晴。雲一つない青空。なのだが、天気がよすぎて暑い。暑すぎる。。。休憩して沢で水遊びをしたり。やっぱり山の水は冷たくきれいだ。これが最高の瞬間。

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大門沢小屋に7時50分ぐらいに到着。冷たいジュースで生き返る。まあ、コースタイムよりかなり早く順調なペース。この調子なら北岳山荘まで行って、明日は北岳を越えて広河原に降りれるかもしれない。そんなことを思いながら登って行く。

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ここからの登りもつらい。地道に登って行く。木々も低くなり森林限界が近づいてくる。暑くて、登りが急で疲れるのだが、それより眠たい。ジョリーさんも眠たいということで、休みが多くなる。そして、脇でこっくりこっくりと寝てしまう。空気もきれいで、眺めも良くて、いいお昼寝なのだが、これだと進まないw

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分岐まで着たら、完全に森林限界を越え、青空と山の世界。最高の眺めで、富士山もきれいだ。北岳もハッキリ見える。でも、富士山が好きだ。何度見ても富士山が好きだ。左右対称で、安定した末広がりの形。ぼくはあの富士山の姿が好きで、そんな富士山を一番間近で見える南アルプスへ何度も来てしまうのだろう。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
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農鳥岳山頂に11時45分ごろ到着。かなりペースが遅くなり、もう農鳥小屋に泊まろうと言う話で、二人とも合意し始めたwなんともゆるい奴らなんだろうと笑えてくるが、これぐらいが僕にはあっている。無理するのは向いていない。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
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西農鳥岳には12時30分ぐらい。もう、小屋はすぐ目の前。でも、あせっても仕方ないし、心地よかったので山頂でのんびりして、景色を眺める。うん、最高な日だ。14時に農鳥小屋に到着して、テントを張って、休憩。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
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やることもないので、本を読んだり、音楽聞いたり、のんびりと過ごす。15分ぐらい下った場所に水場があって、冷たい水が豊富にあるというので、水をもらいに。うまい。冷たい。顔も洗ってすっきり。

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ビールで乾杯をして、ジョリーさんが今年出かけたニュージーランドの山が良かったけど、物価高すぎたという話や、仕事の話や、いろいろと。テントをあけると、富士山が見える最高の家に今日は泊まる。暗くなる前に、夕食。今夜は肉じゃがとラーメン。うん、うまし。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
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雲で日が沈む瞬間は見れなかったけれど、淡く橙色にそまる世界を満喫。富士山もやさしいピンク色に染め上げられていた。暗くなるので、就寝。今回は軽量化でシュラフの代わりに、SOLのエスケープビビィだったが、全く寒くなかった。2800mというのに。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
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夜中に目を覚まし、空を見上げると、満点の星空。そして、天の川。手が届きそうなぐらい、星が瞬いている。外に出て、ぼーっと星空を眺める。1人のこの時間が大好きだ。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
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また寝たが、風が強くなって、テントがバタバタ。こりゃ、困った。テントが飛ばないか、外を確認したが、大丈夫そうだったので、また寝る。テントだから良かったが、ツエルトはかなりバタバタして、寝れやしなかったと思う。朝になり、起きても日の出は見えず、風は強い。霧もすごい。再び奈良田に降りることを決めた。ジョリーさんも、そうするといい、テントを片付け、下山。西風が本当に強くて、飛ばされそうだ。風に気をつけながら、慎重にすばやく降りて行く。雲の流れも速い。農鳥岳までくると青空も出始めた。岩を挟んで東側にくると、無風。太陽も当たって、とても心地よい登山日和。10メートルも離れていないのに、東側と西側で天国と地獄。山とは、紙一重の場所だと痛感する。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
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送信者 奈良田から農鳥岳ピストン
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ここからはどんどん下山。樹林帯に入ると風もなくなり、暑くなってきた。空も晴れてきた。山の天気は変わりやすい。まだ着かない、まだ着かないと話しながら、冷たい沢で水浴びをしてみたり、遊びながらゆっくり下山。

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12:30ぐらいに奈良田の里の湯に到着して、ひとっぷろ。あー、気持ちいい。1時50分のバスで下部温泉駅まで行って、甲府まで、さらに甲府からあずさで新宿へ。

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7月25日 かいじ(全車禁煙)123号 新宿(23:00)~甲府(0:40)

奈良田・・・奈良田第一発電所(農鳥岳登山口)・・・吊橋(森山橋)・・・大門沢小屋・・・大門沢下降点・・・農鳥岳・・・西農鳥岳・・・農鳥小屋泊

同じルートで下山

装備はこちら
装備リスト

甲府駅夜中3時発、奈良田5時20分
http://yamanashikotsu.co.jp/noriai/2014hirogawara2.htm

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