月別アーカイブ: 2014年7月

軽くなってテント泊@農鳥岳

トレラン

テント縦走

どちらもやるし、ミックスしたのもやってきた。
最近は、ウルトラライトハイクとか流行だけど、それとは関係なく最近のアウトドアギアは高性能かつ軽量化してきている。

そこで、自分が持っているもので、無駄なものは持たず、安全のために必要なものはすべて持って、できるだけ軽量化して登山に行ってみようということで実行。もちろん、トレランだと軽いのは当たり前なので、テント泊の装備で。

今回は、 梅雨明けそして新月、星空が最高!ということで、標高の高いテント場をチョイス。広河原行きの道ががけ崩れで通行止めのため、今年は甲府から奈良田行きのバスが出ている。ということで、今年に限りちょっと便利な農鳥岳へ。

詳細は別途書くとして、今回は荷物に関してのみ言及。

まずは、ザックが違う。いつもは60リットルぐらいだが、今回は30リットル。入りきらないのは、ザックの底にエアマットを括り付けた。にしても、荷物の量が全く違った。重量も5キロぐらい違ったかもしれない。

これだけ軽いと登りが楽だ。歩行スピードも重たいザックの時よりはいくぶんか速かったと思うが、初めてのルートなので比較できず。あとは、風が強く吹いてもザックが小さいと煽られない。これはメリット。バランスもとりやすいし。

ポイントとしては、寝袋の代わりに、ダウンジャケットとダウンパンツを着て、SOLのエスケープビビィに入って寝た。SOLのエスケープビビィは良いという噂だったが、全く蒸れず確かに便利。標高2800mで風も強かったが全く寒くなかった。エアマットで底冷えを防止して、cap4のフリース着ていたからかな。同じ標高でも冷える時もあるので、もう少し実験が必要だが、なかなかいけそう。

あとは、雨がスゴく降ったときに、テントでその夜も寝ないといけない場合の着替えをどうするかもポイントになりそう。まあ、日本の山で事前にルートをしっかり確認して行けばだいたいの場合はエスケープできるので、無理しないで下山すれば解決かな。

残りの軽量化は、サンダルを持って行くか、もっと軽いテント(ストックシェルター ・PRO)にするか、火器を固形燃料の小さいやつにするぐらいといったところだろうか。これらはウルトラライトハイカーになりたいわけではないので、使っているのが壊れたら計量なものにするって感じかな。

総じて、景色もよく楽しい登山だった。

送信者 奈良田から農鳥岳ピストン

◆ウェア
 【上着】
  ・ファイントラック アクティブスキン
  ・Tシャツ(予備1枚)
  ・キャプリーン4
  ・インナーダウンジャケット(パタゴニア)
  ・レインウェア(モンベルトレントフライヤー)

 【下着】
  ・パンツ
  ・超薄手タイツ(ユニクロ)
  ・インナーダウンパンツ(ナンガ)
  ・ラン短パン(ノースフェイス)*2
  ・レインウェア(モンベルトレントフライヤー)

【靴下】
  ・DRYMAXなど速乾性靴下(予備1)

【シューズ】
  ・トレランシューズ(モントレイル)
・サンダル(任意)
  
【眼鏡】
  ・眼鏡ケース(いらないかも)
  ・サングラス(いらないかも)
  ・予備のコンタクト

◆装備

【ストック系】
  ・ストック(ブラックダイアモンド Zポール)

【ザック系】
  ・ザック(ミレー30L)
  ・コンパクトになるズタ袋(シートゥーサミット)
  ・圧縮袋2枚
  ・ゴミ袋2枚
  ・防水袋2つ

【地図系】
  ・地図
  ・コンパス
  ・腕時計(高度計)

【ファーストエイドキット】
  ・基本的な薬やファーストエイドキット
  ・ホッカイロ
 
【シュラフ】
  ・SOLのエスケープビビィ
  ・エアマット(マウンテンイクイップメント)
  ・エマージェンシーシート(SOLのエスケープビビィとは別に)

【テント】
  ・モンベル ステラリッジ
  ・夏用フライヤー
  ・グランドシート
 

【電気系】
  ・ヘッドライト
  ・ハンドライト
  ・充電器
  ・iPod
  ・携帯電話
  ・一眼レフ(PENTAX)

【食料系】
  ・折り畳みコップ
  ・食器(コッヘル、フォーク、スプーン)
  ・ライター
  ・バーナーヘヘッド
  ・ガス缶
  ・プラティパス
  ・ナイフ

 
【その他】
  ・薄いタオル
  ・歯ブラシ
  ・トイレットペーパー
  ・筆記用具、ノート
  ・時計
  ・財布
  ・ウェットティッシュ
・ファーストエイドキット
  ・虫さされの薬(キンカンなど)
  ・虫除けスプレー
・日焼け止め→マスト
  ・本
  ・保険証(旅行保険、山岳保険)
  ・入山申請書類
  ・細引き
  ・カラビナ

■食料
 ・フリーズドライ
 ・行動食(SOYJOYとか日本のやつ)
 ・水
 ・普通の食事類

ヤマタイムはかなり便利

ヤマタイム

ヤマケイからこんなサービスが出た。
ネット上ではあんまり話題になってないけれど、けっこう便利だと思う。

便利なポイントはこの辺り

・地図が印刷できる
・登山計画書が自動で作れて共有できる
・コースタイムを自分のペースに変更できる
・到着時間などが自動で計算される
・しかも無料(紙の地図は1000円ぐらいするし、買いに行くのめんどくさい)

今までは地道に地図を見ながらシミュレーションしていたのが、ルートをクリックしていくだけで終わり。
便利だな。距離とか高低差を見ながら、何時間かかるかと考えるという楽しみは亡くなったかもしれないが、無数に山に登っているとその楽しさも減っていっていたので、こういったツールは本当にありがたい。

送信者 モンブラン登山とUTMB2012

電車で1本で行ける丹沢:しっとりとした景色とユーシンブルーの沢へドボン

電車で行きやすい山はどこだ?

阿佐ヶ谷に住んでいた頃は山が近かった。
しかし、北千住から便利な山は皆無ww

電車1本で行けるとこはないかなと探していたら、意外なことに丹沢。
千代田線から小田急線に直通なので意外と便利なのだ。ということは箱根もそこそこ便利なはず。

朝早いので、電車の乗り継ぎがないとずっと寝ていられるので楽なのだ。

ということで、丹沢は塔ノ岳へ。
この山は何度も行ったことがあるので、そこからユーシン沢へ行くのが今回の目的。
友達の写真を見ていたら、ユーシンブルーというほど水が青く輝いているらしい。
これは、夏に行くしかない!

送信者 登山

そんな感じでおでかけ。
朝電車でFacebookを見ていたら、日本百名山一筆書きをしている田中陽希さんが丹沢山に登るとか。
山のどこかで会うかなと思っていたら、大倉の登山口でイベント中。NHKで番組もやっているからか200人以上のファンが。

NHK グレートトラバース
http://www.nhk.or.jp/greattraverse/index.html

送信者 登山

ちょうど、僕が登り始めるタイミングと同じで30分ぐらい一緒に登った。
なんと屋久島から吸収にはカヤックで渡っていて、道路も普通に歩いて移動とか。さすが。。。スゴすぎる。

送信者 登山

途中の小屋で別れ、僕は一人先へ進む。
晴れの予報だったが、曇り空。曇りというかすごい霧で視界が悪い。。。残念。
でも、低山なので、暑すぎるよりはまし。

送信者 登山

ひたすら登るバカ尾根を登りきり、塔の岳山頂。すると、友達に遭遇。田中陽希さんの応援に来ていたのだとか。
僕は丹沢山、蛭ケ岳へと。ここあたりは天気もあってか、一気に人数が減り静かな山になった。霧がたちこめ、山は幻想的な雰囲気になっている。このしっとりした感じは、これですきなのだ。

送信者 登山
送信者 登山

そして、臼ケ岳、こっから破線ルートでちょっとコースが分かりづらいけど、まあたいしたことはなかった臼ケ岳南尾根。トゲトゲの草が多くて、足がちくちくした。そして、踏み跡がなかったりしたけど、南の方角に下るってのを守っていると、赤い印があるのでコースミスはなさそうだった。誰もいなくて、荒らされていない山なので美しい。メジャー登山道よりも、美しい山に出会えるのがいい。

送信者 登山

下りきると、ここで山は終わりでユーシンロッジに到着。林道を下る。しばらく行ったカーブあたりに川へ降りる分かりづらい場所がある。ここから川に降りるとユーシンブルーの沢が。ここはのんびりできて、誰もいなくて、水がきれいで最高な場所。川遊びを堪能!

送信者 登山
送信者 登山
送信者 登山
送信者 登山

またまた下って、暗いトンネルをいくつも越えて玄倉へ。ここからバスで駅へ。朝7時45分にスタートして15時10分に玄倉バス停に到着。なんと目の前をバスが走り去って行き、1時間も待ちぼうけ。。。でも、とっても景色を楽しめ、沢を満喫できるいいコースだった。焚き火とかもしに期待と思えるような場所。

送信者 登山
送信者 登山

【場を作る新しい旅3】新しいことを始める思い

意思をもって行動した後についてくる偶然の副産物。

そんなものが好きだ。

大人になると、いろんなモノが自分についてくる。まるで、お腹の周りの贅肉ように。過去の成功体験、肩書き、お金、周りからの目。

そして、エネルギーがなくなる。肉体も精神も。すると、いつの間にか、大人になるとゼロから新しいことをしなくなる。

地味で、すぐに評価もされない、そんな新しい世界にえいやっと飛び込まなくなる。それは別に悪いことでもないと思う。

今までとは全く違うことをやり始めることが楽しい。どうなるか分からない不安もありつつ、けど色々考え試行錯誤して未来にワクワクする感じ。

これは、昔からで芸大も、会社をやったのも、旅も、トレランも。

たぶん、俺はひとつのことを極めれない。けど、何か面白いと感じることに出会い、何にも分からない状態でも1人で始めてみる。

想像もつかない、これから起こりくる未来に、心がザワザワしながら、手探りで。

この根底にあるのは、やっぱり、1秒後に死ぬかもしれないこの人生、美しく楽しく、まあ、納得と覚悟を持って生きたい。

もろもろの自分の考えや価値観、生きる軸は、理解されないことも多い。また突拍子もないことをやりはじめたと。

そうとも思うけど、それらをすべて無視して、自分のやりたいこと、信念に沿ったことだけやって生きたらどうなるんだろう。

たぶん、そうすると全くうまくいかない。そうわかりつつ、なんでも実験してみたい性格なので、やってみたくなる。

図書室のような新しくはじめる場に対して、いろんな方から、いろんな意見をいただく。

自分が考えてもいなかった理由でやろうとしてると思われたり。

山のトラウマなのと聞かれたり、相変わらずだねと言われたり。

この場所と連動するメディア作ったらと言われたり。

そんな僕は幸せだ。

送信者 場を作る@北千住

心拍数の速さと音の速さ、そして世界の早さ。

音楽聞きながら山を走る。

心臓の鼓動は早い

新しい曲が流れ始める

リズムの良いテンポの早い曲が流れる

だが、その曲はいつも感じているテンポより遅かった。

今までそのように感じたことはなかった。

心臓が早く打つと時間も早く流れているから同じテンポのはずの音楽が遅く感じた。

興味深い人間の感覚。

ライブとかサッカーの応援も同様。鼓動がはやくなれば早い音楽をしないとさらにワクワクしない。走っていても時間が短く感じるのはこのせいだろうか。

鼓動が早くなればなるほど、時間も感覚も早くなるのかな。

鼓動が早い人の人生はすごいスピードで進んでいる。
だから、世の中の動きが遅く感じられたりするのだろう。

心拍数と感じる時間の流れは連動してるんだから、ハートレートモニターとiPodが連動して、心拍が上がればテンポの良い曲とか、同じ曲でもリズム速くするって機能があればいいのに。自然と音楽のリズムと自分の身体感覚のテンポがあえば、より気持よく走れるに決まってるんだから。

http://www.teratown.com/blog/archives/001876.html

送信者 モンブラン登山とUTMB2012ver2

固有周波数

人間には固有周波数というものが有ります。まあ、これはその人が何たるかをたらしめるかする物でもあるという言い方も出来る。なんかその人なりのリズムみたいなものがあって、それにちょうど合う芸術作品を人は好きというのだろう。まあ、自分の固有周波数は自分で見つけましょう。
2003/06/21