ミウラドロフィンズ 高所テスト

三浦雄一郎さんがやっているミウラドロフィンズへ行き、高所テストというものをやってきた。代々木にある施設で、低酸素室がある。

ここで、高所に対応した体かどうかのチェックができる。
よくトレイルランナーの鏑木さんもきて、低酸素室でトレーニングしているらしい。

で、今回は肺活量とか測ったが、主に重要なのはSPO2と呼ばれるもの。
このSPO2とは、血液中のヘモグロビンがどへぐらいの割合で酸素を運んでいるかを示す数値らしい。
ヘモグロビンが100%の確率で酸素を運んでいたら100%、高所に行ってヘモグロビンの動きが悪くなると90%とか、80%、低いと40%とかまで下がるらしい。

ようは、ヘモグロビンが頑張って働いていれば高山病になりにくいが、ヘモグロビンが働かないと酸素が体に行き渡らず高山病になるということ。

日常生活では、SPO2が97%~100%ぐらい。で、4000mの低酸素にして、踏み台昇降をして、SPO2を測った。特に意識せず普通に呼吸していると75%ぐらいまで下がった。その後、呼吸方法を教わってからだと92%とかまで回復。主に息の吐き方がポイントになる。これは驚いた。呼吸方法だけで、こんなにも変わるのかと。

今までも話しに聞いたり感覚的には知っていたけれど本当に呼吸を意識すると、かなり数値が改善する。呼吸法の大切さを数値で見ると驚くし、納得感があり、今後は今まで以上に気をつけれる。その後、踏み台昇降のテンポを上げたり、仮眠してもSPO2を計測した。

さらに、笑うとよかった。ふと、笑ったあとにSPO2の値が一気に改善した。驚いて、先生に質問すると、笑うとリラックスするのと、笑うと息をうまく吐けるらしい。

まあ、鬼の形相をしているよりも笑っている方がいい。そっちの方が楽しいし、酸素摂取もうまくいく。結果的に脳にも体にも酸素がたくさん行き渡り、余裕を持って行動できるし、するとミスも少ない。その好循環で余裕があるから楽しめるし、また笑顔が増えるし、リラックスできる。

たぶん瞬発力が必要な、火事場のバカ力というか、そういった短距離は食いしばってパワーを出すのが良い気がするが、長距離系は笑ってリラックスしているぐらいがいい。トレイルランナーの山本健一さんはいつも笑って走っているけど、これがいいんだろうなと。登山も長い距離だから一緒。景色を見たり気分転換しながらがベストなんだな。笑顔ってすごいと改めて感じながら、終えた。そして、どれも十分な合格点だった。

◆SPO2を高く保つポイント

・呼吸と歩くリズム合わせる。呼吸のリズムと歩くリズムを合わせると、上手く呼吸できてSPo2が高くなる。

・呼吸をしっかり行う
 呼吸をはくことに意識。無理してはききると疲れる。普通に大きく息をはくイメージ
 口を尖らせて、息をフッーーーと吐く。

・ゆっくり行動する

・高度順応は日程の余裕を持たせて。
 日程が厳しければ、ペースをゆっくりにして長い時間行動する。結果として1日の距離を長くすると良い

・リラックス、笑う、話すとよい

・水分補給はこまめに行う

・エネルギー補給もこまめに行う

・背中が丸く、前屈みだと肺を圧迫する。姿勢気を付ける。靴ヒモ結ぶときとか、その後は呼吸を整える。

送信者 登山

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