無意識の処理能力が脳の回転速度を決定する

この人は地頭が良いとか、頭の回転が速いっていうけど、それは何なのか。

一般的に言われる頭の回転が速いってことは、以下のような可能性があると思う。

・経験が抱負で過去に同様の経験があり、対応方法が分かっている。
・タグ漬けというかレッテル(思い込み)があり、意思決定が速い
・具体的な経験を抽象化して脳にストックできており、新たな具体的事象にも類似の出来事を当てはめて考えられる
・1を聞いただけで様々な可能性を予想して展開をイメージでき先に打ち手が打てる
・無意識の情報処理能力が高い

で、今回は無意識の情報処理能力について思うことを。

習慣化することによって、意識でコントロールする脳の部分を使わなくても良くなる。
そうすると、無意識でできることが積み重なる。

意識で動かせる脳(処理)はある瞬間で(同時に)ひとつ。
一方で、無意識で処理できることは2つ3つ・・・無限な感じ。

様々な経験をしたり、職人のように体が覚えたり、習慣化することによって無意識にできることが増える。
すると、無意識で処理できることが増える。

意識で処理できることは皆1つだから、無意識の処理数が増えれば増えるだけ、短時間でより精度の高いアウトプットができるはず。
さらに、同時に3つのことを脳が処理した場合と、1つ1つ処理して3つのことを脳で処理した場合では、かかる時間が長くなるだけではないと思う。
無意識も使って同時に処理したときの方が、3つのことの関連性も踏まえてベストな解をアウトプットできる気がする。
まあ、根拠はないが感覚的にそう思うのだ。

イメージとしては以下のような感じ。
みんな【意識】処理は1つだけだが、無意識処理できる数が違う。
ここではCさんが一番、脳の回転速度が速いと言われるはず。

A:”無”意識処理1+”無”意識処理2+【意識】処理1
B:”無”意識処理1+”無”意識処理2+”無”意識処理3+【意識】処理1
C:”無”意識処理1+”無”意識処理2+”無”意識処理3+”無”意識処理4+【意識】処理1

まあ、無意識って本当にスゴイと思う。
無意識で処理できることを増やしていきたいと思う。
そのためには、経験を重ねたり、習慣化したり、感じたり、考えたことを、自分の中にしみ込ませる必要があるんだろうな。

※ちなみに、深い思考と頭の回転が速いってのは別だと思う。

送信者 五島列島(上五島)と軍艦島

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