月別アーカイブ: 2013年3月

動きづらい物ほど動かしやすく、動きやすい物ほど動きづらく

動きづらい物ほど動かしやすく、動きやすい物ほど動きづらくありたい。

なんか俺の好きな逆説的かつ、この表現だと分かりづらい。。。

例えば「動きずらい」というよりも、「動かしずらいもの」の例として不動産がある。
土地を所有し、家を建てたら動かしずらい。
売るにしても諸処の精査をして、手続きを行わなければならない。
結構手間だ。
こういった動かしずらいものは、動かしやすくしておいたほうがいい。

一方で「動きやすいもの」としては、人の心がある。
風が通り過ぎていくように心は移り変わり、何の跡も残らない。
でも、これを絶対にやってやると言ったような、自分の心で決めたことは動きずらくありたいと思う。

不動の物ほどミガルに、身軽な物ほど不動でありたい。

送信者 岐阜

PTLに向けてGPSを買う

ガーミン eTrex30 (26250円)
ガーミン GPSMAP62S (35700円)

どちらか悩む。

さらに、日本語版か英語版かで悩む。
日本語版は英語版の値段が2倍ぐらい。

代々木のGPSストアさんで、実機を触らせてもらい、かつ説明を聞いたら、ネットで調べているよりも理解が深まった。やはり、文字情報だけよりも実際に手に取って、話しを聞くとよい。
そして、最終的にガーミンeTrex30の英語版を買った。

選んだ観点は以下のような感じ。

◆GPSの受信感度
 →PTLのレース中に道迷いが一番怖い。これが一番重要なポイント。

 ガーミン eTrex30
 →アメリカGPSとロシアのGLONASSに対応。

 ガーミン GPSMAP62S
 →アメリカのGPSのみに対応。ただ、アンテナが出っ張っており、谷底などでも受信しやすい。

◆重さ、大きさ
 ガーミン eTrex30
 →サイズ W54mm x H103mm x D31mm
  重量141.7g(電池含む)
  手で持つにはいいサイズ。重さも気にならない。

 ガーミン GPSMAP62S
 →本体サイズ:6.1 x 16.0 x 3.6 cm
  重量:260.1g(バッテリー込)
  手で持つと、大きくゴツゴツした感じ。

電池の持ち時間
 ガーミン eTrex30
 →25時間
  5日間のレースなので、長持ちする方が予備電池が少なく便利。

 ガーミン GPSMAP62S
 →20時間

ということで、eTrex30に軍配が上がった。

日本総代理店のiiyoねっとで購入。
http://store.iiyo.net/shop/ProductDetail.aspx?sku=97020&CD=F1000004&WKCD=

買ってはみたものの、なかなか使い方が難しい。英語の説明書はボタン説明ぐらいのレベル。日本語説明書もイマイチ。

いろいろ触っていると詳細な地図が入っていない。GPSは、そもそもどこにいるかの場所を示すツール。地図は必要な場所のものを入れて、どこにいるかマップ上で分かるようにするって感じの概念のツールのようだ。

そこで、無料の英語版GPS用の日本地図を以下からダウンロード
http://tmz.skr.jp/data/gmap.html

これを入れて、使ってみると町中はかなり細かく出るが、六甲キャノンボールで使ったら細かな登山道はのっていなかった。

さらに、事前に通るルートを入れておいて、そこからずれてないかを判断する。そこで、ヤマレコから同じ場所を歩いた人のルートのGPXデータをダウンロードしてGPSに取り込んだ。

と、これである程度使えるようになったが、ヨーロッパの地図をネットで探しても見つからない。。。購入するとなると、取り寄せに数ヶ月かかるとか。さて、どうする。詳しい人に聞かねば。

送信者 記録

以下はもろもろ調べた関連リンク

英語版でもジョイフルログで買う山地図は日本語対応。
ジョイフルログは付属ソフトがwindowsのみなので、他のショップで買う。地図だけここで買う。
http://www.joyful-log.jp/SHOP/etrex30.html?gclid=CM3dv7eygLYCFQIVpQodVwcA9g

日本地図の英語表記は安い
http://www.joyful-log.jp/SHOP/joyful_japan_map.html

いどんなっぷの地図が安い。いいらしい。
http://blogs.yahoo.co.jp/idonnap2008

英語版を日本語で使うノウハウ
http://mountain-equipment.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/etrex-2030-85a2.html

日本語説明書
http://www.ida-japan.co.jp/GPS/eTrex10.20.30/eTrex10,20,30.pdf

日本語化やり方
http://mount.ioan.biz/?eid=4

フリーの地図
http://d.hatena.ne.jp/ydf/20120410/1334062266

ガーミンeTrexの使い方
http://www.gps-walk.com/gps/gps2.html
http://q.hatena.ne.jp/1053746213
http://chu813.blog.so-net.ne.jp/archive/c2302993475-1

カシミール3D
http://www.kashmir3d.com/

海外の山地図
http://www.wanderreitkarte.de/
http://www.wanderreitkarte.de/garmin_de.php
http://garmin.openstreetmap.nl/
http://wiki.openstreetmap.org/wiki/OSM_Map_On_Garmin/Download#Several_European_Countries

元気にしてくれる場所

疲れていると感じてはいなかったが、疲れているはずだった。

この3ヶ月ぐらいいろいろとバタバタしていたので、自分では疲れていないと思っていても、体には疲労が蓄積されているはずだった。
そこで、あまりスケジュールに余裕がなかったけれど、六甲キャノンボールの後に岐阜の実家に寄った。

なぜかと言えば、もう10年ほど前に大学時代の親友に言われた言葉があるからだ。

当時、岐阜に1日滞在したあとに、友達に会うと「テラ、顔色がよくなっているね」と言われたのだ。
特に何かあった訳でもないが、岐阜に帰っただけで顔色が変わるほどの効果があったのだ。

このひと言で、疲れがたまっている時に少々無理な日程でも生まれ故郷の岐阜に帰ると元気になることに気がついた。

この出来事に限らず、僕は実体験からしか本当の意味では理解できない人間だ。
本当の意味での理解というのは、感覚で理解して、頭で理解して、行動を変えることを言っている。

だからこそ、いろいろな経験をしようと行動している。
そして、ひとつひとつの経験から、大切なことを学び日々の習慣に取り込んで、より良く生きていけるように行動を変えている。

今回も時間もなく短い滞在だったけれど、そして寝ているだけで特に何もしていないけれど、元気になっているんだと思う。
こうして元気になれる場所、そんな場があるのはありがたい。

送信者 岐阜

自分に起こる問題の原因と解決策を知っている人
http://teratown.com/blog/2013/03/14/eeueiaaeioeoeooaiaaeei/

顔色
http://www.teratown.com/blog/archives/000881.html

スタートアップ心得

ヤフーへ会社を売却したPaul Grahamさんが書いた『スタートアップの始め方』。
友達のこばちゃんが、ずっと昔(5年?7年?ぐらい)に書いていたものを、今さら引用。

ベンチャーの起業にまつわる心得が書かれているが、どれもしっくりくるものが多い。
ベンチャーに限らず重要な心構えだったりもするし、センスのある人ってのは、これらを言われて実行する人ではなく、自分の中から自然とこういった発想が出てくる人なんだと思う。

原文はこちら
http://www.paulgraham.com/start.html
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「スタートアップ心得」

・優れた人たちと始めること
・顧客が実際に欲しがるものを作ること
・可能な限りわずかの金しか使わないこと
これが最重要。

アイディア
・すごいアイデアは必要ない
・アイディアは伝達可能でない
・中身より、アイディアを持っている「人」の方が重要


・仕事に真剣とりくむ優秀な人が重要
・創業者は2人から4人の間が理想。1人も7人以上もNG
・「ビジネスを知っている人」はいらない。ビジネスはそんなに難しくもなければ、怖れていたほど退屈なものでもない。
・MBAいらない
・顧客が何を求めているのかということに喜んでフォーカスできる人間が少なくとも1人必要

顧客が求めているもの
・レストランなら「うまい料理」の方が「何かの工夫」よりもいい。
・顧客の前でプロトタイプを造り、彼らの反応に応じて改良していくこと大事
・コンシューマーブランドを最初から目指すのは難しい
・小さな会社向けの方が大企業向けより最初は楽
・安くてシンプルな物から始め、少しづつハイエンドや大企業に向かうべし。

資金を集める(日本は大きく違うよ!)
・コンサルから製品会社に切り替えるのは難しいよ
・とりあえず、法人作る。
・そして、数百万円のシードキャピタルから。
 エンジェルに連絡すれば、人柄を見られて、数時間でもらえるよ。
 (日本でそんな話は、まず、ね~よ~!)
・前職での契約がある人は、知的所有権やその他契約に注意ね
・さらに、1億円くらいの資金調達。金持ちから細切れに出してもらう。
・第3段階はVCから数億円(10億円)。
 VCは動くのに数ヶ月かかるので早めに始めること。
 VCが「ビジネスのわかるCEO」を入れようとするが無意味!
 あと、まともな「コネやアドバイス」はVC持たない。金のみ。

そしてその金を使わないこと
・VCからお金をもらっても使わないこと!
 人を雇いすぎるな!貧乏生活大事!
・商品を良くすること、顧客満足をあげることに使うべし
・広告費を使いすぎるな
・急成長しすぎようとするな
・節約大事!オフィスや椅子に無駄金使うな!
・みんな社員数聞くけど、社員増やすな!

あなたはすべきなのだろうか?
・23~38歳が企業のベスト年齢。
・ちんたら40年働くよりも、それを一気に4年でやる、という発想で働こう。

ビジネスは難しくない。

何かユーザが好きになるものを作り、支出を収入より少なくすること

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送信者 小笠原

だいたいそうだよなって感じることが多い。
スタートアップの人数とかも同意するし、VCから金を入れても無駄なお金を使わないってこともすごい重要だと思う。

ひとつ思うのが、これらのことを言われて実行する人じゃなくて、自然とこういった判断や行動がとれる人がスタートアップ成功する性格なんだと感じる。

真剣なんだけど楽しむよって気持ち。

2年ほど前に書いて、アップしていなかった文章。
地震の後にボランティアへ行った、その時に書いたもの。
このスタンスは、ボランティアに限らず、仕事も遊びにも共通する自分の心構え。

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3月11日東日本大震災。
その1ヶ月後、石巻ボランティアへ向かった。

下調べはしっかりした。
実際に行った人の話しも聞いて状況をつかんだ。
何があって、何がないか。
どんな心構えや配慮が必要か。
今自分が出来ることは何か。
その上で、向かった。

でも、こんなことも同時に考えていた。

肉体労働はトレーニングにもなりそう。
面白い人がいて仲良くなれるかも。
やっぱり現場を見てみたい。

上記の相反するような考えやスタンスだけれど、
迷惑はかけず、役に立てることは最大限やる。
その上で、楽しむよってスタイル。
楽しむけど、騒ぎもしないし、人間として失礼なこともしない。

実際に、マンパワーが必要だ。
もっと言えば、ある程度パワーがあって、衣食住が自分でまかなえる人の頭数が必要なんだ。

悲しみを抱えすぎたり、感情的になりすぎても、ストイックになりすぎても、なんだかんだ楽しまなきゃ続かないよ。
とりあえずマンパワーが必要なんだから、続かなきゃいけない。

まじまじ真面目ーって感じで行く人がいてもいいけど、俺らみたいなスタンスもありだと思う。

ラブ&ピースとか言われると、ゲロってしてしまうタイプ。
ボランティアとかやってる、軟弱そうなイメージとは違う。
日頃から、人権がとか、助け合いとか、弱者の権利とか、全く言わない。
逆に、そういった人は好きじゃない。

真剣なんだけど楽しむよって気持ちで、石巻ボランティアへ向かった。

送信者 記録