月別アーカイブ: 2013年1月

トレランをきっかけに語学を勉強する

世の中なんでも、情熱を持って取り組めばいいと思う。
それは、勉強でも、絵でも、仕事でも、スポーツでも、料理でも。

結果的に、情熱を持って真剣に取り組んでいると、分かってくる。
それは、困難であり、喜びであり、計画を立てる能力だったり。
結局の所、どんなことをしても、行き着く思考というか到着する思想は同じ気がする。

富士山に登るのに、吉田口ルートもあれば、須走ルートも、御殿場もあるって感じ。
でも、行き着く先は同じ富士山の頂上。

今年も夏にモンブランに行こうと思っているのだけれど、トレランというより毎日50キロ強を走るというより歩く、ロングハイク。
でも、日数が長くなると言葉が喋れた方がいいし、何よりも楽しい。

そこで、フランス語と英語の勉強をし始めた。
まさか、トレランをきっかけに語学を勉強するとは思ってもいなかった。

まあ、旅をきっかけに、写真を始め、本が好きになり、文章を書き残すようになったり、トレランを始めたりと派生したことを考えると不思議ではない。

で、今さらフランス語とかマジで難しい。
心が既に折れそうだけれど、単語だけでも夏までにいくつか覚えておきたい。
南米を2ヶ月旅行してスペイン語の単語をかなり覚えて、原形ながら日常会話を片言で話せたことを考えれば出来ないことはないはずだ。

そして、英語の能力はもっと上げておきたい。
ネットが発達して、本当に言語は勉強しやすくなっている。
TEDで自分の興味ある分野を聞いたり、VOAなんかを倍速で聞くこともできる。
電車に乗っている時に、毎日スマホで英語を聞けば、1日1時間でも夏までに200時間以上の英語が聞ける。
これって、かなり勉強になるし、かなりのペースでヒアリング能力は上がっている気がする。

まあ、何がどう繋がって行くか分からない。
誰にも分からないし、全然想像しなかったつながりをうんでいくと思う。

だからこそ、自分がやりたいことを真剣に取り組んでいくと、それがどんどん形を変えて広がっていくんだと思う。
まさに正のスパイラルなんだろう。
やりたいことに情熱を注ぐ、これがいかに大切かを実感する。

送信者 ドロップ ボックス

自分が意志を持って行動した後に着いてくる偶然
http://teratown.com/blog/2011/12/28/eoooyaaeoaeaea

夢、そして次なる夢
http://teratown.com/blog/2010/02/19/icaeeei/

Forget me not 2012 朗読文章

2012年末に、毎年恒例となった「Forget me not 」が開催された。

毎年1度、クリエイティブライティングの仲間が集まって発表する会である。

大半の仲間が朗読を行う。僕はこのクリエイティブライティングをきっかけに、朗読というものが作り出す素敵な空間が好きになった。

朗読を聞いていると、言葉として、文章として理解していなくても、なんだか音楽のようなリズムを感じて心地よい。
そして、内容は理解していなくても、そのリズムを聴いているだけで、伝えたい気持や感情は伝わってくる感じがする。朗読は不思議でやさしい。

今年の僕の発表は、日記形式で時系列にUTMBを記した物を発表した。
日記形式なので、かなりライトなテイストになっているが、今年はいつもと違ってこのスタイルにした。

なぜかと言えば、2012年に「星野道夫ダイアリー」を買い、毎日日記をつけたから。
そのスタイルを真似たかった。

そして、2012年に最も情熱を注いだUTMBを書き残しておきたかったから。

今年もとてもとてもいい時間が過ごせForget me not 2012を終えることが出来た。

2013年のForget me not は僕が幹事になった。

どんな1年になり、どんなForget me notになるのか、今から楽しみだ。

きっと2013年も「世界は驚きと幸せで満ち溢れている。」。

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日記風UTMB

2011年12月
ちょうど去年のForget me notの時期にモンブランの周りを1周(100マイル)するウルトラトレイルデュモンブラン(通称UTMB)に軽い気持でエントリー。
世界的に人気のレースで抽選倍率が高く、どうせハズレるだろうと思い、無計画に。

2012年1月
まさかの当選!5年間ずっと憧れていた舞台に立てることにうれしくて、うれしくて。
が、少し冷静になると休みや身体能力のことを考えちょっと不安に。
とりあえず、振込と健康診断証明書など手続きを済ませエントリー完了。

2012年3月
冬は例年あまり走らなかったが今年はUTMBもあるし、毎月100キロのレースにエントリー。
その第一弾は六甲山を全山縦走、それも往復で112キロ。
まさかの吹雪で寒さの練習が出来た。

2012年4月
富士五湖を全て走るロードレース。112キロ。
走りきったが、道路はトレイルと比べて足へのダメージが大きい。

2012年5月
富士山の周りをぐるっと1週するウルトラトレイルマウントフジUTMF。
日本で初めての本格的な100マイル160キロのレース。
初めて2晩徹夜で走り幻覚が見えたり、右膝が曲がらなくなったが42時間でなんとか完走。
ゴールした時は喜びはなく、不思議とやすらかな気持だった。

2012年6月
さすがに体へのダメージが大きく、休息の月。

2012年7月
最後の追い込みで、富士山に5回走りに。
そしておんたけウルトラ100キロ、その他にも2レース。

2012年8月
ついにUTMB100マイルの前に、モンブラン登山。
悪天候により、モンブランタキュール4248mで撤退。

そして、ついにUTMB100マイルと思いきや、レース5時間前に悪天候によりルート変更、そして100キロに短縮。
ピンと張っていた糸が切れ気持が折れそうになりながらも、スタート地点に立った。
雪の降る極寒の中、19時間ほどかけてゴール。
ゴールはしたものの、不完全燃焼。

ゴール後、一緒に行っていた仲間に、
「テラさん、もし100マイルでも完走できたでしょ?」
「完走していないのに、偉そうなことは言えないですけど、おそらく完走できました。」
「来年もでるの?」
「抽選に当たれば100マイル走りたいですね」
「でも、それってチャレンジじゃないよね?」
「そうですね、ワクワクは少ないですね」
「じゃあ、PTL出ようよ」

PTLに出るなんて考えてもいなかった。
3人一組で300キロ、累積高低差24キロ。
あまりにも想像を絶する世界だったが、思わず「出ます。」と答えていた。

今年もForget me notの時期ということで、モンブラン300キロの扉をノックします。

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送信者 いろいろ

晴天の硫黄岳

IBUKIのみなさんと硫黄岳に行ってきた。この山は夏も冬も何度も行っており、赤岳鉱泉の小屋も良く、ルートも迷わないので好きな場所のひとつ。新宿7時発のあずさに乗って出発。青空が広がり、期待は膨らむばかり。あっという間に茅野駅に到着し、バスに乗り換え美濃戸口まで。ここから登山開始。登山と言っても最初は林道をしばらく歩いて行く。青い空の下、白い雪を踏みしめながら進んで行くことが、たまらなく気持いい。

送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05
送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05

北沢のルートで登って行く。午後になっても青空は続き、夕陽や星空の期待も高まる。徐々に雪の深いトレイルに入って行き、雪山に来たと実感する。正面にはどっしりと白い八ヶ岳の山々が連なり、青い空とのコントラストがとても美しい。空気も冷たく締まっており、よりいっそう美しさを増す。

送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05
送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05

ほどなくして赤岳鉱泉に到着。1月4日が金曜日だったからか、赤岳鉱泉はかなり空いていた。今まで来たなかでは最も空いていたと思う。今回は1000円追加で払って個室に。4人だけの部屋なので気楽だ。ご飯を軽く食べて、アイゼンを着けて中山展望台へ。ここは赤岳などの景色が抜群で大好きなスポットのひとつ。今回も快晴だったので、ここからの景色を楽しみにしていた。予想通りの眺めで、本当に心が晴れやかな気持になる。

送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05
送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05

今回は4人だったしGoProのカメラを持って行ったので、写真や動画を撮ったりして楽しんだ。この場所を紹介した友達3人も感動しているようで、うれしかった。小屋に戻ってゆっくり話しながら、お茶を。途中からビールになって話しも盛り上がる。だいたい登山かトレランの話しなのはいつものこと。夕暮れ時に外に出ると、夕陽が白い山にあたりオレンジ色に染められていた。

送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05
送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05
送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05

赤岳鉱泉の夕食は豪華なことで有名だ。何度きても大満足。今回はほっけ塩焼きに豚しゃぶ。ここは山の上なのか?とおもいたくなるほど。ご飯もお代わりをして、満腹。夜に外に出るとー18度ぐらいだった。空を見上げると星が瞬いていた。

送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05
送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05

翌朝は自然と目が覚めて、朝食。温泉卵が凍っていて、シャーベットみたいでビックリした。準備をして硫黄岳に登る。曇りと言う予報だったがこの日も快晴。青空だ。風も吹いていない。天気が良いうちに登ろうと、先へと進む。森林限界を超えると、見渡す限り一面の銀世界。そして、青い空。こんな世界は山でしかありえない。天気が良い山の景色はいつみても飽きない。

送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05
送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05
送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05

稜線に出てからは少し風が吹いたが、たいしたことはなく、頂上からも景色を堪能した。そして、下山。降りるのが勿体ないぐらい。赤岳鉱泉に着くと、昼飯。お腹も満たされいい気分で美濃戸口まで下って行った。美濃戸口の八ヶ岳山荘で風呂に入ってさっぱりして、バスに乗り、あずさに乗って帰路に。天気に恵まれた最高の山行だった。

送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05
送信者 青空と雪の硫黄岳20130104-05

◆日程
2013/1/4-5

◆持ち物
いつもの

不便であることが高貴なことなのか?

スーツは不便である。
動きづらい、蒸れる、高い、汚れても自分で洗濯できないetc

でも、そんな不便な洋服をなぜ多くのビジネスマンが着ているのだろうか。
どう考えても、生産性が落ちるし無駄としか思えない。

スーツに限らない。
女性のドレスとかもそうだろう。
茶道とか、フレンチの食べ方の作法なんかも。
他にもいくらでも不便なことはあり、そうした不便なことは高貴だとか、しっかりしているとか、エリートとかそんな風に捉えられることが少なくない。

なぜ、そんなことになるのか。
不思議だった。

仮説として考えたのは、不便だけれど、裏を返せばそれを我慢できる精神がある。
そんな精神を持っている人物は、我慢が出来る精神をもっている。
すなわち、高貴であり、彼ら彼女らはしっかりした人物であるという考えなのだろうか。

一理あるのは事実だが、不便なものをあえて選択し続けることは、馬鹿げていると思えてくる。

個人的にはスーツは嫌いだし、便利な服がいい。
まあ、スーツはほとんど着ないし、本質的に着るメリットなんて感じられない。

雪の日のスーツな人々を見て思う。

誤解ないように書いておくと、伝統や文化があるのはとても素晴らしく、それ自体は伝承されていき、形は変われど残っていくことにすごく価値を感じる。
ただ、あまりにも不便だったり、形骸化している意味のない習慣はなくなればいいのにと思う。

送信者 パプアニューギニア2011

年の終わりと年の初めは金華山トレラン

2012年はトレランが中心の年だった。
その1年を締めくくる最後は金華山。

金華山は岐阜市にある山で、頂上には岐阜城が建つ。
そんな岐阜市のシンボルである金華山トレランで1年を締めくくった。
そして、2013年幕開けの元旦も金華山トレラン。

理由は地元の近くで、長良川沿いを走ってすぐに行けるから。
便利な場所にありながらも、かなり面白いコースなのだ。
もし、岐阜市に来ることがあったらぜひ一度走りに行ってほしいぐらい。

さーて、岐阜駅に降り立った人は岐阜公園までバスで行くか岐阜市の中心地を抜けて岐阜公園までランするのがベスト。

送信者 sports

俺の場合は、まずは長良川沿いを走ります。家からだとすぐに長良川。
ひたすら堤防から長良川を見ながら、広い空を見上げながら、遠くに山々を眺めながら気持のいいアップがてらのラン。

送信者 sports

最も急斜面かつ岩場の馬ノ背登山道で、気合い入れ。
距離はたいして長くないけれど、日本3大急登に入るんじゃないかというほどキツい。
歩けば対したことないのだが、ペースを上げて登って行くとかなりの筋肉への刺激がある。
だいたい登山口から頂上まで約15分ほど。

送信者 sports

すると、岐阜城のある金華山頂上。
観光の場合は、岐阜城見学もありかな?ただし、有料。

&頂上にはなんと自販機があって、飲み物が買えてしまいます。
このまますぐに下山して帰ってしまうのは、もったいない。

送信者 sports

頂上からは東坂ハイキングコースで降りて行く。
ここは左側の崖側を通ると景色が抜群。

送信者 sports

深呼吸してから、さらに下って行く。
すると、何箇所かで分岐があるけれど、どちらへ行っても迷うことはない。
この辺りのトレイルはとても静かで、ちょっと鬱蒼とした感じ。
森の中、山の中にいることを実感できる。
そんな雰囲気だけれど、トレイルはとても走りやすい。

この辺りを行ったり来たり、鼻高コース、達目コースなんかも縦横無尽に走りまくる。
疲れた頃に、登り返して唐釜コースへ。
個人的には1キロほどの唐釜コースが一番の気持いいトレイル。

送信者 sports

アップダウンもあまりなく、ずっとトップスピードで走れて気持がいい。
往復しても景色が変わっていい。さらに、昼過ぎにいくと西からの木漏れ日がたまらない。

最後は七曲がりコースで下山して終わり。
観光であれば、岐阜公園で歴史博物館に行ったり、日本三大大仏である岐阜大仏見学もあり。

送信者 sports

クールダウンは、長良川へ行き、川沿いを景色を眺めながら。
夕方に西に向かって走れば、夕焼け空が美しい。
夏であれば、清流の長良川で水浴びをして終了。

送信者 sports

宿泊して行く人は、長良川沿いに長良川温泉があるので、どこかの旅館に泊まると便利。
かつ、夏であれば鵜飼いも見れたり、河原町という昔ながらの町並みを散歩しながらお買い物なんてのもGOOD。
おしゃれなカフェやレストランなんかもあるので、ちょっとした暇つぶしも。

送信者 sports

という、岐阜のトレイル紹介と観光案内でした。
岐阜へお越しの際は、ご参考に。

コースマップなど