思いがけない自己ベスト 11時間55分24秒

UTMBが終わって目の前に目標とする大会がない。100マイルのUTMBは走りたいから、日々の積み重ねは怠れないが、直近ではそんな大会はないし、ちょっと休むのも大切なので全然走っていなかった。さらに、体育の日の3連休は土日でクリエイティブライティングキャンプが岐阜県の恵那であり、土日にハセツネ。最初は両方は無理かと思ったけど、日曜の朝イチで恵那をでれば間に合うことが。ということで二兎を追うことに。

この時点で、タイムは狙えないだろうと思っていたし、狙いたいと言うモチベーションもなかった。ハセツネはキャンセルしようかとも思ったが、仲間もたくさんでるし大人の運動会だし色々あってでることに。

本来であれば、金曜の夜行バスで岐阜へ帰り、実家に行き、そこから恵那へ移動してクリエイティブキャンプ。日曜の始発で武蔵五日市へ行きそのままハセツネ、月曜日は取材という流れを考えたが、夜行バスだと3日まともに寝れないことになる。これは危険だと思い、土曜日朝イチに新宿発で恵那に行くバスに乗ることにした。

クリエイティブライティングキャンプは今年もとても充実していた。あの場でしか生まれて来ない幸せな時間を満喫して、ハセツネとかメンドクサイ気持もあった。夜中の3時ぐらいまで飲んだり話したり映画を見たり。そして仮眠を取り、4時半に起きた。自分で恵那の地に小屋を作った成瀬さんに車で恵那駅まで送ってもらい、始発に。成瀬さんはこの夏にモンブラン、マッターホルン、アイガーなどに行き山登り、クライミング、絵を描いていた。時期はちょっとずれていたが、同じ場所に行ったので話しが盛り上がった。

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恵那から名古屋、名古屋から新幹線で東京、東京から拝島、拝島から武蔵五日市と乗り継いで10時12分に到着。乗り換え検索よりも早い時間に着いた。東京駅からハセツネに出そうな人がたくさんいて、始まったなーという気持に。武蔵五日市駅では、たくさんの友達に会う。同じ電車に心折れ部のあかしさん、秀さん、だいちゃんも乗っており、一緒に会場へ。体育館では、渋井さんが広い場所を確保してくれており、そこに荷物を置き着替えた。受付も済ませ、グレゴリーブースでクリエイティブライティング仲間であり、トレラン仲間でもある佐々木さんにキャンプの話しをしつつスタートを待つ。

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スタート30分ぐらい前にぞろぞろとグラウンドへ。トレイルランニングマガジンの記者さんに話しかけられたり、他の方にも頭にカメラを付けてないのと言われたり。やっぱりカメラは目立つんだなと実感。10時間のところに心折れ部で並びスタートをまつ。IBUKIのみんなも近くに。開会式はグダグダで、12時57分から体操開始、アメリカから来たダコタジョーンズのインタビューが終わるか終わらないかでスタートの号砲。マジかよって、ざわついた笑

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去年よりもちょっと後ろだったらしく、スタートから詰まっていたがストレスフルなほどではなかった。最近は練習してないし、マイペースで行く。誰か知り合いがいないかなと思っていたら、小野さん発見。絶対に俺よりも速いが、前半は勝手にペーサーにさせて頂き後ろを着いて行った。いろいろ話したり、霧がかった森に太陽の光が射し込む場所で、きれいだねーと話したり。今熊神社や醍醐丸、浅間峠では多くの友達が応援してくれた。IBUKIやさいちゃん、ひとみさんなどなど。

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第1チェックポイントでは、3時間40分ぐらい。去年のタイムを覚えていなかったけれど、これぐらいで12時間前後かなというイメージ。まだ暗くなっていないが、霧がでていて視界が悪い感じがした。ヘッドライトをつけると見えずらかったりもした。ストックを取り出して、登って行く。普段のトレランやハセツネ以外のレースではほとんど捻挫をしない。けれど、ハセツネはよく捻挫をする。今回も。右足がつまずき、捻挫して、転んで反対の左足のふくらはぎをつり、アキレス腱もつったような状態に。倒れこんだ。軽くマッサージしたり、足の指を曲げて処置。ここからは、ゆっくり行くことに決めた。

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小刻みな登りと下りが続く。単調な登りでは眠くなる。その度に、カーボショッツのカフェイン入りを飲んで目を覚ます。あとは、ストックに頼って足のパワーを温存。あんまりタイムは意識していなかったけれど12時間から13時間と思って、気楽に進んでいた。もっと走れたが、そんなにも気合いが入っていないし、怪我したくないなーと思っていたので、下りとかはゆっくりめに。でも、気を抜いたり、他ごとを考えた瞬間に転けたりとか捻挫をして転んだり。やっぱり集中しないとなーと思った。そして、言い聞かせた。

眠たくて眠たくて、かなりスピードが落ちている時に石井さんにお会いして話しかけてもらった。人と話すと目が覚めるもので、復活。この後も前後しながら走って、眠たくなることはなかった。石井さんと話していなかったら、プラス30分ぐらいかかっていた気がする。

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第2チェックポイントは7時間10分ぐらい、12時間はキツいかなと思ってきたが、後半どのぐらいの時間がかかるか不明だし、タイムも狙っていないので自分のペースで。ポカリを1.5リットルもらい、休むことなく出発。大ダワに着いたとき8時間50分ぐらい。のこり22キロで4時間弱だとすると13時間。ゴールタイムをカメラマンさんに連絡しようとしたが、電波つながらず。三頭山でも、第2チェックポイントの月夜見駐車場でも電波なく、まずいなーと。ヘッドライトの電池を交換しようとしたが、すぐに出て来ず諦める。後半は若干暗くて、ハンドライトも併用した。ストックもしまわずに行くことに。

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大岳山もストックを片手に持ち。邪魔かと思ったが、全く問題なく登れた。その後もストックを使って走って行った。第3チェックポイントで10時間20分ぐらい。ここで、コースミス。人がいるのに、あまりにも自然に間違えたので、係員の人も突っ込み忘れたらしいw途中で気づいて戻る。綾広の水場で、ごくごくうまい水を飲んだ。

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御嶽神社にはさいちゃんやモモトさんがいて、盛り上がる。モモトさんと裸になって写真を撮っていたら5分か10分時間は過ぎていた。その間に20人とか30人ぐらいに追い抜かれた笑。俺も選手を応援したり、逆転してた。ひとしきり話して、時間が経ってからモモトさんに12時間切れるよと言われる。マジっすか!10時間30分経過していて、ここから走れば1時間30分と。じゃあ、行ってきますと、ハイペースで進む。そして、カメラマンの安田さんにメールで現在地と到着予測時刻も連絡できた。

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後半はフラットな道なので走りやすい。ストックで地面を押し返すようにして、腕の力も使って走る。ほぼ休むことなく走り続けた。14キロ弱を1時間30分なので、ロードを走るペースだ。いけるのか?と疑念も抱きつつ、信じては走ってみた。残り5キロの表示が出た時に、40分ぐらい時間が残っていたので、いけるかもと。走り続けながら見た月がきれいだった。オレンジ色に輝いていた。日の出山からの夜景も抜群。

町中に降りて、安田さんに電話しようとしたら、スマホがフリーズ。電話できない。。。何度か試みたが諦めてゴールへ。11時間55分。12時間切りが出来て、自己ベスト。やった!ゴールげとの奥に安田さんがいて撮影してもらった。ゴールにはモモトさんやさいちゃんが既に着ていた。速い!ひとみさんも。数分後に増田さんがゴール。12時間切り。増田さんとはいつも同じようなタイムのことが多い。

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レースを通して雨は降らなかったし、寒すぎることもなく半袖とアームカバーで調節すればOKだった。トレイルもそんなにぐちゃぐちゃではなく、コンディションは非常に良かった。そして、なによりも、仲間の応援がうれしかった。山の中まで入って応援してくれるとパワーになる。走る仲間もハセツネには出ない仲間も集まる大人の運動会だ。個人的には、9月は30キロぐらい、10月も同じぐらいしか走っていなかったし、結果は出ないと思っていたが、100キロ以上のレースに何度も出た経験とハセツネ4回目の経験。さらに、春から夏にかけて練習した筋力がまだ残っていたんだなと感じた。

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体育館に戻り、歯を磨き、頭をトイレの手洗い場で洗い、体を拭いて、着替えて友達の応援に。眠たかったので、体育館に戻り仮眠したり、ゴールに戻って応援したり。帰ってきた友達と話したり。明け方になり、友達は帰り、俺は明るくなったところでもう一度、撮影をして、安田さんの車に乗せてもらい帰宅。家に戻ってすぐに洗濯。晴れていたのですぐに乾いた。ありがたい。そして、午後からは荷物撮影とインタビューをして、今年のハセツネは終わった。

第20回に本山岳耐久レース(ハセツネカップ)
日時 2012年10月7,8日(日・月)雨天決行(暴風雨以外)
会場 あきる野市五日市会館
コース 奥多摩山域(71.5km)
五日市会館前スタート→今熊神社→市道山分岐→醍醐丸→生藤山→土俵岳→笹尾根→三頭山→大岳山→御岳神社→金比羅尾根→五日市会館前フィニッシュ
日程 10月7日(日)
ゼッケン 2118
順位 254位

第1チェックポイント 3時間37分30秒 348位
第2チェックポイント 7時間11分36秒 291位
第3チェックポイント 10時間17分53秒 252位
ゴール 11時間55分24秒 254位

◆実際に着たウェア
・ワセリンを塗っておく
・帽子 ランニングキャップ(mello’s)
・メガネ
・ファイントラック スキンメッシュ ノースリーブシャツ(汗冷えしなくて最高にいい)
・半袖のコンプレッションウェア
・Tシャツ 心折れ部Tシャツ(ver1)
・ウィンドブレーカー(ブルックス)着なかった
・アームカバー(ザムスト)
・手袋(MIZUNO プレサーモ)
・パンツ ユニクロ エクセサイズパンツ
・ロングスパッツ パフォーマンスタイツ(C3fit)
・ニューバランスのポケット付きのランパン
・スマートウールの靴下(足が蒸れず最高にいい)
・シューズ:マウンテンマゾヒスト(モントレイル)
・ヘッドライト→腹に巻く (ペツル) スタートから着けておく
・ヘッドライト(ジェントス) スタートから着けておく
・ハンドライト(ジェントス)

◆持って行った装備
・バック スキンプロ14+3(サロモン)
・ハイドレーション 1.7リットル
・時計 BARIGO NO.46 Wrist-On Altimeter/Compass
・ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし。腰、ふくらはぎ。右くるぶしは下から上に2本と、かかとを後ろから包み込む様にテーピング
・500mlのペットボトル 水
・ストック2本(ブラックダイヤモンド Zポール ウルトラディスタンス)

◆着なかったけど持って行った服
ウィンドブレーカー BROOKS
手袋 MIZUNO プレサーモ

◆持って走るもの
・替えの電池(ヘッドライト単4×6本、単3×2本)
・カメラ
・携帯電話
・コース地図(高低差のコピーと地図をビニール袋に入れる)
・財布(お金、カード最小限、保険証) 使用せず
・ゴミ袋
・フラスク
・サバイバルブランケット

◆上記にないが忘れてはならないもの
・ゼッケンなど
・大会参加ハガキ

◆実際に飲んだ水
スタートから第2チェックポイントまで1.5リットル (メダリスト入り)個人的にはムサシの方が好きかな。
第2チェックポイントからゴールまでポカリ1.5リットルと綾広の水場でガブ飲み
スタート前に水分をたくさんとっておき、ウォーターローディング

◆実際にレース中に食べた食料
カーボショッツジェル2本
カーボショッツジェル カフェイン入り 3本
ハニースティンガー 1本 新しい味はうまい
アミノバイタル スーパースポーツジェル 2本
パワーバー チョコレート味 1本 うまい
パワーバー ベリー味 1本 イマイチ
バランスパワー(マツキヨで売っている安いカロリーメイトみたいな奴)
 ブルーベリー味3袋
 チーズ味3袋
 バター味3袋
リンゴグミ 1袋
炎熱サプリ 4錠

◆朝ご飯と昼ご飯
合計でパンを5つ
おにぎり1つ
水をたくさん

◆レース中に食べなかったけど持って行った食料
ハニースティンガー 1本
ウィダーインゼリー 1本
アミノバイタルジェル 1本
パワーバー バナナ味 1本
バランスパワー(マツキヨで売っている安いカロリーメイトみたいな奴)
 ブルーベリー味1袋
 チーズ味1袋
 バター味1袋
カフェイン錠剤

◆レース中に飲まなかったけど持って行った水
予備のペットボト500ml

◆レース終了後に使用する
・ウェットタオル
・着替えの下着(パンツ、シャツ)
・エアマット
・シュラフ
・ダウンジャケット
・ズボン
・ワセリン
・替えの靴下
・替えのシューズ
・雨具(モンベル)念のため
・長そで緑のシャツ(LoweAlpine)
・長袖のコンプレッションウェア
・帰りに履いて帰るスリッパ
・タオル
・音楽プレイヤー(iPod)
・メガネケース
・歯磨きセット
・携帯電話
・携帯電話の充電器
・カメラ
・フラスク(ジェルを入れる)
・シップ、エアサロンパス
・股引

◆今回、学んだこと
大ダワでヘッドライトの電池を替える。
ザックの中にペットボトルを入れておくと、腰に当たって痛くなる。
マゾヒストは滑る
ハセツネコースは捻挫しやすい。
ハセツネは転けるので長いスパッツだと怪我しにくい。(擦り傷)
捻挫は他ごとを考えた時にする。
トレイルをしっかり見て集中。
眠たくなったら、周りの人と話すと目が覚める。
つまずいて、右足捻挫して、左ふくらはぎとアキレス腱をつった。前日の酒が影響か?
食べ物は、甘い物ばかりでは飽きる。多種多様な物を。
コースはつまらないが、東京なので出ない友達がたくさん山の中で応援してくれてうれしい。
第2関門からゴールまでストック使った。大岳山でも持っていても特に問題無し。
第3関門からはダッシュすれば1時間30分。
渋滞を避けるためにかなり前に並ぶか、最初は抑えるために後ろに並ぶかは悩ましい所。
歯ブラシとタオルと体を拭くすーっとしたタオルは必須。
1ヶ月ぜんぜん走っていなくても、それまでの貯金でなんとか走れる(しかし2ヶ月走らなかったらゼロリセット)
今回は長距離をたくさん走ってきた経験と友達の応援、ハセツネの過去の経験があったからこその粘り勝ち。

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