日別アーカイブ: 2012/3/3 土曜日

定価は1500円だけど、2000円払いたい本には2000円払える世界

現代の社会では一物一価の法則がある程度成り立っている。
田舎における物々交換や、インターネット経由での物々交換やオークション、その他にもいろいろな割引やポイントなどはあるが、だいたい一物一価となっている。

例えば、1500円の本なら本屋で偶然見かけて買った人も、まあ普通に欲しい人も、欲しくて欲しくてたまらない人も1500円。

1000円ぐらいの価値しか感じていないけれど読む本がちょうどなくて1500円払って買った人。
出版される前からずっと欲しくて、例えば3000円の価値を感じている人も1500円を払って購入する。

まあ、当たり前なのかもしれないけれど、こういった本に3000円の価値を感じれば払える仕組みがあるといいなって思う。
なんかそういった仕組みが作れたら面白いなって思う。

本やCD、写真集などと違い、1点物の絵などであれば高い価格がつくこともある。
そういったことが実現すれば面白いなと思うのだ。
既製品っぽいものでも、作者の魂が込められている物に関しては一物一価ではなくなる。
なんだか、そんな世の中だと作者も明確なフィードバックとなりうれしいだろうし、金銭的にも潤う。
次の制作意欲にも繋がるだろうと思う。

アマゾンなどの本のレビューだけじゃない、フィードバックのあり方。
PCやモバイルなどでインターネット上の様々なサービスが溢れる。
オンライン銀行やペイパルのような仕組み、さらにお金と同等の価値を持ちつつあるマイルなどのポイント。

ネットで買う時に、作者に寄付みたいなボタンがあるとか。
寄付だと日本人はあまりしないんだよなとも思いつつ、何だか今の時代だからこそ出来そうな予感がしている。
そして、実際に出来たら面白いんだろうなって思う。
どんな仕組みがいいかな。

From いろいろ