日別アーカイブ: 2011/8/4 木曜日

旅は明日ここではないどこかにいる不思議さワクワクさ

今週末にネパールへ行く友達がいる。
こんなことを話していた。

今日は東京で仕事を普通にしているのに、今週末はヒマラヤの山の中。
何て不思議で、何てエキサイティングなんだろう、と。

俺もつくづく思う。
不思議だ。
でも、その大きな変化にワクワクする。

送信者 Nepal

@ポカラ

日本にしろ
海外にしろ
本当に
世界は美しい。
そして、面白い。

自然も
人も
文化も

そんな世界がすぐそこにあることを知っていながら、
それを自分の目で見ず、感じないのはもったいない。

でも、それを見に行くかどうかは、全てその人の意思次第なんだろう。
交通手段が発達して、多くの人がどこへでも行けるような状態だ。

ネパールに行くときも、
近くのコンビニに行くときも、
仕事に行くときも、
玄関を出る1歩は全て同じだ。
唯一違うのが、自分がどこに向かうかという意思だけ。

自分の意志。
これだけだ。

別に旅はひとつの例えであって、
どんなことにも言える。
自分の意志次第。

送信者 Nepal


玄関のドアが、「どこでもドア」に変わっていた。


ベネズエラにいるかもしれない。


家を出る時の一歩の違い


心の移動時間。地理的な移動時間


植村直己さんの言葉


旅先三日目


想像のつかない、起こりくる未来に心がざわざわしています。

町から離れた場末の港には人影もまばらで、
夕暮れが迫っていた。
知り合いも、今夜泊まる場所もなく、
何ひとつ予定をたてなかったぼくは、
これから北へ行こうと南へ行こうと、
サイコロを振るように今決めればよかった。

今夜どこにも帰る必要がない、
して誰もぼくの居場所を知らない……
それは子ども心にどれほど新鮮な体験だったろう。

不安などかけらもなく、
ぼくは叫びだしたいような自由に胸がつまりそうだった。
(『星野道夫著作集3』、一四二頁、「旅をする木」より)