日別アーカイブ: 2011/6/20 月曜日

雲取山の夢のようなシングルトラックを駆ける

かれこれ、雲取山は何度行っているのだろう。
春も秋も冬も行っている珍しい山だ。
家から近くて、見晴らしもよく、ゆっくり泊まるには適度な山だから。

でも、今回は走りで往復。
7月には富士登山競争もあるので、その練習も兼ねて。

送信者 sports

朝は6時に起きて、友達と待ち合わせして6時42分の電車。
爆睡して、青梅乗り換えで奥多摩駅に。
バスで鴨沢まで。
ダムの水位が非常に低くて驚いた。
今年の夏は水不足大丈夫かな。

送信者 登山

トイレに行って、スタート。
軽めの登りを走る。
走ると言っても、スピードは速くない。
ずっと続くから体力は温存しながら。
ただ、急な坂は2,3カ所だけで、かつ長くないので大して辛くない。

送信者 sports

ちょくちょく休憩しながら、登って行く。
今日は霧がすごかった。
視界が悪くなるほどで、眼鏡が曇った。
白いレースのカーテンに包まれたかのような山。
幻想的な感じもする。

ふと、守の中で佇む。
やわらかな霧に包まれた静けさの中で、
幾種類もの鳥のさえずりが響く。
霧の流れにのって、木の香りが漂う。
土の香りが立ち上がってくる。

木々を見れば、
蚕のように丸い蜘蛛の巣が水の雫で輝いている。
1500メートルほどの高度では新緑が煌めく。

大地を見れば、
フキがたくさん葉を広げ、
白黒の蝶は飛べないのかえっちらおっちら歩いてた。

そして、汗をかいた俺には、
ハエやアブが汗に反応してよってきた。

送信者 sports

梅雨の時期ということもあり、地面がぐちゃぐちゃなところも多々。
でも、思っていたよりも速く、2時間30分で雲取山の頂上に。
おにぎりとパンを食べる。
ううっ、うまい。
山頂のおにぎりは最高。

送信者 sports

今回はスポーツドリンクではなく、水にした。
けれど、薄めでスポーツドリンクをいれてもいいなと実感。
エネルギーにもなるし、疲労もたまりづらい、何よりも水だけでは少し味気ないから。

送信者 sports

この時期だけあって、終始富士山は見えず。
まあ、今回はトレーニング目的なので景色は気にしない。

送信者 sports

帰りは、奥多摩駅まで走ることに。
このルートが非常に良かった。
シングルトラックがほとんどだった。
それも、木の幹などが出てなく、石も少ない。
非常に走りやすい、心地よく美しいトレイル。
さらに、フラットな距離が長く、走り続けることができる。
こんなにもすばらしい、トレイルは滅多にない。
霧かつ木々があり景色の変化は少ないが、トレイルのレベルは一級品。
また、走りに来たい。

送信者 sports

ひたすらフラットなトレイルを進む。
それが終わると、坂道が続く。
その後、一回アスファルトに出て、またトレイルに。
そして、駅の近くの住宅街に出た。

雲取山のトレランをするなら、下山で奥多摩駅まで走るに限る。
そう、思った。

休みながら、かつ走らない部分もあったので、汗もひどくはかかず、疲労も適度だった。
やはり、ロングのレースではかなり抑えめでいくと、長距離でも体がもつんだと実感できた。

距離も適度で、晴れた日に早起きして軽く走りに行くにはいい。
奥多摩駅まで走れば、帰りのバスも気にしなくていいし。

日時:2011年6月19日
行き:阿佐ヶ谷発 6:42 – 8:28 奥多摩着 西東京バス 8:35発鴨沢西行き
帰りの電車:山を走っておく多摩駅まで、電車は16:23のホリデー快速東京行き
天気;曇り(霧がすごかった)
気温:平地では最高23度ぐらい
ルート:奥多摩駅→バス→鴨沢バス停→トレランスタート(9:30)→七ツ石小屋(11:00)→奥多摩小屋(11:30)→雲取山頂上(12:00)→頂上で昼飯30分ぐらい→鷹の巣山避難小屋(13:45)→奥多摩駅(16:00)
行きはバスで鴨沢へ。帰りは雲取山から奥多摩駅まで走った。
距離:30キロぐらい
時間:6時間程度(今回はゆっくりだったので、5時間ちょいで行けるはず)
水:1.3リットルぐらい消費(湿度がかなり高く水はあまりいらなかった)
ラン中に食べたもの:カロリーメイト1袋
          おにぎり1つ
          パン1つ
          キャラメル1つ
          飴1つ
朝飯:いなりずし、パン

<実際の服装>
・ルーファス(グゴリー)
・adizero XT 26cm《アディダス》
・帽子
・ニューバランスのラン用短パン
・時計(BARIGO)
・靴下(ユニクロ  25-27cm)
・C3fit パフォーマンスタイツ
・半袖コンプレッションウェア
・アームカバー(Zamst)
・Tシャツ マウンテンハードウェア
・ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし
・パンツ ユニクロ シルキードライパンツ
・軍手
・レインウェア (ブルックス) 着なかった

<実際にレースに持って走ったもの>
・携帯電話
・地図(ビニール袋に入れる)
・財布(お金、カード最小限、保険証) 使用せず
・ゴミ袋
・カメラ
・ヘッドライト
・タオル
・替えの服
・音楽プレイヤー(iPod) 使用せず