日別アーカイブ: 2011/6/3 金曜日

目を閉じた暗闇と場としての暗闇の違い

真っ暗だと言う認識には2つある。

・目を閉じて、何も見えなくなる暗闇
・完全に光が入らない空間で真っ暗闇

この2つになぜ違うのかが風呂場で気になった。
中学生ぐらいから電気を消して、風呂に入る。
真っ暗な風呂で、ゆっくりつかっていると安らぐのだ。

そんなことを今日もしていたら、気になりはじめた。
暗闇の違いについて。

同じ暗闇でも、書いた様に2つ種類があるが、脳へ光の情報が届いていないという点では同じはず。
でも、何かが違う。

そりゃ目を閉じても、光の刺激はあるよと言うかもしれない。
確かに明るい場所で目を閉じても、若干の光の刺激はあるが、真っ暗闇にしたい場合は暗い場所で目を閉じればいい。

暗い場所で目を閉じた場合と、真っ暗な場所で目を開けている場合とでも暗闇に差があるのだ。

感覚的に表現すれば、目を閉じた暗闇は霧がかかったような暗さ。
真っ暗闇の空間で目を開けていたときの暗闇はメタルな質感というか、透明感のある明るい暗さだ。

なんだろうこの違い。
気になる。

これは真っ暗と言えど、目は明るさを感じとっている証拠なのだろうか。
そんな気がする、

だから目を閉じるとまぶたがフィルターの役割をして、霧の様に感じる。
一方で、真っ暗な場所でも、光かその他の何かを視覚情報として感じとり脳が処理している。
だから、霧のような感じはなく、透過のような暗闇に感じるのだろうか。

たぶん、人間は光がない世界でも、何かを視覚情報としてキャッチして脳が処理しているのでであろう。
たぶん、ここまでは正しい気がするが、それが何かということは分からない。
暇な時に考えよう。

送信者 小笠原