リレーなのに一人で12時間走の不思議。

ありゃりゃ、迷い込んだぞ。
自分のいるべきではない場所に。

学術を極めていない僕が、間違って物理学会に来てしまったような。
ブランドものに疎い僕が、銀座のブランドショップに入ってしまったような。
そんな感じ。

2011 フライデーナイト・リレーマラソン in 国立競技場 春大会の会場に着くと、たくさんの人で溢れかえり、盛り上がっていた。20、30代の男女がチームを組み、運動会でも参加するような盛り上がりよう。

こんな所に、1人で参戦してしまった。
1人でエントリーした人は20人のみ。
そりゃ、大会名称もリレーって入ってるもんね。
1人の人たちの荷物置き場は、一番端で少し暗い。
さらに、スーパーの籠にナンバーが書かれておいてあった。
シュール。コレが現実だ(笑

送信者 sports

チームの所は大きなテントとかあっていいなー。
偶然、友達が2人チームで出場。
荷物置き場は1人チーム、2人チーム、3人、、、10人といった順らしく、友達の場所が近かった。
そこに、一緒に荷物を置かせてもらった。
daiちゃん、ヒデさんありがとうございました!
完全1人よりも話しができるので、かなり気分がまぎれた。

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金曜の夜7時スタート。
仕事を終えてダッシュで到着したのでギリギリ。
受付をして、着替えをして、スタート地点に2分前に立つ。

3時間リレーと12時間リレーチームがある。
最初はたくさんの人が憧れの国立競技場トラックを走った。
コースは周1.4kmの国立競技場内を走る周回コース。
10分もすれば1周できる。
時計を見ながら、72分の1が終わった。
72分の2が終わった何て思う。
1/72、2/72かというと、12時間=720分。
10分が経過すれば、1/72が終わったということ。

まだまだ、先が長い。
スポーツドリンク、マンゴージュース、水、バナナのエイドを食べる。
持ってきたおにぎり、クッキーを食べる。

5~6分/キロで走る。
荷物置き場が休憩スペースだ。
友達のチームは1人が走っていれば、1人が待っている。
立ち寄って、話しをしたり。

10時になると、3時間リレーが終了。
一気に人は半分ぐらいになった。
これから、朝まで残り9時間。

なかなかモチベーションが上がらず、だらだら走っている。
その理由は、5月20日に開催予定だったUTMFという160キロ48時間のレースのために徹夜で走る体ならし目的でこの大会はエントリーしたのだ。しかし、UTMFが地震の影響で延期に。すると、今回の12時間リレーマラソンは走る意義を失った。エントリーして金を払ったので、出たという感じ。

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だから、ペースも上がらず、何週かしては休みを繰り返した。
すると、22時ぐらいにのんちゃんが来てくれた。
ちょうど携帯を持って走っていた時に、メールが。
観客席とトラックで話しをする。
さらに、表彰台の1位に俺が立って写真を撮ってもらった。
人生で最初で最後の表彰台かもなーw
ありがとう!

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友達が来ると盛り上がる。
走る気になる。

続いて23時ぐらいに、ひつじさん
UTMF対策会議と言うなの飲み会で3月に出会った。
実際にあったコトがある人は誰もいない飲み会だったけれど、twitterでは知っている人ばかりだったので参加させてもらった。
トレランする人は気さくで、すぐに行動する人が多かった。
飲み屋で、UTMFの後の宴会として、忍野トレイル(30Kぐらい)にみんなでエントリーしたり、富士登山競争に一緒にでることに。
そこで、「心折れ部」結成。
実際の部活ではなく、トレラン仲間が大会に出る時に使う名称のようなもの。
長距離走っていると心が折れそうになるが、心が折れない様にという思いが込められている。
そのTシャツをひつじさんが作ってくれた。
そして、会場まで持って来てくれたのだ!
hideさん、daiちゃんともその飲み会で出会っており、3人で「心折れ部」。
ひつじさんありがとうございました!

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その後、日が変わる0時頃によっちゃん登場。
電話やメールがなかったけど、走っていたら応援してくれていた。
横を通ってビックリ!
おお、よっちゃんだ。
そういえば、よっちゃんが買ったランニングシューズの存在が気になる(笑
こんな夜遅くにありがとー。
ミスだったのは、この3人と写真を撮り忘れた。。。
残念。無念。

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そして、フェニックスTシャツを作ってくれた植田さんが
何と夜中の1時に。
茂木さんとの新宿の飲み会後にわざわざ来てくれた。
うれしい。
フェニックスTシャツを着て走っていたので、一緒に写真撮影。
そして、休憩所で座って30分ぐらいかな色々な話しを。
飲み会だと人がたくさんいてあまり話せなかったりもするので。

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驚きは夜中の3時に来てくれたGOさん
なんと、自転車で阿佐ヶ谷から来てくれた。
ビックリ。ビックリ。
もう誰も来ないと思って、休もうと思っていたので。
目に飛び込んで来た時は、目を疑ったぐらい。
一緒に雨の中を数週走った。
そして、チーズや無糖の紅茶の差し入れ。
甘い飲み物ばかりだったので、とっても口がさっぱりした。
ありがとうございました!

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そして、さっき帰ったばかりのはずのGoさんが朝7時のゴールに登場。
一緒に岡田さんも来てくれた。
岡田さんは金曜も土曜も仕事というのに、本当にありがとうございます。
でも、みんな眠たそうw
最後は、もう走るのを止めようかと思った。
雨が降っていたから。
でも、少し小降りになったので走っていた。
2人が来ているのにゴールを走っていなかったら申し訳なかったな(苦笑)
ゴール後に記念写真。

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とっても、うれしかったです。
本当にありがとうございました。
今回は皆さんが来てくれたから走れた。
あまりにも単調な周回コース、かつ走る目的を失っていたので、みんなが支えになりました。

朝になり、解散。
千駄ヶ谷駅前のベックスで朝食を食べて帰宅。

結果は数日後に分かるはず。
さて、何キロ走ったのだろうか。
50キロ?60キロ?
いずれにしても短いな~。

◆メモ

・3時間リレーに仲間と一緒にワイワイガヤガヤでるのが一番楽しい大会だと思う。
・2人チームもつらい。一人走っている時は、ひとりで待ちぼうけ。
・雨が降り始めると、走る気力がゼロ。。。
・タイムか何キロとか、何らかの目標がないと走る気力を失うコース。
・仮眠室があった。広くけっこう空いているので、テントがなくてもOK。寝袋があってもいいが、なくてもたいして寒くない。
・22時からコーンスープが提供された。
・深夜0時からはカップラーメンがサービス。
・国立競技場のトラックは柔らかく、足への負担がアスファルトより小さい。

大会名:2011 フライデーナイト・リレーマラソン in 国立競技場 春大会
会場:国立霞ヶ丘競技場(東京都新宿区)
開催日:2011年4月22日(金)スタート19:00~
主催:アールビーズスポーツ財団
運営協力:株式会社ラントップ

種目/参加資格/参加料/表彰/定員(予定)
種目 参加資格 参加料 表彰 定員
12時間リレーマラソン 18歳以上の健康な男女
(20歳未満の方は保護者の同意が必要) 8,000円×1名
6,500円×2~6名
6,000円×7~12名 1位~6位 200チーム
(最大2,400名)
3時間リレーマラソン 18歳以上の健康な男女
(20歳未満の方は保護者の同意が必要) 5,000円×1名
4,500円×2~6名 1位~6位 200チーム
(最大1,200名)

ルール
(1) 1チーム1名~12名(12時間)または1名~6名(3時間)とします。チーム構成は自由です。
(2) 1人1周(約1.4km)以上走って、次走者にリレーします。
(3) たすきリレーは、定められたリレーゾーン内で行ってください。
(4) 3時間、12時間での走行距離の合計を競います。
(5) 1チーム1人以上マネージャーをつけてください(選手兼任可)。
(6) 登録メンバー以外の出走(代理出走)は失格の対象となります。
(7) 走行に不適当、または危険と見なした場合、競技を中止させることがあります。

大会スケジュール(予定)
4月22日(金)
 17:30 開場(受付17:30~)
 18:50 オープニングセレモニー
 19:00 12時間リレーマラソン、3時間リレーマラソン スタート
 22:00  3時間リレーマラソン フィニッシュ
 22:30  3時間リレーマラソン 表彰式

4月23日(土)
  7:00 12時間リレーマラソン フィニッシュ
  7:30 12時間リレーマラソン 表彰式・閉会式

4 thoughts on “リレーなのに一人で12時間走の不思議。

  1. teratownさん、こんばんは。

    お疲れさま。
    12時間のリレーに1人でエントリーなんていい根性してるよー。
    でもそんな人が20人もいたなんて、
    それぞれの人にそれぞれの理由はあったのだろうけど、
    少しおかしくなっちゃった(ごめん)。
    走り抜いたteraちゃんには大拍手!

  2. momomo さん

    1人で出ている方は、みなさん淡々と走り続けていらっしゃいました。
    僕は友達が来てくれたりして、楽しんだからこそ走れましたが、1人では到底無理でした。

    国立競技場で走れたのは良い思い出になりました。

  3. 12時間レースに一人ででようなんていう考えすら浮かびませんけど。(笑)
    鉄人への一歩かな。
    先日テレビで世界一過酷なアドベンチャーレースをやってました。8日間600キロ、あんなふうになっちゃうのでは、って気がしてきました。

  4. maru さん

    あの大会はみんなで楽しくでるのが正解な気がしました。
    次でる時は友達とチームを組もうかなと思います。

    その番組はパタゴニアのアドベンチャーレースですかね?
    チームイーストウィンドが取材されていたみたいですね。
    アドベンチャーレースも興味ありますが、お金と体力、技術との相談な感じです。

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