三浦半島を縦に貫く5時間35分46秒

UTMFに向けて、体を慣らしておこうと思って、ちょくちょくトレイルのレースを入れている。
そんな中のひとつが今回の三浦半島縦断トレイルラン大会。

ということで、特に目標タイムとかは決めずに、あまり飛ばすことなく、捻挫とかの内容に安全走行して完走が目的。
42キロほどの山道を走るLSD(Long Slow Distance)トレーニング。

今回の三浦半島縦断トレイルランのコースの一部は過去に2回来ている。しかし、レースと同じコースを全て走っていないし、ナイトランだったりしてコースは詳しく知らなかった。

コース表示がないという噂があり、道迷いに注意とのことだった。結果的には、少し迷うところもあったが、表示はかなりの部分にあり、大きなコースミスはしなかった。

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で、今日は朝5時に起きて、食事や膝と足首にニューハレのテーピング。
6時の電車で港南台駅を目指す。西の空には満月の月が輝いていた。目線の位置ぐらいの低さだったので、非常に大きく感じた。昨夜は東の低い空に同じ満月を見ていた。ああ、半日がたったのか。その間に月は少しずつ天に弧を描いていたんだな、と実感した。

京浜東北線で、港南台駅に7時30分に到着。受付をする。今回は靴にチップを着けるのではなく、指に巻き付けるものだった。ロゲイニングで使ったものに似ていた。走り抜ければ計測されるよりはめんどくさいが、まあ特に問題はない。着替えて、ハイドレーションにアクエリアス&MUSASHIを入れて、準備。荷物をトラックに預けて後はスタートを待つ。

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このスタート位置が分かりづらくて驚いた。スタートという大きな看板などがない。ビニールテープで区切られたところから8時30分にスタート。スタートの合図は、笛。なんとも地味な感じでびっくり。盛り上がりには欠けるが、走るだけなので気にしない。最初は住宅街を抜けて、トレイルに入った。

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このコースは2,300メートルの山をひたすら登ったり下ったりする。全長42キロというと北丹沢山岳耐久レースと同じぐらいの距離だが、アップダウンが少ないからこっちの方が楽だ。

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エイドがどれぐらいあるか分からなかったので、エイドがゼロでも走りきれるだけの食料と水を持った。水は2リットル。おにぎり2つ、チョコスティックパン、チョコレート系のお菓子、カロリーメイト4袋、ジェル4パック。しかし、エイドが充実していたので、持って行ったものは食べなくてもすんだ。水も700mlぐらいあまった。エイドでは、バナナ、いちご、パイナップル、かりんとう、大福、水などがあった。

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チェックポイントが13カ所もあって、その度に指に着けたチップをかざして、計測。ぬかるんだ山を登り、階段を上り、草で生い茂る狭いトレイルを駆け下り、住宅街に出て、切り立った岩を抜け、砂利道を走り、草原のようなところを走り、広大な畑の中を抜けて、最後は砂浜を走ってゴール。コースは変化に富んでいた。

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最近は5時間以上かかるレースに出ていなかったのと、トレイルへあまり出かけていなかったので、下りの足さばきがイマイチだったのと、後半は足が重かった。特に最後の道路と砂浜が平坦なのにスピードがでなかった。

とは言え、天気も良かったし、眺めも楽しめたし、前後に人がいない時間も多く、気楽に楽しく走ってゴールできたので良かった。最後の砂浜を走るのは初めてでなかなか楽しかった。砂漠のレースに出る前は、砂浜でトレーニングするのかなと、考えながらゴールした。ゴールではおでんも無料で振る舞われた。

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三浦海岸駅から東京に戻って、東京体育館でスイム。下半身に集まった血液が、水圧で上に戻されるし、筋肉もほぐれる。さらに、ストレッチと風呂でマッサージ。とても気持よかった。

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◆今回学んだこと

・サポートタイツとかコンプレッションタイツはしっかりと股の下まで上げる。
 股したに空間があると股擦れする。股擦れ防止

・体をロングの距離にならしておく。3時間ぐらいしか走っていないと、体が長距離仕様になっていない。
 UTMFは超ロングなので、それにむけて体を長距離にならしておく。

・途中でストレッチが重要。足が重くなったらストレッチを心がける。
 走るフォームも崩れると余計疲れるので、美しいフォームを保つ。

・昔よりもレース中に食べる量が少なくてもすむ様になった。
 たくさん食料を持ちすぎなくてもOK。

◆個人結果
レースナンバー:1016
時間:5時間35分46秒
男子20歳代:16位
男子総合:103位

◆大会概要
実施期日 2011年2月19日(土)
トレイル比率;未舗装85%:舗装15%
距離 42km (26.2mile)
受付 旧港南台高校前、つぐみ団地レク広場
交通 JR港南台駅下車、徒歩5分
スタート つぐみ団地レク広場
ゴール 三浦海岸琴音バス停前浜辺(京急三浦海岸駅下車、徒歩8分)
制限時間 8時間
受付  7:30~ 港南台高校
開会式  8:00~8:25 港南台つぐみ団地グランド
スタート  8:30~ (ウェーブスタート、1分毎)
ゴール制限 スタート後8時間(16:30~)

◆コース概要

スタート(つぐみ団地グランド)→大丸山(156m)→朝比奈切り通し→六浦→田浦→
鷹取山(189m)→沼間・逗子→乳頭山(178m)→畠山(205m)→木古庭→大楠山(241m)→
山科台→光の丘→武山(200m)→津久井浜(0m)→三浦海岸(0m)42km(26.2mile)ゴール、

<実際に食べたモノ>

・アクエリアス 1.2リットル(持って行ったのは2リットル)
 アクエリアスにMUSASHIのリプレニッシュを追加
・VAAMジェル 1本
・カロリーメイト 1本

※エイド
・水4杯
・バナナ 1/2本
・オレンジ 1個ぐらい
・いちご 5、6粒
・かりんとう 15本ぐらい?
・梅干し 2つぐらい

<実際の服装>
・ルーファス(グゴリー)
・adizero XT 26cm《アディダス》
・帽子
・ニューバランスのラン用短パン
・時計(BARIGO)
・靴下(ユニクロ  25-27cm)
・スパッツ 4DM ロング
・長袖コンプレッションウェア (ジェイハンナー)
・Tシャツ マウンテンハードウェア
・ニューハレのテーピング 両膝と両足のくるぶし
・パンツ ユニクロ シルキードライパンツ
・軍手
・レインウェア (ブルックス) 着なかった

<実際にレースに持って走ったもの>
・携帯電話
・地図(ビニール袋に入れる)
・財布(お金、カード最小限、保険証) 使用せず
・ゴミ袋
・カメラ
・おにぎり2つ
・チョコチップパン1袋
・チョコレート系のお菓子
・カロリーメイト4袋
・ジェル4パック
・アクエリアス 1.2リットル(持って行ったのは2リットル)

<荷物預かり所に置いていったもの>
・靴下
・速乾性長袖
・ヘッドライト
(レース後の着替え)
・パンツ
・靴下
・シャツ
・ズボン
・エアサロンパス 使用せず
・音楽プレイヤー(iPod) 使用せず
・タオル 使用せず
・膝のサポーター 使用せず
・足首のサポーター 使用せず
・トイレットペーパー 使用せず
・水着

<上記にないが忘れてはならないもの>
・大会参加ハガキ
・ゼッケンなど

5 thoughts on “三浦半島を縦に貫く5時間35分46秒

  1. teratownさん、こんばんは。

    すごいなあ。
    40㎞以上も山の中を走って、
    いくら回復のためとはいえ、帰ってから水泳するなんて。
    こちらは軽い山登りのあとも温泉とビールとラーメン。
    山で使ったカロリーの何倍も補給してるよー。

  2. momomo さん

    走った後の水泳は気持よくて良いですよ。
    さっぱりする気持よさと、筋肉がほぐれる気持よさがあります。
    おかげで、今回もほとんど筋肉痛はなしでした。

    僕も普段は運動した後にのみに行ったりして、摂取カロリーが勝ってしまうのが悩みでもあります。でも、それがまた楽しいので止められません。

  3. すごすぎる。
    スイムまでやっちゃうなんて。

    今日(24日)、東京マラソンの受付にいったら、鏑木さんがちょーどトークショーをやっていてUTMFの話をしていました。

  4. またはねられているみたい。maruに変えてみます。

    すごいよね。
    トレイルランだけでも大変なのにスイムまで。

    今日(24日)、東京マラソンの受付に行ったら、
    ちょうど鏑木さんがトークショーやっていて、
    UTMFの事を熱く語っていました。

    100マイルははっきり言って厳しい!と。

  5. ○さん

    スイムは運動と言うより、リラックスな感じです。
    ダッシュとかはせず、自分のペースで1000メートルから1500メートル泳ぐのは本当に体がほぐれて気持ちいいですよ。

    もう、受付されたのですね!
    それも鏑木さんのお話も聞かれたとは。
    やはり100マイルは想像絶する世界だと思うので、しっかりと準備して望みたいと思っています。それだけ楽しみも大きいです。

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