日別アーカイブ: 2009/1/15 木曜日

ケーキの上にさくらんぼは載せれなかったが、ケーキはおいしかった。

イランの旅行記を書く時間が取れないので、草稿段階でキープしてあったものアップします。ちなみに草稿のものは400近く残ってる。。。明日からはイラン旅行来かけるはず。はず。

ケーキの上にサクランボを載せることはできなかったけれども、ケーキ自体はとても大きくて美味しかった。決して忘れることはありません

昨年末、イランに行く直前に見たニュースから。手漕ぎボートで太平洋横断を試みていたイタリア人がゴールの本当に直前でリタイアしたとか。その時の言葉が印象的だったので、メモしてありました。印象的な理由は二つあって、ひとつは比喩表現としてセンスあるなぁと感じたこと。あとひとつは、物事に取り組むスタンスとしていいなと感じたこと。最終的に成し遂げたいことを達成したいし、達成できればそれがベストだと思う。しかし、常に達成できるわけではない。そんな時、言い訳がましくなく、素直にこんなことが言えたらいいなぁと思う。達成はできなかったけれど満足いく取り組みができたんだろうなと。

手漕ぎボートで太平洋横断の伊冒険家、ゴール目前で救助を要請

12月13日 AFP】手こぎボートで太平洋の単独横断を目指していたイタリア人冒険家が13日、10か月におよぶ1万8000キロの旅のゴール直前で悪天候のため救助された。

 アレックス・ベリーニ(Alex Bellini)さん(30)は、2月21日にペルーのリマ(Lima)を出発した。13日にオーストラリアに到着し、史上5人目の太平洋単独横断を成し遂げるはずだった。

中略

ベリーニさんは、あと一歩のところで今回の冒険を成し遂げられなかったことを「特殊な出来事」と表現。「残念だとは思っていません。がっかりなんて全然していませんよ。自力で陸に到達することはできませんでしたが、(太平洋を)渡ることはできたんだから。ケーキの上にサクランボを載せることはできなかったけれども、ケーキ自体はとても大きくて美味しかった。決して忘れることはありません」と満足気に語った。ベリーニさんは、単独の手こぎボートでは最長となる295日間の冒険を達成したことになる。

英語の原文も見つけたので、貼付けておきます。シンプルな英語で分かりやすくていい。英語ネイティブじゃない感じがして、同じ俺としては親近感わくし分かりやすい。

“I’m not disappointed. I’m not disappointed at all,” he told AFP.

“I’ve been not able to reach land… but the crossing has been made.”

The Italian, who has now completed the longest solo row in history at 295 days, said he was happy with his achievement.

“I didn’t put the cherry on top of the cake,” he said. “But the cake is very good, very big and I will never forget about it.”

日本語
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2549494/3609894

原文
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5iVw62vKFVIAZQgERUqoJGqqytCmQ

送信者 イラン

[イランの写真はもったいぶって、モスクワにて。天を見上げる子供たち。この世の中にはどんなケーキがあるのかなぁ。](PENTAX K10D ISO: 200 露出: 1/200 秒絞り: f/5.0焦点距離: 45mm)