日別アーカイブ: 2008/6/3 火曜日

日常の中に非日常がポコッと顔を出す

マラソンは友達と出場した。
阿佐ヶ谷ご近所の本郷さん、ボリビアのラパスであったアキさん、そしてアキさんの友達。
走ったのはこの4人。そしてアキさんの奥さんが応援に。

マラソン後、5人で日暮里へ行き、駅前の中華料理屋へ。
芸大に通っていた頃、幾度となく来た店。
中国手打拉麺 「馬賊」
麺を手作りしていて、コシがあってなかなかうまい。

僕が昔この近くに住んでいたということで、この店をチョイスした。
担々麺、餃子、ビールを食す。
うまい。腹ぺこだったおなかも、満腹になる。

満腹になると、汗をかいた体が気になり始める。
人間の欲求が表面化する順番というのは、実に理にかなっていて、かつ際限のないものだ。
腹が満たされれば、次は肌のべたつきを快適にしたくなる。

シャツにも白い塩が吹き出し、腕にも塩で白いつぶつぶが。
銭湯に行きたい。さっぱりしたい。
うちの近くの亀の湯が恋しくなる。
亀の湯とは、僕が愛してやまない銭湯だ。

最近、亀の湯に行けてなかったので、さらに亀の湯への思いは募る。

阿佐ヶ谷には銭湯が多い。
うちの近くだけ、かつ僕が行ったことのある銭湯だけでも、平和湯、天徳泉、玉の湯など。
でも、僕は亀の湯が大好きだ。

好きなポイントを挙げればきりがない。

脱衣所が広い、洗い場も広い、湯船も広い、天井が高くて開放的、
新聞がおいてある、ティッシュもある、ドライヤーはただで使える。
お客さんがそんなに多くないのもよい。
体重計があり、体脂肪も測れる。血圧計もある。
ちなみに今日は体脂肪率14% 最高血圧101 最低血圧57 脈拍数76だった。

銭湯は、いや亀の湯はほっとする。
僕は基本的に日曜日の夜に亀の湯に行く。
日常の中に非日常がポコッと表れる。
そんな感じ。

マラソンの後の亀の湯は幸せだった。