日別アーカイブ: 2006/9/17 日曜日

あの時のように

金曜日は久しぶりに新宿で茂木さんなどと飲む。
たまには、10月から授業こいよといわれ、あの時のように芸大に通いたいという思いが強くなった。

思えば、2年か3年前ぐらいに通い始めた。芸大。
他の用事を移動させてでも、最も優先させていた。
なぜかは分からないが、そうしていた。

金曜日の夜、二郎の話になって行きたくなり、土曜日一人で二郎に行った。
そして、あの時のように並んでただひたすら待った。
この待ち時間が僕にとっては最高の読書時間で、いろいろな本を読んできた。
今回は星野道夫さんの「旅をする木」。

いつものように、おっちゃんはラーメンを作っていた。
当たり前なのかもしれないが、俺が来ていない時も毎日毎日あのラーメンを作り続けているのだろう。
それが、なにやら不思議でならない。 
そして、あのおやじをタダひたすらすごいと思うし、あのおやじの笑顔は何か僕たちに勇気を与えてくれる。

その後、あの時のように大学へよった。
土曜日だから人は少なかったが、いつもの大学がそこにはあった。

その時こみ上げてきた感情が今までとは違っていた。
というのは、小学校や中学校、高校などの母校に行って湧き上がってくる感情と違っていた。

大学では色々な経験をさせてもらった、感謝そんな思いがこみあげてきた。
大学にというよりも大学時代に、といった方が適切なんだろうと思う。

教室に行き、椅子に腰掛けようと思ったが、なにかまだ早い気がしたとので、キャンパスを歩き帰った。

茂木さんに、大学時代にやりたいことやっただろ、チベットにも行ったしといわれた。
と同時にお前みたいに初めからアカデミズムにいない奴はそれでいいとも。

なんか、大学と言う場所で授業を少し受けたくなった。